認可保育園入園はやっぱり厳しい……という話

   

最近の娘ヨーちゃん、絵本だけでなく踊りもブームです。

きっかけはNHKの2020応援ソング「パプリカ」。昨年秋、保育園の運動会に向けて(2歳児クラス中心に)毎日踊っていたらしく、いつの間にかヨーちゃんも歌が流れると踊るようになりました。

ただ、まだ立位と歩行は安定していないので、手だけで踊っています。「パプリカ、花が咲いたら」の部分でつぼみを咲かせたり、「一番星」で手をぶんぶん振ったりしています。「いないないばぁ」の「ピカピカブー」も好きです。

ぎこちない動きと、踊った後のドヤ顔がかわいいです。去年の今頃、赤ちゃんかわいいなぁ……と思っていましたが、1歳児育児も相当楽しいですね。



さて、今日は「認可保育園」の話です。12月に自治体で入園申し込みが締め切られました。結果は今月出ます。

わが家の保育園についてのこれまでの記事はこちらです。

0歳の3月に保育園入園を決意し、なんとか認証保育園(認可外)に入れてもらいました。さらに認可保育園への1歳4月入園を目指してきましたが、やはり厳しそうだというのが今の実感です。

応募状況を見て「だめだこりゃ」と実感

申し込み締め切り後、応募状況が公開されました。

空き枠数と申込者数を見て、瞬時に「あ、だめだこりゃ」と思いました。倍率の高さもさることながら、空き枠と希望者の数字の乖離で、どれだけの子どもが保育園に入れないのか、保活の厳しさがすぐに理解できました。

認可園入園は厳しい…
認可園入園は厳しい…

私はときどき、根拠なく楽観的になることがあります。認証保育園に入れたので、もしかするとヨーちゃんの年度は比較的余裕があるのかも、と勝手に思い込んでいたようです。

しかし、ふたを開けてみたら、1歳入園の希望者の多いことよ……。0歳時点で待機になったお子さんや、1歳まで入園を控えていたご家庭が多かったのかもしれません。

危機感が薄すぎました。かといって、これ以上とれる点数がないので、現状は何もしようがありません。

保育園入園基準について思うこと

保育園、まだ落ちたわけではないのですが、ダメだとしたら一つハッキリしている敗因があります。

それは、希望園を絞ったことです。

人気のない園だったら入れた可能性がありました。実は、一番近い保育園は倍率が低かったにも関わらず、希望しなかったのです。見学に行って雰囲気はよかったのですが、園庭がないだけでなく、外遊びができるめぼしい公園が近くにありません。お子さんを通わせている親御さんに失礼かもしれませんが……私はその園に3歳以降も預けることにためらいが生じました。

つまり、「どこでもいいから預けたい」という気持ちにはなれなかったのです。この時点で私の保活はアウトだったのだと思います。

以前、知り合いママさんと話していて、「5歳まで預かってもらえたら(どこの園でも)万々歳」と言っていたのが印象的でした。子育てに正解はありませんが、仕事復帰が最優先なら、この考え方が必要だったのかもしれません。

しかし、点数については思うことがいろいろあります。倍率が高い地域だと、誰もが何かにもやもやしているでしょうし、声高に問題を指摘している人たちも少なくないと思います。

その一つが、所得による比較です。保育園は福祉だと思えば、所得が低い人が優先されるというロジックは理解できます。

お子さん2人を抱えて突如シングルマザーになり、仕事と子育てに非常に苦労された方を知っています。年度途中だったため希望園には入れず、遠くの別々の園に車で送迎した挙句、フルタイム+残業の仕事をこなされたそうです。過酷な状況で体も痛めたそうですが、翌年は無事希望園に転園できたそうです。このような事情の方が優先されることにはまったく疑問を感じません。

ただ、親の年齢と所得は比例する傾向があります。生涯年収は同じかもしれないし、そもそもそれまでに収めてきた税金や、仕事復帰した場合に収める税金などを考えると、所得で順位をつけることに不満を漏らす人たちの気持ちもよくわかります。

私が住む町にも突出して人気の認可園があります。児童館でお母さん同士が保活の話をしていた時、そこに入園できたことを嬉しそうに公表した方がいたのですが、微妙な空気が流れました。。

どこの自治体も、それぞれ検討を重ねて基準を設けているとは思います。しかし、みんなが納得できる仕組みづくりというのは難しいとつくづく感じます。



認可園に入れなかった場合のオプション

現在の認証保育園に通いながら認可園の申し込みは続けます。2歳、3歳はさらに枠数が減りますが、区も新規園の開園を頑張っているので、希望はあります。

それでも入園がかなわなかった場合はどうなるのか。認証は2歳までなので、3歳から……

  • 区立こども園(延長保育あり)
  • 私立幼稚園(延長保育ある園もあるが長期休みあり)
  • 区立幼稚園(延長保育なし)
  • 区外の幼稚園やプリスクール?(調べてない)

なんというか……やはり、保育園に入れなかったら仕事は難しい、というのがよくわかりました。とりあえず、第一希望はこども園の「短時間保育+延長保育」ですが、入園は抽選なので、運次第です。

習い事とか、ほかの預け先があるかもしれませんが、お迎えや移動のことを考えるとやはり手間がかかりそうで……。引っ越しの可能性があるし、先のことなので状況の変化など分からないことも多く、思考停止してしまいます。

今後どうするかについて考えなくては

気楽に構えていた1歳4月の認可園入園。厳しい現実を目の当たりにして、改めて今後について考えなくてはと思うようになりました。

忘れないようにしたいのは、「一番大切なのはヨーちゃんのこと」だということ。時々切羽詰まると、頭の中で優先順位がおかしくなるのですが、冷静になったときに「ここに立ち戻らなくては」と何度も思い返しています。

3歳が見えてきたとき、「幼稚園に入れたい」と強く思えれば、恐らく仕事を諦めることに躊躇はなくなると思います。しかし、認可保育園から幼稚園に移るのは、恐らくそれほど難しくありませんが、その逆は非常に困難と思われます。だからこそ、5歳まで保育園の枠を担保しつつ、3歳以降についてはその時期が近づいたら考えたいと思っていました。

保育園の点数のように、考えてもどうにもならないことについて考えるのはやめます。ただ、他の選択肢についてはそろそろ本気で調べていく必要がありそうです。

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