来年、在星日本人は減るだろうか…2017年からのEP給与基準の引き上げ

   

シンガポール在住の方はよくご存知の話ですが、シンガポールに住む日本人の多くがEP、SPass、DPの3種類いずれかのビザでシンガポールに滞在しています。

EPは月収・年齢・経験・学歴・就業先企業の評価などの条件満たした人に発行される就労ビザ、SPassはシンガポール人の雇用人数に応じて会社に割り当てられる就労ビザ、DPは一定給与以上のEP保持者の配偶者や子どもに与えられる帯同ビザです。私は最後のDPでシンガポールに住んでいます。

近年、増えすぎた外国人の抑制だか、シンガポール国民の雇用確保だかのために、この中のEPに対する審査が厳しくなっているらしく、今年7月には来年2017年からEP発給要件が変わる旨政府から発表されていました。

Employment Pass salary criteria to increase in 2017
https://www.gov.sg/factually/content/employment-pass-salary-criteria-to-increase-in-2017

年齢によってビザ発給に必要な月収額があるのですが、その金額が上がるため、わかりやすく言えば、給与が低い人はビザが取れずに、もしくは更新できずにシンガポールに滞在できなくなります。

ただ、若かったり、高学歴だと給与が低めでも大丈夫なので、若い人や、年を取っていても高学歴で豊富な経験をもった人は問題ないらしいです。逆を言うと、30代以上で高学歴でもなく、稼げない人はシンガポールはお呼びではないと……。

先日、具体的にこれがどれほどのインパクトなのかについての情報をあちこち見たり聞いたりしたのですが、職場で結構大きな問題になるかもと騒ぎになりました。

具体的な金額などは(私は素人なので)検索していただきく思いますが、結構な上げ幅になるらしいです。ビザを理由に給与を上げられるほど気前のいい会社なんてそうないでしょうし、ビザが要求する給与がその人のスキルに見合わなければ、当たり前ですが会社も雇い続けることが難しいでしょう。

これまでのシンガポールって欧米ではビザが取れない、でも海外で働きたい若者の受け皿のような国だったという印象なのですが、そのハードルが上がってしまい、現地採用で来られる人が限られそうです。加えて今いる人たちも、PR(永住権)がなければビザが更新できずやむを得ず帰国になる可能性が高くなりました。

一方で駐在は駐在で外国人の雇用率が高い企業は評価が低くなり、これまたビザの発給が厳しくなるので、やたら数を増やすことはできないと思われます。

そして、EPが抑制されれば、その配偶者や子どものDPも必然的に減るわけで、こうなるとシンガポールの日本人ってどんどん減るのでは、と思うわけです。

そうなったら日本人を相手にしている商売はまず厳しくなるでしょうし、日本人を従業員にすることでアドバンテージがあるようなビジネスも(雇うハードルが上がるので)やりづらくなりそうです。

まぁ、日本人に限らず外国人全体に対するインパクトなのですが、とりあえず身の回りでいろいろ変化が起きそうな事態かなと思いました。

ちなみに今のところ、このルール変更はわが家には問題ない範囲捉えていますが、ビザが更新できなかったらもちろん本帰国です。私たちのゴールはシンガポールにはないので、それはそれでいいのですが、なんだか自分たちの意思とは関係ない帰国になった場合はなんとなく残念に感じそうです。(勝手ですが。。)

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