「未熟児フォローアップ外来」+「小児内分泌」3回目

   

娘ヨーちゃんの「人見知りが始まった疑惑」が生まれております。

先日、わりとよく会っているはずのおばあちゃん(私の実母)が抱っこしたら大泣きしました。母が驚いて私の腕にヨーちゃんを戻すと、泣き止み、そしてまた母に渡すとギャン泣き。

それまではむしろおばあちゃんが好きで、抱っこされたりあやされたりすると私の時よりよく笑っていたくらいなのに。

早産児のヨーちゃん、まだ修正3か月です。しかし本来の月齢ではもう6か月。体は修正相当だけど、精神的な発達は月齢に近い……なんてことがあるのでしょうか。

まだ人見知りと決まったわけではありませんが、次回のフォローアップで先生に確認するのが楽しみです。ただ、人見知りがあまりひどいと診察が大変らしいですけどね……。

さて、その人見知りが始まる前に行った3回目の通院についてです。

退院後の通院記録記事一覧

  • [1回目]修正1か月、月齢3か月
  • [2回目]修正2か月、月齢4か月

3回目のフローは「計測」→「フォローアップ外来」→「採血」→「内分泌」でした。計測と採血の模様は毎回同じなので、詳細は省略します。


未熟児フォローアップ外来3回目

この日はフォローアップの方での血液検査はありませんでした。また、レントゲンもなし。そのため、採血の前にフォローアップに呼ばれました。

いつものように診察台で体をみてもらったあと、笑う様子や追視を確認されていました。

また、計測結果から身長体重の成長曲線を確認。ヨーちゃんの成長は順調のようです。

まだ修正月齢でも小さい方ではあるのですが、前回も書いたように、成長曲線の「角度」が重要だそうです。その点では基準の成長曲線の角度よりやや急角度で成長しており、本来の月齢に追いつこうとしている様子がわかりました

3か月早く生まれているのだから、3か月小さくても仕方ないと思っていましたが、だんだんと追いつこうとしていることが不思議に思えます。もちろん嬉しい成長です。

成長曲線に追いつけ!

成長曲線に追いつけ!

ちなみに、いつ本来の月齢の追いつくかについてですが、本当に早い子は1歳くらいだそうです。あと、大陸系の赤ちゃんは骨太が多く、大きくなる子が多いとか。ヨーちゃんはもともと小さいし、日本人なので成長はゆっくりかもしれません。

懸念事項として貧血と未熟児骨減少症(未熟児くる病)がありますが、この日は血液検査とレントゲン撮影を行っていないため、これらの診察は次回に持ち越しになりました。そのためインクレミン(鉄剤)とホスリボン&アルファロールの服薬は継続です。

診察後、いつものようにいくつか先生に質問をさせていただきました。


頭の湿疹とフケ

ヨーちゃんにはあまり目立った皮膚トラブルはないのですが、大泉門のあたりの皮膚一帯が白くなったことがありました。さらにそこがフケっぽくなったのです。先生に相談したところ、もし頭を全身シャンプーで洗っているようであれば、頭用のシャンプーに切り替えてみてはとのアドバイスいただきました。小児の皮膚科の先生ではそういう案内をする先生もいるそうです。
ただ、その後何もしないまま改善したので、引き続き全身シャンプーで洗ってしまっています。

頭が大きい? 手足が短い?

最近、他の赤ちゃんを見る機会が増えて、体形の違いが気になってきました。身長体重は客観的な数値があるし、基準があるので気にしていません。気になっているのは頭の大きさと手足の短さです。
児童館のような場でヨーちゃんはまだ月齢が若く体も小さいのですが、頭の大きさが赤ちゃんに他の負けていないように見えます。
また、洋服は体がぴったりなのに、手足が出てこなくていつも袖や裾をまくっている状態です。着替えをさせるたびに手足が短いのかと気になっていました。
ただそういう体形なんです、ということであればいいのですが、早産児なのであれこれ気になり、改めて先生に聞いてしまいました。
すると先生は「え?」という顔して、改めてヨーちゃんの全身を見た後、「全然気にならないですよ」とのこと。
つまり、ヨーちゃん、そういう体形なのでした(笑)。先生のお墨付きいただいてほっとしました。
なお、低出生体重児の成長は体重の増加の方が早く、身長はゆっくりであるケースが多いそうです。そのため、小さいうちは先に横に大きくなりそうです(笑)。

風邪に備えて用意するもの

ヨーちゃんには風邪などの感染症を大変恐れているのですが、発熱時に備えて用意しておいた方がいいものを質問してみました。すると特別無いみたいで、ケーキなどについてくる小さな保冷剤があればいいのでは、という程度でした。
鼻水吸い器の評判をネットで見ていたので、聞いてみたところ、気になるようであれば用意しておいてはという感じでした。
まだ風邪をひかせていないのでびくついていますが、とりあえず保冷剤と鼻水吸い器は用意しました。(体温計は大人のものがあります。)

今後のフォローアップのスケジュール

フォローアップ外来は病院によって通院頻度が異なることがわかりました。出生病院のフォローアップ外来に比べ、現在通院している病院の方が受診間隔は早いうちに開くようになるようです。
もちろん赤ちゃんの状態によって変わる点ではあるのですが、ヨーちゃんの場合はシナジス注射が終わり、そして服薬が終われば3~6か月ごとくらいになってもいいそうです。
定期的にお医者さんに診てもらえるのは安心ですが、通院は親に結構な負担なので、嬉しいお知らせと言えばそうかもしれません。



フォローアップ受診は以上です。診察後はシナジス注射。診察中に抱っこ紐の中で爆睡に突入したヨーちゃん、注射のための台に乗せ、服をめくってもぐっすり眠っていました。あまりに深く寝ているものだから、その姿に先生からも看護師さんからも「かわいいー!」コールをいただきました。親ばかには至福のコールです。

シナジス注射

シナジス注射

しかし、針を刺せば……泣きます。寝込みを襲ってごめん、という状況でしたが、注射前に暴れると危ないので、かわいそうですが良かったと思います。

そしてヨーちゃんはそのままさらに採血になり、涙も枯れ……ホルモン値の検査結果を待つことになりました。

小児科内分泌3回目

先天性甲状腺機能低下症の診察です。血液検査の結果が出たところで、呼ばれました。

本件に関しては幸い経過が良好なため、受診3回目にしてすでに毎回同じような話になってきました。体重が増加している中で服薬量を増やすことなくホルモン値を保てているため、結果的には減薬できているという状況です。

話の流れで原因の話になったのですが、私は卵管造影剤検査が一番怪しいと理解していたものの、早産のストレスで甲状腺機能に影響が出ることもあるとのことでした。その他にも原因はあり、いずれであっても検証のしようがないので、あれこれ言っても仕方ありません。

今後の受診については、フォローアップ外来の頻度が減ってきたら、それに合わせて内分泌も回数を減らしていいそうです。その場合、薬(チラーヂン)はその月数分処方していただけるそうです。

前回も書きましたが、このまま問題がなければ2歳くらいにはお薬も終了になりそうです。

まとめ

NICU/GCU退院後の今日まで、ヨーちゃんは大きな懸念なく成長しているようです。

そのため、先生と話すことも代わり映えしなくなってきました。誠にありがたいことです。

それに伴って通院ネタも書くことがなくなってきそうですが、このブログから「超低出生体重児」ネタが減ってくる日が、私とヨーちゃんの目標になりそうです。

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