二度目のジョホールバル。イオン(ジャスコ)ブキット・インダー店に行ってきました

   

昨日土曜日、約1年半ぶりにマレーシアのジョホールバルに行ってきました。

前回の訪問時の記事はこちら。

マレーシアのジョホールバルに行ってきました
https://22plus.jp/blog/2016/02/20/231747.html

ジョホールバル訪問:食べたもの&買ったもの
https://22plus.jp/blog/2016/02/21/233430.html

ジョホールバル訪問:お金やらトイレやら
https://22plus.jp/blog/2016/02/22/192121.html

ジョホールバルのイオンに行くことになった経緯

夫リサが靴を探しております。先週アレクサンドラ近辺で探して見つからず、諦めたのかと思いきや、またまた「ジョホールバルに探しに行く!」と言い始めました。

靴探しにジョホールバルとは……面倒くさい……というのが私の本音だったのですが、どうやらリサは本気で靴探しのために行きたいわけではなく、ストレス解消のためにちょっと遠出したい、そして前回とは違うジョホールバルのモールに行ってみたい、というのが目的だったようです。

というわけで、前回とは違うルートで、かつ違うモールに行ってきました。

シンガポールとマレーシアは、コーズウェイセカンドリンクという2つの橋で結ばれています。前回はシンガポールの北にあるコーズウェイという道路を渡り、その先にあるモールを回ったのですが、今回は西のセカンドリンクからマレーシアに渡り、そこからブキット・インダーという地区までバスで移動してそこにあるイオン(旧ジャスコ)に行ってきました。

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なお、ジャスコはイオンに改名されているのですが、現地ではまだジャスコと呼ばれてるらしく、バス会社のスタッフさんなどは「ジャスコに行くバスです!」なんて案内していました。


アクセス

私たちはジュロンイーストから、マレーシアのCauseway Link社が運行する「CW3」というバスで往復しました。Causeway Linkのバスはスマイルマークと黄色い車体が目印です。

ルート

「CW3」に3回乗りました。下記の★印がバス乗車エリアです。

  1. 「ジュロンイースト・インターチェンジ」→「トゥアス・チェックポイント」★
  2. シンガポール出国手続き
  3. 「セカンドリンク」横断(国境越えの橋)★
  4. マレーシア入国手続き
  5. 「ゲラン・パター・バスターミナル」→「イオン ブキット・インダー」★

帰りは上記をそのまま逆に移動するのですが、イオンからゲラン・パターに向かうバスのバス停が非常に分かりずらかったです。モールのスタッフや同じバスに乗るおじさんに教えてもらって無事乗車できました※。

なお、シンガポールもマレーシアも入国時に荷物のスキャンがありました。シンガポールについては金属探知機も通ることになります。

ご参考までにルート中の写真を何枚か掲載いたします。

ジョホールに向かうCauseway Link社のバス

ジュロンイーストのバスインターチェンジからジョホールに向かうCauseway Link社のバス

シンガポールを出国するトゥアス・チェックポイント

シンガポールを出国するトゥアス・チェックポイント

トゥアス・チェックポイントのバス乗り場

トゥアス・チェックポイントのバス乗り場

シンガポールとマレーシアを結ぶ橋「セカンドリンク」

シンガポールとマレーシアを結ぶ橋「セカンドリンク」

マレーシア入国後のバスターミナル。CW3乗り場は一番奥

マレーシア入国後のバスターミナル。CW3乗り場は一番奥

イオンに向かう道。途中、右手にレゴランドが見えます

イオンに向かう道。途中、右手にレゴランドが見えます

バスに乗ってると左手にイオンが見えてくる

バスに乗ってると左手にイオンが見えてくる

※イオンからの帰りのバス乗り場:イオン1階のスタバ前の出口を出てまっすぐ進み、さらに横断歩道を渡ったところです。ぱっと見たところバス停らしいものはありませんでした。ちょうどCW3のバスが近づいていたのと、他に乗車するおじさんがいたので分かりました。

シンガポールへの帰路。イオンからバスターミナルに向かうバスに乗った場所

シンガポールへの帰路。イオンからバスターミナルに向かうバスに乗った場所※

運賃

行きは4シンガポールドル(約320円)、帰りは5マレーシアリンギット(約128円)でした(※金額、レート共に2017年8月26日現在)。まったく同じ道を往復しているのに、この値段の差にはなかなか驚きます。

Causeway Link社のバスチケット

Causeway Link社のバスチケット

なお、運賃を乗車時に支払う場合は現金が必要なので、小銭を用意しておくことをお勧めします。私たちは帰りに10リンギット(二人分)がなく、運転手さんに何度もお釣りが出ないことの了解を求められた上で20リンギット払って帰ってきました……。

所要時間

所要時間は、道路と出入国の手続きの混み具合にかなり左右されます。そしてこれらの要素は曜日や時間帯で変わるので、今回の私たちのケースは参考までに書いておきます。

  • 行き:2時間(ジュロンイースト発9時ごろ、イオン着11時ごろ)
  • 帰り:1時間(イオン発14時ごろ、ジュロンイースト着15時ごろ)

ルートで書いた通り、2回バスを乗り換えます。行きはどの地点のバスも混んでいて、1本見送らざるを得ず、バスの待ち合わせで時間をとったと思います。加えて出入国審査の列も行きの時の方が混んでいました。


イオンのブキット・インダー店について

日本の一般的なイオン、マレーシアの他のイオンの店舗を詳しく知らないので、他も同様なのかもしれませんが、建物はスーパーのエリアとモールのコーナーに分かれていました。3階建ての建物が縦に分かれていて、スーパー部分もモール部分も3階構成です。

スーパーエリアの入り口

スーパーエリアの入り口

スーパー部分は日本でもよくある大きめのスーパーと同じで、階を分けて生鮮食品から衣料品や布団の類まで揃っています。モール部分もごく普通のモールで、飲食店から衣料品店、雑貨店、電気屋など、チェーン店が入っており、そして映画館もありました。

マレーシアの子供服ポニー。ワンピース類がかわいかった

マレーシアの子供服ポニー。ワンピース類がかわいかった

イオン内でユビソウとダイソーが並ぶシュールな光景

イオン内でユビソウとダイソーが並ぶシュールな光景

特徴的だと思ったのはムスリム用の祈祷室があること。イスラム教の国なので当然なのでしょうが、偶然入室する人を見かけてキレイな内装の内部がチラッと見えたのが新鮮でした。

祈祷室への案内板

祈祷室への案内板

また、これもマレーシアだからなんですが、トイレは多くが和式と似たしゃがむタイプです。私が入ったトイレは洋式トイレ場10個中2個しかなく、しかも1つが壊れていたので、やむなくその1つが空くのを待つことになりました。昭和生まれの日本人なので、スクワットはできなくもないですが、マレーシアでは用をたした後は紙を使わず水で流す習慣があり、床が濡れてるんですよね。水浸し状態のしゃがむタイプのトイレを使うのはどうも苦手でして……避けてます。ただ、前回行ったモールよりはきれいで嬉しかったです。

なお、トイレの個室には紙がありません(紙を使わず水で流すため)。トイレの入り口に紙があることがあるので、必要な方は取ってから入りましょう。

トイレットペーパーはトイレの入り口にあります

トイレットペーパーはトイレの入り口にあります




食事

シンガポールからマレーシアに来たら、楽しみはその物価の差です。いつもは許可が下りないレストランでのランチも、マレーシア価格なら倹約家リサも目をつぶってくれます。

私たちは「新概念日式火鍋 嵐(ARASHI)」というしゃぶしゃぶのお店に入りました。ジョホールに3店舗、ペナンに1店舗あるマレーシアのチェーン店です。一見日系っぽいですが、内装の雰囲気やビビンパがあるようなメニューから、日系ではないのではと思いました。

しゃぶしゃぶ屋さん「嵐」

しゃぶしゃぶ屋さん「嵐」

バーのようなキラキラした内装

バーのようなキラキラした内装

私は鶏雑炊、リサは石焼きビビンパを注文しました。

鶏雑炊セット

鶏雑炊セット

リサが食べた石焼きビビンパ

リサが食べた石焼きビビンパ

鶏雑炊は、スープに入ったご飯がでてきてそれを卓上コンロで温められます。さらに味噌汁、野菜と冷凍の鶏肉、生卵が登場。これ、何をどういう手順で食べるのかわかりませんが、殺菌卵か不明の卵を生で食べるのは怖かったので、野菜・肉・卵を全部鍋に投入して煮てしまいました。リサから「しゃぶしゃぶじゃない」というツッコミがありましたが、美味しかったので気にしません。

嬉しかったのがタレがたくさんあり、パクチも食べ放題だったことです。私は台湾式サテーというソースと、スイートチリソースをつけ、パクチをたっぷり載せていただきました。なかなか美味しかったです。リサのビビンパもまずまずだったそうです。

雑炊、ビビンパ、飲み物(お茶、水)、お手拭き2人分で気になるお会計は、10%のサービス料、6%のGST(消費税)が加算されて61.35リンギット(約1,570円)でした。……安い。シンガポールだったら同じ質と雰囲気で2倍取られてもおかしくありません。スタッフの対応もよかったし、かなり満足度の高いランチとなりました。

また、モールを出る前にフローズンヨーグルトを食べました。よくある量り売りのお店で、好きなフレーバーのアイスとトッピングを自分で盛り付け、最後に重さで値段が決まるお店です。オリジナル、バニラ、ブルーベリー、チョコレート、レッドベルベットケーキ……と5つのフレーバーを少しずつ入れ、さらに砕いたオレオを少し振りかけて11.50リンギットになりました。

量り売りのフローズンヨーグルト屋さん

量り売りのフローズンヨーグルト屋さん

味ですが、フローズンヨーグルトならどこも同じかなぁと思ったのですが、このお店は甘くて驚きました。マレーシア仕様なんでしょうか。酸味がなくてやや期待外れでした。

甘いフローズンヨーグルト

甘いフローズンヨーグルト




買い物

しつこいようですが、リサが靴を探しています。イオン・ブキット・インダー店は大きいモールなので、靴を売っている店舗もたくさんあり、結構な数を見て回れました。

イオンの館内図

イオンの館内図

が、案の定見つかりませんでした。シンガポールでも散々探した後だけあって、これは私にとって想定内でした。「ジョホールバルまで来たのに……」とは思わずにすみました。そもそも彼が求めているタイプの靴は、東南アジアで人気がないのかもしれません。

靴以外に欲しい物はなかったのですが、せっかくイオンに来たので、スーパーのエリアに入りました。1階は主に生鮮食品、2階は衣料品など、3階は布団やら食器やらいろいろありました。

ドリアンコーナー。季節柄、月餅コーナーもありました

ドリアンコーナー。季節柄、月餅コーナーもありました

シンガポールでもおなじみの鶏柄の食器

シンガポールでもおなじみの鶏柄の食器

そしてあちこちにイオン製品があり、思わず手が伸びます。

イオンのトップバリュー商品

イオンのトップバリュー商品

イオンのボトル

イオンのボトル

結局買ったのはイオンのみりん(18.9リンギット)、グラ・マラッカのボトル(6.25リンギット)、石鹸(3つで2.59リンギット)でした。

イオンで買ったみりん、ボトルタイプのグラマラッカ、石鹸

イオンで買ったみりん、ボトルタイプのグラマラッカ、石鹸

私的に嬉しかったのは、グラ・マラッカのボトルです。グラ・マラッカはココナツを原料にした黒糖のような風味がある砂糖なのですが、通常は塊で売られています。塊はお湯で溶かす必要があって手間なので、リキッド・タイプをシンガポールで探したのですが、見つけられないでいました。それがやはり本場マレーシアだからなのか、あっさりイオンで手に入った次第です。

グラ・マラッカ売り場。右2つが液体のボトルタイプ

グラ・マラッカ売り場。右2つが液体のボトルタイプ

帰宅後早速プレーンヨーグルトにかけていただきました。思っていたほどグラ・マラッカ独特の風味が感じられませんでしたが、それでも手軽に使えて嬉しいです。

プレーンヨーグルトにグラマラッカをかけていただきました

プレーンヨーグルトにグラマラッカをかけていただきました

まとめ

行きはバスが混んでいたり待たされたりで、非常に疲れました。リサには申し訳ないのですが、イオンに着いたころに私は不機嫌100%。たいした目的もなかったので来なきゃよかったなんて思っていました。

しかし、ランチに美味しい物をリーズナブルに楽しんだら気力・体力がすっかり回復。さらにウインドウ・ショッピングもそこそこ楽しく、グラ・マラッカを手に入れたころにはすっかり機嫌をなおしておりました。というのも、イオンは全体的にきれいで、雰囲気がよかったのです。混み具合も適度で、建物内の移動にも買い物にもほとんどストレスを感じませんでした。

さらに、帰りはバスの乗り継ぎも混雑具合も行きとは比べ物にならないくらい楽で、とてもスムーズにシンガポールに帰って来られたのも良かったです。

とにかく、前回のジョホールバル訪問に比べると、だいぶ快適だったという印象です。明確な目的もなくジョホールバルまで足を伸ばすことには今後も興味は持てなそうですが、もう一度行くならこのイオンの方に行きたいと思いました。

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