1歳までの育児用品レビュー:抱っこひも
0歳児相当の約1年間、いろいろな育児用品にお世話になってきました。育児用品って本当に多種多様。よく使ったもの、あまり使わなかったものなどいろいろでした。
育児用品の良し悪しは、使う人の生活スタイルや性格との相性なんだろうなと思いつつ、主によかったものについて、私なりの感想を書いてみる育児用品レビューシリーズです。
全体的なリストと、簡単なレビューはこちらの記事をご覧ください。
→「1歳までの「育児用品リスト」(1)」
今回は「抱っこひも」の紹介とレビューです。1歳までの……と言っていますが、まだ歩行が安定しないので、抱っこひもは現役です。歩き始めても、しばらくは保育園登園のために使うと思います。
Contents
「3種類の抱っこひも」+「おんぶひも」を持っています
3種類の抱っこひもと1種類のおんぶひもを使いました。入手した順番に以下の通りです。
- ベビービョルン :ベビーキャリア オリジナル
- エルゴベビー:アダプト クールエア
- 北極しろくま堂:おんぶひも
- フェリシモ:抱っこひも
こだわりをもって選んだわけではありませんが、目的に合わせて「どれも役立っているな」と感じています。
それぞれについてレビューしていきたいと思います。
ベビービョルン:ベビーキャリア オリジナル
妊娠中にベビー用品店で購入しました。首すわり前はとても使いやすいと評判で、値段もそれほど高くなかったので他の買い物のついでに買いました。
あまり考えずに選んだにもかかわらず、結果的に一番お気に入りの抱っこひもになりました。また、知り合いの方の出産祝いに贈ったりもしました。
好きな点
- 装着が楽
- デザインがシンプル
- (エルゴに比べて)かさばらない
- 前向き抱っこができる&かわいい
- お値段が手ごろ
苦手な点
- 子どもが重くなってくると肩や背中がつらい
装着は、慣れると本当に楽です。抱えて、抑えて、留める。この3ステップだけで、すっきり抱っこできる感じがとても好きです。デザインは、最初野暮ったいと感じたのですが、エルゴを使い始めたらシンプルさが逆に好きになりました。
11kgまで使えるので、軽量娘のヨーちゃんはまだ使えています。年始の義実家への帰省も、このビョルン+ベビーカーでこなしました。また、現在も時々、保育園登園の際にこのビョルンの前向き抱っこで行っています。前向き抱っこはヨーちゃんも楽しいみたいです。
エルゴベビー:アダプト クールエア
出産後、ヨーちゃんが入院中に用意しました。当時はまだ規制がゆるかった、ふるさと納税でゲットしています。(現在、エルゴをお礼の品にしている自治体はないはず。)
ここ何年かは、ほぼ「抱っこひもの定番」というくらい人気のエルゴ。ビョルンは子どもが重くなると辛いというレビューがあり、ベビービョルン後の抱っこひもとして用意しました。
クールエアを選んだのは、メッシュ素材が清潔そうに見えたからです。洗濯した際、布製より乾きがいいように感じます。(比べていないので想像ですが。)
好きな点
- 重みが腰に分散されるので長時間の抱っこはこれが一番楽
苦手な点
- 大きくてかさばる
- ひもが多くて煩わしい
- 背中のバックルが留めにくい
前出のビョルンオリジナルがあまりにも使いやすかったので、エルゴデビューはかなり遅かったです(修正7か月、月齢10か月ごろだったような)。
初めて使ったときは、腰が痛くなってビックリしました。児童館で「腰が、、、」と言っていたら、先輩ママさんから「それは使い方が合ってるということ」と言われたのを覚えています。
装着に慣れて、子供の体重が増えてくると、確かにエルゴは楽です。ただ、ビョルンに比べてかさばるのが苦手です。保育園では登園時に抱っこひもを預かってくれるのですが、エルゴだとまとめるのが手間だし、大きくて申し訳なく感じるので、結局保育園登園には使わなくなりました。
ちょっと長めの距離を抱っこして歩く際に使うのみです。
北極しろくま堂:おんぶひも
お古でいただきました。おんぶすることにあまりピンときていなかったのですが、あった方がいいかな、程度の気持ちで持っていました。
過去のブログに書きましたが、一時期、おんぶしながら家事をした時期があります(→「育児を「ポジティブ」に受信・発信していけたら、と思う」)。不器用で使えるようになるまで時間がかかり、その後もなんとなく装着が手間で、結局使わなくなってしまいました。
先日、思い立ってこのおんぶで出かけたところ、途中で寝てしまって背中のヨーちゃんが左右にぐわんぐわん揺れて大変だったので、まだ苦手意識が抜けません。
ただ、おんぶ紐は長く使えるみたいなので、また使う機会はあるかもしれません。レビューになっていない内容ですが……わが家の場合、1歳まであまり使わなかったということです。
フェリシモ:抱っこひも
あちこちで好評の抱っこひもです。病院の先生にかわいいと言われたり、保育園のほかのママさんにそれいいね、と言われたり。ベビーカー(B型)を使い始めた頃、持ち歩き用に買いました。
布をクロスさせただけのシンプルな抱っこひもなので、小さくて軽い。また、装着も足に通してマジックテープを止めるだけなので、楽ちん。それでいて布幅が大きいおかげで肩への負担もそれほど大きくありません。ベビーカーのかごに入れて置き、抱っこが必要な時に取り出してさっと使える便利さがあります。
一時期、保育園の登園にはこれを使っていました。
好きな点
- コンパクトで軽い
- 洗濯が楽なので清潔
- 抱っこ姿がかわいい
苦手な点
- 子どもを高い位置に上げるのが大変
- 75cm(10kg)までしか使えない
- マジックテープがセーター類につくと大変
想像以上に活躍しているコスパ抜群の抱っこひもなのですが、75cm(10kg)までしか使えないため、ヨーちゃんは卒業しました。(反り返ると危なくなってきました。)ここにきて、またベビービョルンを多用しています。
まとめ
月齢が若いうちはベビービョルンのオリジナルを愛用し、重たくなってきたところでエルゴに移行。それとは別に持ち運び用にフェリシモの抱っこひもを愛用しました。
フェリシモ卒業後は、なんだかんだエルゴよりベビービョルンがまだ活躍中です。
おんぶひもは装着が苦手で使えていませんが、また使う機会があるかもしれないので、とりあえずとってあります。
以上、たくさんの種類の抱っこひもを試したわけではありませんが、抱っこひも選びの参考になれば幸いです。