「未熟児フォローアップ外来」12回目(2歳6か月)

   

診察後にカフェでおやつタイム
診察後にカフェでおやつタイム

こんにちは。
前回の10月更新から、約7ヶ月空いての更新です。

東京ではその間、3回も緊急事態宣言が出て、今は4回目の緊急事態宣言の真っ最中。オリンピックも開催して、世間はあれこれ慌ただしいです。

一方、娘ヨーちゃんは成長著しく、語彙が増えてだんだんと会話が成り立つようになってきました。

カーチャン、カーチャン、カーチャン、と叫び、カーチャン好き、カーチャンかわいい、カーチャン抱っこして、と連呼して幸せホルモンを誘発してくれます。(トーチャン、ジーチャン、オバアチャン、しぇんせいも好きです。)

イヤイヤ期真っ最中で、しんどいことは多々ありますが、「今が一番かわいい」は一生続くんじゃないか、と思うくらい、いつまでたってもかわいく、自身は親バカになっています。

将来東京オリンピックの映像やコロナのニュースを振り返ったとき、この姿を思い出すのかもしれません。

さて、未熟児フォローアップの12回目の受診の模様です。

これまでの通院の模様は以下の通りです。

退院後の通院記録記事一覧

  • [1回目]修正1か月、月齢3か月
  • [2回目]修正2か月、月齢4か月
  • [3回目]修正2か月、月齢5か月
  • [4回目]修正3か月、月齢6か月
  • [5回目]修正4か月、月齢7か月
  • [6回目]修正5か月、月齢8か月
  • [7回目]修正6か月、月齢9か月
  • [8回目]修正8か月、月齢11か月
  • [9回目]修正11か月、月齢1歳2か月
  • [10回目]修正1歳3か月、月齢1歳6か月
  • [K式発達検査]修正1歳6か月、月齢1歳9か月
  • [11回目]修正1歳9か月、月齢1歳11か月

12回目の今回は、前回から半年あいた修正2歳3か月、月齢2歳6か月の受診でした。(なお、毎回のことですが、実際の受診日とブログの公開日はずれています。)

今回は初めて、内分泌受診はなしで未熟児フォローアップのみの受診。

そのため、いつものフローにある「採血」と「内分泌受診」はなし。「計測」→「フォローアップ外来」のみでした。さらに、フォローアップは朝一の予約が取れたので、さくっと午前の早い時間に終わった通院になりました。

夫の同伴と計測

久しぶりに夫が一緒に来ました。記憶が正しければ…2回目。12回の診察+2回の発達検査の中で、2回目の同伴です。

大人が二人いると、一人でトイレに入れるのが本当に気楽です。コロナに限らず、トイレでは感染の危険があると何かで読み、一緒に個室に入るのはできるだけ避けたいのです。赤ちゃんの頃はベビーベッド消毒するのが手間だったし、今は狭い個室であちこち触るしで、気が張ります。

コロナ禍で、引き続き病院は厳戒態勢。入り口で消毒はもちろん、サーモカメラによる自動検温があり、さらに小児科でも計測前に問診票を記載。親子3人元気で何ら後ろめたいことはなく、問題なく物事が進みましたが、病院なんてところは主に病気の人が来るところですから、厳しいくらいが安心です。

計測は、前回からすでに立位で行っています。その姿はもう、完全に「幼児」。キリッとしつつ、まだオムツですけど…。

身長を測るバーが自動で降りてきて、身長・体重を自動計測。暴れることもなくスムーズに終わりました。

これまではこの後、少し待った後にホルモン値計測のための採血なのですが、今回はそれがないだけでだいぶ気楽でした。採血は大人でも嫌なものなので。

未熟児フォローアップ外来12回目

計測後は、待合室で呼び出しを待ちます。コロナの影響でおもちゃが撤去され、手持ちぶさたな時間です。おもちゃや絵本を持ってきた方がよかったかもしれない。まぁ、うちの2歳児は廊下を探検して往復するだけでニコニコしていましたが。(あまり院内はうろつかせたくないので、小児科近辺のみ。)

そうこうしているうちに、呼び出されて診察室へ。退院後からずっと成長を見守っていただいている先生とのお話です。

診察内容は大体いつも通り。

計測結果、病歴、発達の確認、診察、質疑応答、といった流れです。

まずは計測結果。身長・体重共に-1SDまで来ました…! 修正ではない月齢での評価です。

前回、体重は−1SDだったものの、身長は−2SDで背の低さを気にしていたのです。−2SDでもギリギリ治療の対象にはならないのですが、やはり早産のせいかと気を揉んでいました。

それが−1SDまで追いついてきたことで、少し小さい子、という状態になってきました。

続いて、病歴と発達について。

病歴は、前回(半年前)から無しです。最後に発熱したのは2月ごろの突発のみ。コロナのおかげか、娘の成長かわかりませんが、病気はもちろん、発熱すらありませんでした。すっかり逞しくなりました。

続いて発達の状況について。今日は夫が一緒だったので、夫にもかなり答えてもらいました。結果から先に書くと、ほぼ月齢通りの発達で、なんら問題ないとのこと。保育園で発達の早い子を見ているのもあって、ちょっと遅めなのではと思っていましたが、そんなことはないようで安心しました。

まず、保育園から食事や運動面で、なにか気づいたこと言われていないかと聞かれました。これについてはありません。実は、一度だけお友達を噛んできて衝撃を受けたのですが、一度きりで、さらにまだ話がうまくできないこの月齢にはよくあることなので、発達の診察においては関係なさそうでした。

運動面はジャンプ、階段の登り降りについて。ジャンプはその場で先生に見てもらいました。診察室で場所見知り、人見知りしていた娘は、だんだん慣れてきて、ジャンプは得意げに見せていました。階段は、手すりを使えば登り降りを立った状態で行っています。家は狭いマンションなので階段を使う機会がありませんが、保育園にあるので練習できていると思われます。

トイレは、まだまだです。補助便座は好きで、自分から座りたいといって座るのですが、トイレで用をたしたことはありません。そもそも尿意、便意をまだ伝えられません。ただ、先生曰く、座らせること自体が大事で、もし座らせたタイミングで出たら褒めてあげる、という繰り返し出そうなので、地道にやるしかないのでしょう。

ちなみに保育園でも便座に座らせてもらっているのか、いつの頃からか自分から「トイレ行きたい」と言うようになりました。保育園ありがたや、です。

続いて食事面。フォークやスプーンは使えますか、という質問の答えははい、です。家では甘えて時々食べさせるように促されますが、食欲がある時は自分でせっせと食べています。最近はお箸にも興味が湧いて、用意しましたが、まだうまく使えなくてイライラして終了です。

洋服の着脱では、ズボンが脱げるかという質問があり、これもはい、です。ズボンどころかおむつも脱ごうとうするので困っています。

言語面。おいしい、かわいい、言います! 特に、女子だからなのか、かわいい〜はよく言うようになったなぁと思います。かわいいね、カワイィ〜みたいなやりとりをよくします。

目・鼻・口など、顔のパーツを理解しています。大きい、小さいも理解していて、先生が紙に書いた大きい丸と小さい丸、どちらが大きいか、という質問に指差しで答えていました。

二語文出ています。「パンダ、かわいい」、「公園、行きたい」、そして「トイレ行きたい」も二語文。ボキャブラリーは少ないし、延々と意味のわからない発語を続けていたりしますが、それでも現時点で合格のようです。K式で臨床心理士の先生が言っていたように、本人の話したがる姿勢が大事なようです。

発達は、保育園で受けたお友達からの刺激が非常に大きい気がします。4−5月生まれでさらに発達も早い子がおり、そういった子たちの影響、そして先生のサポートのお陰のように思います。私は保育園に入れて本当に良かったと思っています。

もしもしも問題なし。先生が手袋はめて聴診器を出したところ、何か嫌なことが起こると感じたらしくひと騒ぎしましたが、ここまでで先生にすっかり懐いていたので、もしもしも何の問題もなく終わりました。

最後に、目や耳の話。見え方や聞こえ方に何か違和感がないかという確認です。これは毎回確認があるのですが、まだ視力検査や聴力検査をしないので、普段の生活でそういう仕草、兆候がないかを確認するのです。

あるお子さん例では、見えてはいるものの目線がおかしいと気づき、調べたところ片目の視力が落ちていたことがわかったそうです。

今のところ不安は感じていませんが、検査を受けるようになる月齢まで見守ります。

まとめ

修正2歳3か月、月齢2歳6か月に、12回目の未熟児フォローアップを受診しました。

身長・体重が本来の月齢で−1SDまで追いついてきました。そのほかの発達面も、月齢相応に成長しており、現時点でなんら懸念はないという診断をいただきました。

いよいよ「修正」の卒業を迎える3歳に向けて、娘の成長は、ほかの子どもたちの背中を見ながらようやく追いついてきたように感じています。

ところで、後日知ったのですが、退院してから約2年間、娘の成長を見守ってくれたフォローアップの先生が春に外来から異動になり、もうお会いすることができなくなりました……。

いつかそんな日が来るとは思っていました。先生の異動だけでなく、娘の通院間隔も、今後はもっと開いて行きます。娘が病院に行く頻度も下がりますし、いずれフォローアップ、小児科自体も卒業する日がきます。

しかし、決して長くはない2年という期間も、赤ちゃんの頃からの大きな成長を見ていただいた2年だったので、一抹の寂しさがあります。

とても子ども好きの優しい先生で、娘も大好きでした。院内ですれ違うだけでも、またいつかお会いできたらと思っています。

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