東京で「アジア飯」(食べに行った編)
約2年住んでいたシンガポールから帰国して約半年。ときどき恋しく思うのは現地の食べ物の数々です。
正直なところ毎日の食事となると、自炊にしても外食にしてもクオリティの高さとコスパの良さは日本の方が際立っています。しかし、それでも現地で好きだった料理については懐かしく思い出され、時々無性に食べたくなるものがあります。
その懐かしさを追って、帰国後これまで都内で行ったアジア料理のお店や、自分で作ってみた料理について紹介したいと思います。
まずは「食べに行った編」です。
Contents
シンガポール料理を満喫!「シンガポール・シーフード・リパブリック@銀座」
シンガポール政府推奨の人気4店が集まったレストラン、シンガポール・シーフード・リパブリック。1号店の品川店が今年10周年を迎えるそうで、なかなか盛況のようです。
看板メニューはディナータイムのチリクラブのようですが、個人的にあまりチリクラブが好きではないのと、ブッフェがいろいろ楽しめそうで魅力的だったので、銀座店のランチブッフェに行ってきました。
お店はマロニエゲートの上層階レストランフロアにあり、眺めがよく開放感がある内観。
料理は、シンガポールらしい! …というより、日本人の口に合いそうなアジア料理が並んでいました。シンガポールっぽいと思ったのはラクサ、チキンライス、キャロットケーキ(大根餅)で、その他はタイ料理とインド料理が目立っていた印象です。
美味しかったのはラクサとキャロットケーキ。ラクサはマイルドながら、しっかりラクサペーストの辛みと深みが感じられます。もともとどちらもシンガポールで好きになった物なのですが、日本でそれほど食べる機会がないので美味しくいただきました。
また、デザートはボボチャチャ(ココナツミルク、タピオカ、芋などが入っているデザート)が自分で作れるコーナーがあり、苦手なチェンドル(緑のゼリー)を避けられるのがポイント高かったです(笑)。クエラピス(ココナツ餅)も、甘すぎず美味しく仕上がっていました。
全体的に日本人好みに仕上がっているお店でした。個性と刺激は足りない感じですが、無難に美味しいお料理の数々、雰囲気のいい店内は女子受けするお店でした。
ちょっとお高め感。「マレー・アジアン・クイジーン@渋谷」
マレーシアのココナツご飯、ナシレマは、好きなアジア飯TOP5に入る気がします。帰国後、何度も恋しくなったのですが、検索で調べた限りではナシレマを出すお店ってあまりないんですよね。
そんな希少なお店の一つで、ネット上での評判も上々だったのが渋谷のマレー・アジアン・クイジーン。マレーシア人スタッフによる本格マレーシア料理が楽しめるお店のようです。
場所は渋谷と表参道の間、青山大学の近くでした。建物の2階にあるものの、中は薄暗く落ち着いた色合いで、バーのような内装です。ややイメージ違いというか、好みが分かれそうです。
ショックだったのが、日曜日に行ったらランチメニューが出せないと言われたこと。ランチだと1,000円で料理+サラダ+飲み物+デザートが出るらしいですが、ディナーメニューだと料理だけで結構な値段です。
目的のナシレマは1,280円。。。高すぎます。正直、出したくない金額だったのですが、このお店のためだけに表参道まで出てきたので、いただきました。
こちらがこのお店のナシレマ。
屋台料理のナシレマが上品にまとまっているのがイメージと違いますが、久々の本格的なナシレマです。
そして、お味は、うまかった……。ココナツの甘いご飯の味わいと、それを取り巻く味と食感がバラエティに富んだおかずたち。シンガポールで愛したナシレマの味でした。一口一口大事にいただきました。
しかし、上品すぎて足りなかったです。美味しいけれど、食べた後の物足りなさ感にストレスを感じました。ランチじゃないとコスパが悪いと思います。
ちなみに姉妹店が八丁堀にあるようで、そちらでもナシレマ食べてみたいです(ランチで!)。
やさしいナシレマ。「マレーカンポン@八丁堀」(5/16追記)
前述の「マレー・アジアン・クイジーン@渋谷」さんの姉妹店、八丁堀のマレーカンポンさんに行ってまいりました。
最寄り駅は八丁堀ですが、東京駅や日本橋からもアクセス可能な好立地なお店です。リーズナブルなランチタイムに訪問。マレー・アジアン・クイジーンさんとは異なり、店内は定食屋さんのような親しみやすい雰囲気でした。
ランチメニューはチキンライス、ラクサ、ナシゴレンなど、メジャーなマレーシア料理が7種類ありました。どれも日本人の口に合いそうなセレクトです。
私はもちろん、ナシレマ(900円)を注文。ラクサやナシゴレンも食べたいですが、ナシレマが最優先です。
ランチにはドリンク、サラダ、スープ、デザートがついてきました。生野菜やトマトときゅうりスープ、そして果物のゼリーはマレーシア料理ではないと思われますが、ワンプレートじゃ寂しいですから、いろいろついてきて嬉しいです。
まずはご飯からいただきました。やさしいお味……。一瞬、ナシレマ? と思うくらい。マレー・アジアン・クイジーンさんのナシレマに比べると、だいぶ控えめな味わいでした。
味わい濃いめが好きな私としては、ちょっと物足りなさを感じたのですが、他のおかずを食べ始めて認識が変わります。自家製サンバルソース、チキンのレンダン(煮込み)。これらがやさしい味のご飯ととっても合う!
そう、ナシレマはココナツご飯のことではありますが、サイドのおかずを含めてナシレマなのです。ご飯とおかずのハーモニーを十分に楽しめました。
美味しかったです。他のランチメニューもきっと美味しいに違いない、期待値があがるナシレマ・ランチでした。
日本人向けラクサ?「シンガポール ホーカーズ@立川」
立川に用事があって二人で出かけたとき、夫が調べて見つけたお店です。立川にシンガポール料理のお店があるとは驚きでした。チキンライス、チリクラブ、バクテー、ラクサなど、シンガポールの定番料理を提供しているようです。
店内はシンガポール、というよりアジアごちゃ混ぜのカジュアルな内装でした。メニューもベトナムやらタイやらが混じっているので、アジア料理全般を楽しむのがコンセプトのお店のようです。
私はパクチがモリモリ入ったラクサをいただきました。スープは辛さ控えめでココナツ感もバッチリあり、とても飲みやすかったです。麺ももちもちしていて、シンガポールラクサっぽく上がっていました。
とにかくスープが飲みやすかったです。結果、スープをかなり飲んでしまいました。しかし飲み過ぎて飽きたので、日本人に合った無難な味付けって諸刃の剣だなと思いました。
ちなみに夫は大好きなロティ・プラタを注文。プラタって冷凍物を使ってるお店が多い印象で、多分手作りじゃないんですよね。わざわざお店で食べなくてもいいんじゃないかなと思っています。
クセになるバインミー。「バインミー サンドイッチ@高田馬場」
バインミーと言えば、馬場のバインミー サンドイッチさん。かなり前から好きなお店なのですが、馬場に行く用事が無く、疎遠になっていました。しかし先日、どうにも食べたくなり、このサンドイッチのために馬場まで足を運んだ次第です。
そして、一つのつもりが選びきれず、ミニを2つ注文。さらに、持ち帰りのつもりが我慢できず、お店の前のベンチで完食(笑)。
いやぁ、やはりこちらのお店のバインミーは本当に美味しいです。こだわりのパンとこだわりの具が本場のバインミーサンドイッチを思い出させてくれます。
ベトナムのダナンで現地のバインミーを食べたとき、その具材の種類とボリュームの多さ、そしてコンビネーションの良さに、美味しくて唸りました。バインミー サンドイッチさんのバインミーはあれやこれやは入っていませんが、ちゃんと美味しい、そしてクセになるバインミーです。
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クルフィでたどり着いた南インド料理店。「エリックサウス@八重洲」
シンガポールのインド料理店で知ったインドのアイスクリーム、クルフィ。インドらしいスパイスが効いたミルクアイスで、ナッツの食感も楽しいデザートです。
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また食べたいと思い、東京でクルフィを食べられるお店を探したところ、見つけたのは南インドカレーやビリヤニ(インドの炊き込みご飯)が人気のエリックサウスさんでした。
平日の昼間に訪問。八重地下にある小さなお店で、カウンター席がメインです。14時近くだったにも関わらず、お客さんがひっきりなしに出入りしており、大変繁盛しているようでした。
クルフィだけ、という雰囲気ではないので、ビリヤニを注文……が、あいにく品切れ。カレーをいただきました。
ご飯にパパド(ひよこ豆のせんべい)がついていて嬉しいです。
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カレーは甘口の物を選んだのですが、とてもマイルドで口当たりがよく、それでいてしっかり煮込まれた深みがあってとても美味しかったです。人気も納得。これは、ビリヤニも期待できると思いました。
カレーを堪能した後、いよいよクルフィ。マンゴーとヨーグルトのクルフィがありました。
マンゴー? ヨーグルト?
この時点で想像していたマサラ・アイスではないことに薄々気づいてはいたのですが、やはり違うものでした。マンゴーを選んだのですが、シンプルな、濃厚マンゴーのアイスでした。
クルフィって必ずスパイスが入っている物ではないんですね。普通にマンゴーアイスとして大変美味しくいただいたのですが、スパイス&ナッツ入りアイスが食べたかったので、その点は調査不足でした。
マサラなミルクアイスがあるインド料理店を発掘したいです。
スープストックトーキョー期間限定メニューにラクサ登場
4月くらいにスープストックトーキョーで期間限定メニューにシンガポールラクサが登場していました。ラクサ大好きですから、ギリギリ滑り込みで食べてみたのですが、あまり好みではなかったです。
思っていたより辛くて、まぁ、それはある意味本場に近いのかもしれませんが、辛い、辛い、と最後まで思いながら食べました。ココナツの風味はどこへ……。
また、麺が謎の縮れ麺の小さな塊が入っているだけだったので、あれなら入れない方がいいんじゃないかと思いました。
売れたのかねぇ。。
次回、「東京で「アジア飯」(作ってみた編:1)」に続きます。