シンガポールの子どもの将来の夢

   

この一本前に突如英語の記事をアップしましたが、今後コミュニティセンターの英語コースで書いたエッセイを時々載せようと思います。そのエッセイをアップした後、翻訳ではありませんが、日本語でも同テーマについて記事にしておこうと思います。

英語記事「Children's dream jobs

さて、今回エッセイのテーマの元になったのは下記の記事です。

How Schooling’s gold could change S’pore sport
http://www.todayonline.com/sports/how-schoolings-gold-could-change-spore-sport

今年のリオ・オリンピックで、競泳のジョセフ・スクーリング選手がシンガポールに初めての金メダルをもたらしました。(→参考「おめでとう!競泳でシンガポール初の金メダル!」)

上記の記事は、日本のサッカーやインドのクリケットの例を挙げつつ、スクーリング選手の功績がシンガポールのスポーツ業界にパラダイムシフトをもたらすかも、という内容です。

私がシンガポール人の人生について持っているイメージは、子どもの頃はひたすら勉強、いい学校に入って、大人になったらエリート官僚か、ビジネスでお金を稼いで資産を築くのが成功というものです。

それが、スクーリング選手が金メダルを獲ったことで、スポーツで活躍することも成功の一つだというイメージが子どもたち、さらには大人たちにも広がっていくのではと考えられているのです。

シンガポールの子どもの将来の夢についてのアンケートを探してみたところ、アデコがアジアで行った調査が興味深いものでした。シンガポールの結果はasiaoneの記事※でまとめられていますが、先生、警官、起業家、といった尊敬される職業が上位に上がっていました。

一方、同じ調査で日本の子どもたちも先生、医者、会社員などと答えているのですが、これを男女別に見ると、男の子はサッカー選手が2位&野球選手が4位、女の子はパティシエが1位に上がってきます。

シンガポールの男女別の結果が見つけられなかったので単純比較はできないのですが、恐らくシンガポールでスポーツ選手やパティシエが上位に上がってくることはないでしょう。

さらに、シンガポールの子どもたちは給料について、31%が月給5,001から10,000ドルが欲しいと答え、12%は10,000ドル以上と回答したそうです。すごい生々しい数字です。

私のエッセイを読んだシンガポール人の先生も、日本人の子どもがスポーツ選手やパティシエになることを夢見ていることに驚いていたし、シンガポールの子どもの要求サラリーには苦笑いしつつ理解をしめしていました。

そんなシンガポールなので、スクーリング選手がもたらすかもしれない「パラダイムシフト」は本当に大きな価値の転換点なのかもしれません。スポーツだけでなく、音楽や芸術など、お金以外の豊かさに向かってこれからさらに発展していくのであれば、今後が楽しみな国だと思いました。

※ Singapore kids choose teaching as top career choice, expect over $5,000 salary
http://business.asiaone.com/news/singapore-kids-choose-teaching-top-career-choice-expect-over-5000-salary

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