1歳までの「育児用品リスト」(1)
娘ヨーちゃんが(修正)1歳ごろまでに使用した育児用品について、まとめました。
この記事、実は修正6か月過ぎに書き始めたもので、公開まで1年以上もかかってしまいました。それでも漏れ抜けがありそうなので、思い出したものがあれば随時アップデートしていこうと思っています。
前後編に分けているので、 「1歳までの「育児用品リスト」(2)」 もぜひご覧ください。
なお、リストはざっくりした内容にとどめ、詳細なレビューは別途カテゴリー別に書きたいと思っています。
「育児用品リスト」作成について
育児用品は、安定期に入ったら揃え始めた方がいいとよく耳にしました。ネットで買える消耗品などはネットで買えばいいと思いますが、抱っこ紐やベビーバスなど、実物を見たいものは安定期に夫とベビー用品屋に足を運んでいました。
この育児用品を揃える作業ですが、私はわりとしんどかったです。あまり楽しめませんでした。何が辛かったかと言うと、情報が多すぎだったこと。
最初に準備するもののリストを作成しようとしたのですが、ネット、雑誌、チラシなどなど、あらゆるメディアにこの「育児用品リスト」が存在し、一体どれを基準にしていいのか混乱しました。基本的なものは共通していますが、微妙な違いが存在しました。その取捨選択が私には難しかったです。
最終的には参照するリストを3つくらいに絞り、それらをスプレッドシートにまとめました。そして周囲の子育て経験者の方々数名に意見をいただき、追加と削除を繰り返して自分なりの育児用品リストを作り上げました。
このやり方がベストだったかは評価しかねていますが、メディアや企業の広告に踊らされた無駄な買い物は、あまりしなくて済んだと思います。
また、育児用品は、実際に育児を始めないと相性がわからないということも実感しました。赤ちゃんとの相性、使う親との相性、そして生活スタイルや家との相性です。
私は恐らくその辺の懸念がありすぎて……つまり、買った後に使わなかった場合のリスクを恐れすぎたために、リスト作りも難航したのだと思います。ある程度想像しながら選ぶことになりますが、合わなかったときは諦めるしかないと思います。(特に赤ちゃんとの相性はどうにもならない(笑))
育児用品はミニマムに、かつ使わなかったら諦める気持ち……これが大事なのではと思いました。
と、前置きが長くなりましたが、以下がだいたい1歳ごろまでに使った育児用品のリストです。カテゴリー別にリストにしました。また、新生児期から必須だったものには★印をつけました。
沐浴用品
- ベビーバス★
- 手桶(100均)★
- 石けん(泡タイプ)★
- ガーゼ(洗い用)★
- バスタオル★
- 綿棒★
- 保湿剤(ベビーローション/ワックス/オイル)★
- マット (湯上がり後に使うビニールマット)★
- スポンジ(ベビーバス掃除専用)
- バスチェア(3か月から使用)
一か月しか使わないベビーバスの購入は賛否両論あるようですが、高額なものではないので、悩んだ挙句買いました。通常の浴槽型のものと、折りたためるタイプ、空気で膨らませるタイプなど収納を考えたタイプと迷いましたが、使用期間が過ぎたら処分しようと思ったので、使い勝手を重視して浴槽型のものにしました。
結果的にはとても使いやすかったので、満足していますが、そのほかと比較していないのでなんとも言い切れません。
ベビーバスは一か月半ほどで卒業し、現在は一緒にお風呂に入っています。(知人の娘さんにお譲りしました。)
私は膝の上でヨーちゃんの体を洗っていますが、夫は西松屋の簡易なバスチェアを愛用しています。ベビーバス卒業後は直接泡で体を洗っているので、ガーゼもお風呂では使わなくなりました。
石けん(泡タイプ)は「arau」を愛用しています。いくつか試しましたが、ヨーちゃんにはこれが合っているようでした。好みが分かれそうですが、香りも好きです。
また、湯上りに体を拭いたり洋服を着せたりするマットには、イケアのSKOTSAM ベビーケアマットを使っています。これは安っぽいつくりながらも使いやすく、現在も愛用しています。
衣類
- 肌着★
- 半袖ウェア/長袖ウェア(カバーオール)★
- 帽子
- アウター、ケープ類
- スリーパー
- おくるみ
- スタイ
新生児期の衣類は、ほとんどお古でまかないました。そのため、何がどれくらい必要かなどの検討はほとんどしていません。
ただ、肌着は安いものでも新品のものが気持ちよかったので、ユニクロを買い足しました。あまりの使い勝手と品質の良さに、サイズアップ後も肌着はユニクロを買い続けています。
退院後1か月ほどは暑さがまだ残っていた時期だったので、しばらくは肌着一枚で過ごし、半袖ウェアは時々着る程度でした。気温の変化とともに薄手の長袖ウェアを着るようになり、冬はキルト生地などの暖かい長袖ウェアを着ています。
また、10月くらいから寝るときにスリーパーを着せていました。お祝いでいただいたのですが、抱っこする方も気持ちの良い肌触りで、あまりの気持ちよさに洗い替えを1枚買い足しました。3か月くらいから足バタバタが激しくなり、寒さも深まってきたので、スリーパーは必須でした。
帽子は、ヨーちゃんは毛が薄いため(笑)外出時の必須アイテムになっています。赤ちゃんの帽子をかぶった姿はかわいいです。
ただ、手袋や靴下は使っていません。足先を覆うタイプのカバーオールも着せていません。靴下、手袋もお古でいただきましたが、発達に良くないと何度か耳にしたので、使っていません。(足を覆うタイプのロンパースも着せていません。)真冬も、どうしても気になるときだけ靴下をはかせましたが、室内では脱ぎました。
おくるみはかなり使っています。バスタオルでも代用可能ですが、重くて乾きづらいのでガーゼのおくるみを愛用していました。そして、暑さが残る頃は抱っこ時だけでなく肌掛けに使い、寒くなったのちはバウンサーのシートにかけて使っていました。
もともと2枚用意していましたが、吐き戻しが多くよく汚れたので、洗濯が間に合わず足りなくなりました。お祝いのリクエストでもう1枚追加。計3枚を使いまわしています。1枚はすでに毛玉だらけになるくらい使っています。
スタイは、手作り品をお祝いでいただきました。よだれが出ること出ない子で使用頻度が異なるようですが、ヨーちゃんは吐き戻しが多かっただけでなく、よだれも修正2か月くらいから出すようになったので、愛用しています。出先で大泣きした時、保健師さんがスタイで涙を拭いてくれたこともありました(笑)。
離乳食開始後は、裏が防水加工されたものが役に立っています。スタイはデザインだけでなく、目的で使い分けています。
調乳用品
- 哺乳瓶、乳首★
- 粉ミルク★
- 液体ミルク
- 哺乳瓶消毒グッズ★
- 母乳パット★
- 授乳クッション
調乳用品は、母乳かミルクかで用意するものが異なりますし、買おうと思えばネットですぐに買えます。そのため、事前に買うのではなく出産後、入院中に買った方がいいと言われていました。ヨーちゃんがNICU入院中、看護師さんからも調乳用品を揃えるのは退院間際でいいと思う、と言われていました。
結果的にわが家は混合になり、両方のものの用意が必要になり、上記のものを揃えました。
哺乳瓶、乳首は「超低出生体重児の高齢母、直母の苦労話と混合育児の現在」で書いたように、ピジョンの母乳相談室と母乳実感を使っています。
粉ミルクは退院当初、未熟児用ミルクを使っていましたが、不足していたリンは病院からサプリメントを出していただき、普通の粉ミルクに切り替えました。扱いやすいキューブタイプを現在も愛用しています。
液体ミルクは授乳期途中で販売開始になったのですが、外出時に持っていくのに便利なのでいつも数個ストックしていました。
消毒ケースは、私は3種類も使いました。ミルトン専用ケース、除菌じょーず、ピジョンの消毒ケースの3つです。搾乳していたころは、搾乳機のパーツが多かったため、大きいミルトン専用ケースを使っていました。
搾乳を止めた頃は一度に消毒するものが減ったので、レンジ消毒に。ただ、使っているうちにやはり薬液消毒の方が楽だと感じ、ピジョンの「電子レンジスチーム&薬液消毒ケースそのまま保管」という薬液もレンジも使えるものに切り替えました。最終的にはこのケースを薬液消毒のみで使っていますが、ミルトンのものより小さくて現状に合っています。
授乳クッションは枕でも代用できそうですが、月齢が若いころは安定してよかったです。今でも夜と朝の授乳に使っていますし、ときどき私の枕にもなっています。
上記のほか、搾乳していたころと授乳期前半はおっぱいの痛みに悩まされ、メデラの乳頭保護クリームをよく使っていました。乳頭保護器も用意していましたが、こちらは結局使わずじまいでした。
おむつ関連
- 紙おむつ★
- お尻ふき★
- 紙おむつ用ビニール袋★
- おむつ用ゴミ箱(ブランバシア)★
- 使い捨ておむつ替えシート★
紙おむつは妊娠中に試供品が溜まったので、いろいろ試しました。あまり違いは感じなかったのですが、うちはパンパースはもれました。最終的に体形に一番合っていると感じるメリーズをずっと使っています。お尻ふきはこだわりがないので、いろんなものを適当に使っています。
おむつ使用後の処理ですが、BOSのおむつが臭わない袋を愛用しています。
ただ、毎回これを使うとコスト高なので、うんちの時や外出で持ち帰り時だけです。おしっこの時は100均の黒いビニール袋を使っています。ゴミ箱はブラバンシアを使っており、これらの組み合わせで匂いに困ったことはありません。
おむつ替えシートは、使い捨てのものが役立ちました。離乳食開始前はうんちがゆるかったので、これを敷いておむつ替えすると漏れても捨てられて楽でした。現在は動き回るので使っていませんが、下痢をしたときはコストコのペット用シート(使い捨て)を使っています。
寝具
- 寝返り防止★
- ベビー敷布団、肌掛け、毛布★
- ベビー枕★
わが家は畳に布団の生活だったので、ベビーベッドは用意しませんでした。ずっと3人川の字で寝ています。
最初はファルスカのベッドインベッドエイドを置き、一緒の布団に寝ていました。
ただ、やはり狭いので、途中でベビー布団を導入。甥っ子が使っていた布団を母が保管していたので、それを使っています。また、肌掛けや毛布も甥っ子のものをそのまま使っています。
日中はダイニングのローソファーで横になっているので、ベッドインベッドエイドはそちらで使っていました。(注:ソファの上で使うのはメーカーが推奨する使い方ではないと思います。)
枕は、「サンデシカ 新生児から頭をまあるくケアするベビー枕 The Pillow Baby(ザ・ピローベビー)」を使っています。安定するし、洗濯してもすぐに乾くのでいいです。ただ、寝返りをうつと頭が枕から落ちるようになりました。1歳までは使えないかもしれません。
暑い時期は汗取り枕も使っていました。頭によく汗をかく子や、季節によっては気持ちがいいと思います。なお、パシーマは綿のしっかりした肌触りが気持ちよく、バスタオルや、大人用のシーツも愛用していています。ふるさと納税にあるので、おすすめです。
「1歳までの「育児用品リスト」(2)」に続く。