超低出生体重児ヨーちゃんの「1歳6か月健診」と歯科まわりについて

   

娘ヨーちゃん、ようやく歩行が安定してきました。1歩が3歩になり、3歩が5歩になり、5歩がやがて10歩になり……、と少しずつ歩行距離が伸びていく様子がいとおしかったです。

保育園に迎えに行くと、以前は先生が抱いて連れてきてくれましたが、最近は片手つなぎや、手つなぎなしで歩いてやってきます。その姿は「ヨチヨチ」と音が聞こえてきそうなおぼつかない感じで、めちゃくちゃかわいいです。

ファーストシューズは室内用のものだったので、歩き始めたらあっという間にボロボロになりました。あいかわらず足は小さいのですが、ナイキが小さめサイズでもしっかりした靴を作っているので、ナイキを用意しました。

加えて、後のサイズも続々と用意しており、ナイキ、ニューバランス、アシックス、と3足も用意しています。子供の靴って小さくてかわいくて、なんだか買い物にはまってしまった。。

さて、娘ヨーちゃん、修正1歳6か月でK式発達検査を受ける予定であることは何度か書きましたが、今回は自治体の1歳6か月健診のお話です。

1歳6か月健診を受けることについて

早産児ヨーちゃんは、未熟児フォローアップ外来を受診しているため、自治体の定期健診は「3~4か月健診」以外スキップしてきました。
→「超低出生体重児ヨーちゃんの3~4か月健診(乳児健診)

しかし、1歳6か月健診は久々の集団健診だったので受診することにしました。というのも、1歳半の時点で同じ月齢の子たちにどれだけ追いついているのかを知りたかったからです。

なので、「3~4か月健診」は修正月齢(3か月)までずらしましたが、今回は本来の月齢1歳6か月、修正1歳3か月で行ってきました。



1歳6か月健診当日の模様

仕事の調整がついた夫にも来てもらいました。大人手が欲しかったというより、健診の模様を夫にも見てもらいたかったからです。

会場に着いて想像通りの展開だったのは、「歩いている子がたくさんいること」。走り回ってお母さんを手こずらせている子もいました。ヨーちゃんはまだ歩けず、夫婦二人で交互に抱っこしたり、椅子に座らせたりしていました。(そもそも靴も履いていませんし……。)

また、全体的な体の大きさも、やはりヨーちゃん小さいです。フォローアップの記事に書きましたが、身長においては-2SDなので、100人いれば背の順で前から3番目までの子なのです。

ただ、まだ歩けない子、ヨーちゃんと同じくらい小さめの子もいました。比べるのはいいことではないのですが、成長のペースが同じくらいの子どもいて、少し安心しました。

うれしかったのが、児童館で知り合ったお誕生日が2日違いの女の子とママさんに再会できたこと。ひそかに3か月の成長の差を参考にさせてもらっていたお子さんなのですが、さらに元気に大きく成長しており、その子との差は縮まる感じがいたしませんでした(笑)。

順番を待つ間、スタッフの方から「いやいや期」と「トイレトレーニング」についての説明がありました。ヨーちゃんについては少し先の話かなと思いつつも、その時期に備えて意識するのにいい機会になりました。

保健師さんとの面談

ヨーちゃんは今回、医師による発達検査はスキップしました。フォローアップ外来に通っているためです。ただ、保健師さんとの面談はありました。

まず、私がいろいろ質問を受けました。つかまり立ちや伝い歩きが始まった時期や、言葉の表出などです。ヨーちゃんが場所見知りしたのか、暴れ始めたので夫がいてよかったです。部屋にある大きいベビーベッドに連れて行って遊ばせてくれました。

保健師さんとの面談時、夫が娘の相手をしてくれて助かりました
保健師さんとの面談時、夫が娘の相手をしてくれて助かりました

こういった成長の確認は本来、母子手帳に記録すべきことなのですが、私は書くのを忘れてしまいます。ブログにはせっせと書いているのに……。時期がはっきしりない項目がいくつかあって恥ずかしかったです。

私への質問が終わった後、ヨーちゃんへの直接の発達確認もありました。

小さな積み木を積ませてみたり、動物を指さしてなにか認識できるかを確認したり。家で積み木は積んでいるし、犬はわんわん、など認識しているのですが、いかんせん騒いでいたので、その場では何もできませんでした。

最後はクレヨンでの殴り書きチェック。この日まで「書く(描く)」ことをさせてこなかったので、私がびっくり(もしかすると保育園でやったことがあるかもしれませんが……。)。ヨーちゃんもきょとんとして、無理やり握らされたクレヨンは書くことなく、画用紙に力強く打ち付けるだけでした。

これで面談はおしまいでした。試験だったら落第かも、みたいな内容でしたが、何も言われませんでした。フォローアップを受けているし、全然ダメということでもなかったと思います。

なお、後日、ヨーちゃん用のクレヨンとスケッチブックを買いました。今は存分にがりがりやっています。

歯科チェックと指導

保健師さんとの面談の後は、歯科医による歯科チェックおよび歯科衛生士さんによる歯磨き指導でした。ヨーちゃんも、成長遅めながらも歯は臼歯もしっかり生えてきており、歯の状態は心配でした。

椅子の上で抱っこして動けないようにし、先生が手際よくチェック。虫歯はないものの、きれいに磨けていないので要注意との結果でした……。

その後、歯科衛生士さんが歯磨き指導をしてくれました。歯磨き指導は以前も、保育園入園前に保健所で受けたことがあるのですが、ヨーちゃんに嫌がられてだんだんと適当になってきた感じだったので、いい機会になりました。

また、今回は夫も一緒だったので、この日以降、時間があるときは歯磨きを手伝ってくれて助かっています。

なお、この健診までヨーちゃんを歯医者に連れて行ったことがなく、歯のかかりつけ医が決まっていませんでした。しかし虫歯リスクがある、との診断を受けたので、ちょうど私が健診で行っていた歯医者さんに後日連れて行きました。

今後、この歯医者さんに定期的にヨーちゃんのお口をチェックしてもらう予定です。



自治体の集団健診に意味を感じる

超低出生体重児、早産児のヨーちゃんは、長期入院に加えて頻繁な通院を経験してきました。なので、私は自治体の健診を少し軽く見ていたきらいがあります。

「病院に見てもらっているから大丈夫」という気持ちと、「自治体が子供の状況を把握するのが目的」と捉えていたからです(←偉そう)。

しかし、3~4か月健診、1歳6か月健診を受け、失礼な考えを持っていてすみませんでした……と思うようになりました。

健康や発達の状態については、やはり病院に頻繁に診てもらっているから大丈夫という気持ちはあります。

しかし、歯科については今回チェックしてもらわなかったら、歯医者さんに行かなかったと思います。「いやいや期」や「トイレトレーニング」の話も、今から意識しておくべきトピックとして役立ちました。

1歳6か月健診をきっかけに家でもお絵かきを始めました
1歳6か月健診をきっかけに家でもお絵かきを始めました

振り返ると、3~4か月健診の時も、離乳食や絵本の読み聞かせの話など、必要なタイミングで必要な情報をもらうことができました。

子育てサポートは、自治体が長年かけて改良を続けてきているプログラムだと思います。なるほどよくできているということを、今回改めて認識しました。

また、健診に行ったことでほかの同じ月齢の子供を見られたのもよかったです。保育園にも、周囲にも、同月齢の子はいません。3か月のずれを見る機会はそうありません。

1歳6か月健診、行ってよかったと思います。

もし、似た状況で健診に行こうか迷っている方がいたら、私は足を運んでみてほしいと思っています。適切な情報やサポートが得られるチャンスがあるかもしれません。

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