「未熟児フォローアップ外来」+「小児内分泌」11回目

   

毎度ご無沙汰しております。

毎日、家事・育児・仕事ですべての時間が埋まってしまい、自分の時間というものがほぼ持ていない日々が続いています。足りないのは時間だけでなく、気力・体力も十分に残っていません。パソコンを開くのがそもそも無理でブログの更新が止まっていました。

それが辛いかといえばそうでもなく、いい職場に出会えて仕事は楽しいし、(家事はもともと嫌いですけど)育児は楽しいです。

ただ、せっかく長く続けてきたブログを放置はしたくないので、数か月単位でも更新を続けていけたらと思っています。書きたいネタはいろいろあるのですが、そんな状況なので、絶対続けたいと思っている通院の記録を今回も書きました。

これまでの通院の模様は以下の通りです。

退院後の通院記録記事一覧

  • [1回目]修正1か月、月齢3か月
  • [2回目]修正2か月、月齢4か月
  • [3回目]修正2か月、月齢5か月
  • [4回目]修正3か月、月齢6か月
  • [5回目]修正4か月、月齢7か月
  • [6回目]修正5か月、月齢8か月
  • [7回目]修正6か月、月齢9か月
  • [8回目]修正8か月、月齢11か月
  • [9回目]修正11か月、月齢1歳2か月
  • [10回目]修正1歳3か月、月齢1歳6か月
  • [K式発達検査]修正1歳6か月、月齢1歳9か月

11回目の今回は、前回から半年あいた修正1歳9か月、月齢1歳11か月の受診でした。ただし、誕生日目前だったのでほぼ月齢2歳です。

フローはほぼ毎回同じになってきた「計測」→「採血」→「フォローアップ外来」→「内分泌」。

コロナ禍の病院入口と計測&採血

コロナ禍だったため、病院入口は厳戒態勢。アルコール消毒はもちろん、その後にサーモカメラで全員強制検温。さらに小児科についてからも母子共に検温と問診。圧倒されましたが、後から考えればそこまでやってくれてむしろ安心でした。冬になったらインフルもあるだろうし、ずっと続けてほしいくらいです。

ちなみにこの病院の小児科の受付の女性、フェイスシールドが世の中ここまで普及する前の1月ごろからフェイスシールドを付けており、その姿にぎょっとした記憶があります。

さて、計測です。

ヨーちゃん、とうとう「お姉さん測り」(身長・体重を立って計測)デビューしました!

保育園ではすでに、入園前検診で立って計測をしていましたが、この病院では赤ちゃんの頃からずっと寝た状態の計測する姿を見てきたので、その成長が感慨深いです。また、頭囲の計測もしませんでした。これも小さいころまでです、と言われました。

続いて採血。

いつもは計測後に先生が来るまで少し待ち時間があります。しかしこの日は計測後、採血用ベッドの方から「ヨーちゃ~ん」という呼び声が。

振り返るとすでに先生がスタンバイして待ってくれていました。採血の先生はこれまで日によって違ったのですが、この日はいつもの内分泌の先生。私が好きなので、テンション上がった状態で連れていきました。

子どもを預けたら、親は廊下で待っているのですが、子どもの雄たけびを聞く毎度辛い時間です。

しかしびっくり。この日はなんとまったく泣きませんでした。

娘、採血でまったく泣かず
娘、採血でまったく泣かず

NICU時代はまだわけもわからず、泣くことは

ありませんでしたが、赤ちゃんらしくなってから採血は毎度ギャン泣きでした。大人でも嫌なことですから、当然です。それがこの日はまったく泣かず…何があったのかむしろ心配なくらいですが、少し眠かったのかもしれません。

そして、次回の採血は、これまでのベッド縛り付けから卒業できそうです。

未熟児フォローアップ外来11回目

フォローアップ外来も11回目。間が空くようになったとはいえ、もうこの受診が11回目ということに驚きです。最初は毎月だったもんなぁ…。

さて、計測結果です。前回とあまり変わらない結果でした。

身長は-2SDを少しうわまわりました。体重-1SD。どちらも少し改善です。悪化していない=成長していないわけではないので、ヨーちゃんがこういう体格(背が低めで、体重もやや軽め)なのだと思うようになりました。

1歳をすぎて、保育園に慣れた頃から早産を意識することが少なくなりました。それに伴って気になることも、満期のお子さんと変わらないようなよくある発達の不安や心配になってきたように思います。

この日も気になることを聞かれ、でべそ、言葉、歩行の話をしました。

おへそは、もともと深くてきれいなおへそに仕上がっていたのですが、最近満腹になるとぷくっ出てくるようになったのが気になっていたのです。しかし、診ていただいて何でもないとのことでした(笑)。

言葉はあまり出てこず(意味のある言葉はむしろ減っているきがする)、歩行が遅かった話もしましたが、K式発達検査を受けており、遅いけれど問題になる程度ではないことは理解していたので、これも雑談レベルで終わる話でした。

いい意味で話すことも尽き、恐らく次回は1年後の3歳でもよかったと思われるのですが、念のため半年後の2歳半ごろになりました。

最後に、先生から娘の状態を出生病院に連絡してよいですか、という確認がありました。

多くの早産児、低出生体重児は、NICU卒業後に同じ病院の小児科のフォローアップに通います。そのため、子供の成長は小児科のフォローアップを通じて新生児科の先生のお耳に入るようです。

しかし、わが家は娘との通院のしやすさを考えて、出生病院と異なる病院でフォローアップを受けているため、NICUでお世話になった先生はわが子の成長を知りません。(年賀状、お誕生日の際にはがきは送っていますが…)

新生児科の先生は、退院後も患児の成長を気にかけているものだそうです。私はうれしくて、二つ返事といいますか、むしろ「ぜひお願いします!」とお伝えして部屋を出ました。

ちなみに娘は暴れ盛りで、この話をしているときに診察室の荷物カートを部屋から押し出そうとしていました…。先生は「あららら…」と爆笑してましたが。

小児科内分泌11回目

続いて、先天性甲状腺機能低下症についての小児科内分泌受診です。

ホルモン値は出生病院退院後から、ほぼずっと安定しており、もう毎度「どうでしたか」「問題ないですよ」の一往復で必要な会話が終了します。フォローアップと同様、いい意味で話題がありません。

今回も、すべての数値で問題なし。計測結果も、小さいながらも成長しているので懸念点はありませんでした。

そんな受診でしたが、次のようなお話を聞きました。

  • ご飯食べて体重増やしましょう
  • 野菜を食べないのは時期的に仕方ない(よくあること)
  • 大きくなってから症状が出るのは別の病気の可能性
  • 成長に出るので学校の検診でわかる
  • 最後の検査は小学校入学前

修正1歳過ぎあたりから食べムラが激しくなり、野菜はほとんど食べなくなってしまった娘。

炭水化物とタンパク質はそこそこ食べてくれるので、それなりに体重は増えているものの、野菜をほぼ食べなくなってしまったのはやはり懸念点でした。

ただ、それについて先生曰く、イヤイヤ期の今はよくあることなので、気にしなくていいとのことでした。

私「野菜は野菜ジュースしか飲んでくれません」
先生「ん、まぁ、1年くらい野菜ジュースでも大丈夫ですよ」

先生のお子さんも同じような状態だったらしく、野菜を食べないなら今日はお父さんと寝るのよ、と言ったら嫌がって食べたとか(笑。お父さんかわいそう)聞けば、先生のお子さんは1つ違いの3歳だそうで。もはやお医者様というより先輩ママとの会話のようになりました。

次の検査は3歳になりました。フォローアップは半年後なんです、と言ったら少し驚いているようでした。それくらい順調ということだと思います。

その後の受診間隔は未定ですが、最後の検査が小学校入学前となり、そこで問題がなければとうとう内分泌の受診を卒業することになりそうです。

それ以降に内分泌系の問題があるようであれば、それは成長に出て学校の検査でわかるそうです。

まとめ

生活年齢(ほぼ)2歳での11回目の受診でした。コロナ禍で病院が厳戒態勢下の受診でしたが、むしろ安心できました。

計測は寝た状態の計測になり、採血では全く泣かないという成長ぶりを見せてくれました。未熟児フォローアップも、内分泌も特に問題なし。

次回は半年後の2歳半でフォローアップのみを受診し、内分泌の受診は1年後の3歳になりました。

受診の翌日が2歳のお誕生日だったのですが、お誕生日祝いはすでに前の週末に済ませていたので、当日は通っていた保育園でお祝いしてもらいました。(通っていた保育園では、お誕生日は当日にお祝いしてくれる)

ヨーちゃん2歳、私も母親歴2年。まだまだ始まったばかりの子育てですが、未満児の成長は著しく、嬉しさと一抹の寂しさが交錯する日々です。

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