NICU/GCU通い母、娘が入院中の病院で人間ドックを受診する

   

先日、夫の口座に児童手当の振り込みがありました。4か月分まとめての振り込みなので、金額が大きく感じます。本当は娘ヨーちゃんの口座に入れたかったのですが、できないそうです。夫は無駄遣いする人ではないのでいいのですが。

さて、今後しばらく記事の時系列が前後しそうです。

今日は娘ヨーちゃんがGCUに入院中、ヨーちゃんが入院している病院で私が人間ドックを受診したときのお話です。

人間ドックを受けたい

昨年の終わり、シンガポールから本帰国した後すぐにヨーちゃんを授かりました。

本当は帰国後に人間ドック(健康診断)を受けようと思っていたのですが、妊娠したために見送ることになりました。

妊婦検診は受けていましたが、当然レントゲンも胃の検査もありません。腹部エコーは胎児を診るためであって、脂肪肝は診てもらえません(笑)。

何かに強い不安を持っていたわけではありませんが、それまで人間ドックはほぼ毎年受けていたので、1年以上健康診断が受けられないことがなんとなく気になる状態で妊娠期間を過ごしていました。

NICU/GCU通い母が人間ドックを受診するハードル

そして、早産でヨーちゃんを出産。予定より3か月近く早く妊娠を終えることになった私。

帝王切開の産後はしばらく辛いものでしたが、一か月後の検診で母体の回復はお墨付きをいただいた頃、頭の中に「人間ドック受診」がまた浮かんできていました。原因不明の早産に至った自分の体に不安もあったのです。(人間ドックでわかることではありませんが。)

……早産で子供が長期入院している場合、子どもを預かってもらっているので親は時間があると思う人がいるかもしれません。

しかし、そんなことはありません。

出歩く時間と体力があるなら子どもに会いに行くでしょうし、面会に行かないとしても、3時間ごとの搾乳に縛られて自由な行動は難しいです。私も出産以来、行動範囲はほぼ家と病院の往復に限られていました。

私は以前、三度行った山王病院の人間ドックが気に入っていまして、今回もできればここで受診したいと思っていました。

→「セレブ病院で人間ドック初体験
→「山王病院でセレブ人間ドッグ
→「人間ドックに行ってきました

しかし、面会や搾乳のことを考えると、所要時間約3時間+移動時間が必要な人間ドックの受診は、どう考えても困難だったのです。

ヨーちゃんが退院して育児が始まればもっと厳しくなるでしょう。これは、もう、育児が落ち着くまで、人間ドックはお預けかな……なんて思いました。

「娘が入院中の病院で受診すればいい」という答え

そんな面会通院の日々の中である日突然、気づきました。

「この病院の人間ドックを受ければいいじゃん。」

……毎日通っているこの病院なら、移動時間は無し。しかも人間ドックの直前と直後に院内で搾乳と母乳の提出が可能なので、ギリギリ3時間間隔が守れます

考えれば考えるほど、この病院で受診するのが合理的だと思い、決めました。

冷静に考えればすぐに出そうな答えでしたが、山王病院にこだわっていたせいで気づくのが遅かったようです……。

授乳中(搾乳中)の人間ドックについて

さて、そんなわけで娘が入院する病院で人間ドックを受診してきたわけですが、授乳中(搾乳中)の母親が受診するにあたっては少し注意があります。

詳細は病院にお問い合わせいただきたいですが、私が影響を受けたのは胃と乳房の検査についてでした。

まず、胃の検査は、バリウム検査は避けた方がいいとのことでした。バリウムではなく下剤が母乳に出るそうです。また、胃カメラにする場合も鎮静剤を使うと、これまた母乳に出るそうです。

どちらも一定の時間の母乳を廃棄すれば大丈夫だそうですが、私は鎮静剤を使わない経鼻の胃カメラを選択することにしました。

経鼻カメラは(鼻に)入る人と入らない人がいるそうで、賭けではあったのですが、ベテランの先生のおかげで無事入りました。

楽と言われている経鼻も、私は終始涙を垂れ流すくらい辛かったので、授乳が終わったらまたバリウム検査を選択すると思いますが……。

経鼻胃カメラ初体験

経鼻胃カメラ初体験

そして乳房の検査ですが、当然マンモグラフィーは受けられません。おっぱいが潰されてしまいます。

なので、エコーでの検査を選択したのですが、授乳中は母乳とその他の区別が付きづらいことがあるそうです。授乳中の乳房の検査はそもそも積極的にお勧めしないと言われました。

通常女性の検診オプションでついてくるものなので、そのついでで参考程度に、ということになりました。

人間ドックを受けてよかった

人間ドック受診1時間前に面会に行き、娘をあやして搾乳。そして受診後もすぐにGCUに戻って搾乳。さらにその後はいつもより長めに面会時間をとるなど、慌ただしい一日になりました。

しかし、やはり受けておいてよかったと思います。大きな問題がないことを確認できたことで、肉体的にも万全の態勢でヨーちゃんを迎え入れる自信がつきました。

実は産後一か月の検診の後、よくわからない出血が続いたり止んだりしていました。悪露なのか生理の再開なのか、はたまた良からぬ出血なのか。

産褥婦のよくある悩みのようですが、産科を受診すべきことなのか決めかねていたのです。それを人間ドックで確認することができ、安心することができました。

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