東京で「アジア飯」(作ってみた編:1)

   

2年のシンガポール生活を経て、東南アジアで好きになったアジア飯。日本で食べに行った、作った料理についての記事です。

→「東京で「アジア飯」(食べに行った編)」はこちら

私は基本、かなり料理が嫌いなんですが、強い動機があるとそれなりに新しい挑戦もします。私なりに試みた、本場で楽しんできたアジア料理の再現をいくつかご紹介します。

いたずらに長文になったので2回に分けてお送りいたします!


冷凍が手に入る。ロティ・プラタ(インド)

夫が大好きなインドのパンケーキ、ロティ・プラタ。薄いパイ生地のパンみたいなもので、カレーはもちろん、甘い物にもよく合います。

このプラタ、シンガポールではスーパーで冷凍物が売っていますが、日本でもわりと手軽に買えます。業務スーパーで「パラタ」という名前で売っているのです。あと、以前、インド食材を売っているお店でも見かけました。

調理はフライパンで焼くだけですし、オーブントースターでも美味しく仕上がります。また、パイシートのように使って料理やお菓子作りもできます。

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私は先日、やはり業務スーパーで買った冷凍マンゴーをジャムにし、それをプラタ(パラタ)に挟んでパイを作りました。冷凍プラタは解けるとかなり柔らかくなり、扱いはパイシートより難しいのですが、それでも手軽にお菓子作りを楽しめます。

冷凍プラタでマンゴージャムパイ作り

冷凍プラタでマンゴージャムパイ作り

……日本でインドカレーのお供はナンが人気ですが、プラタももっとメジャーになってもいい気がします。油っこいのでナン派も残るとは思いつつ。

インスタントで十分美味しい! ラクサ(シンガポール)

外食編でラクサを取り上げましたが、日本で食べられるラクサで私が一番好きなのは、インスタントを自分好みの辛さに仕上げた物です。

シンガポールの日本人の間で一番美味しいと言われているインスタントのラクサが、プリマ・テイストのラクサ。スープの味はしっかりしているし、麺も乾麺ですがもちもちに仕上がります。私も5個入りをスーパーで買って、一人ランチ用によくストックしていました。

カルディで買えるプリマ・テイストのラクサ

カルディで買えるプリマ・テイストのラクサ

こちらはよほど日本人に人気があったのか、日本でもカルディが定番商品として扱っており、若干高めではありますが、簡単に手に入ります。

中は乾麺と、スープ2種類(ラクサペースト、ココナツパウダー)。このスープの調整がミソでして、私は自分好みの「辛さ控えめ、ココナツ感たっぷり」になるようにしています。

ココナツパウダーは全部投入する一方、辛いラクサペーストは全部入れないのです。さらに私は牛乳も入れています。辛さや風味が足りなければ、ちょびちょびラクサペーストを追加するだけです。

自分が好きなようにアレンジしたインスタントのラクサ

自分が好きなようにアレンジしたインスタントのラクサ

また、具材も好きなように選んでいます。スープにインパクトがあるので、わりと淡泊な物が合うと思います。写真は冷凍のシーフードミックス、青菜(小松菜)、油揚げです。そのほか、海老、貝、卵や練り物もいいですし、パクチももちろん合います。

やっていることが邪道かもしれませんが、私は本場の人気店のラクサが辛くてしかたなかったので、このカスタマイズしたインスタント・ラクサが一番好きです。

インスタントは買い置きできますから、お店で見かけたらぜひ一度お試しください。


再現が難しい? ポピア(マレーシア)

マレーシアの春巻きポピア。ただ巻いた物、揚げた物、中身の具材もいろいろバージョンがありそうですが、私が好きでよく食べていたポピアは、揚げておらず、中身はほんのり甘い味付けの具材がつまったものでした。皮もたぶん卵が入っていて、甘さと風味があるものでした。

私が好きだったポピア

私が好きだったポピア

久しぶりに作って食べたいと思ってネットで調べたところ、「生食できる春巻きの皮」なるものがあり、それに適切な具材を詰めればポピアになりそうでした。

しかし、私が参考にしたレシピだと、味や食感が何か違う。最終的に失敗作だったため写真もレシピも残っていないのですが(笑)、甘めに味付けたもやしや切り干し大根を入れた記憶があります。

何が違うかというと、皮に張りがあったのが気になりました。ポピアの皮って薄くて柔らかく、巻いたらしなるはずなのに、私が使った皮は固めで、具材を巻いてもうまくまとまらなかったのです。

具材は試行錯誤できても、皮がないのは困ります。以前、シンガポールのTVでポピアの皮作りを見たことがあります。丸くまとめた生地を鉄板に貼り付けて剥がし、その鉄板に薄く残った部分を剥がして作っていました。それなりの技術がいるものでして、自作は難しそうでした。

一回作って心が折れたので、もう作らないと思います。どこかお店で美味しいポピアが食べたいです……。

定着していて新鮮味はないけどやっぱり美味い。生春巻き(ベトナム)

またもや春巻きです。今度はベトナムの生春巻き。惣菜屋に売っているくらい日本で定着した料理なので、ネタにする価値があるか不明ですが、先日自作したので載せておきたいと思います。

調理自体は簡単で、具材をライスペーパーで巻くだけ(ライスペーパーはカルディで購入)。私はレタス、大葉、きゅうり、春雨、砕いたナッツ、海老 or 牛肉+キムチを入れました。具材を揃えるのが地味に面倒でしたが、好きな物を巻けばいいんだろうと思います。

スイートチリソースもネットのレシピで自作しましたが、これが大変美味しく、このソースを味わうためだけにまた生春巻きを作ろうと思ったくらいです。

生春巻き+スイートチリソース

生春巻き+スイートチリソース

買うとちょっとお高い生春巻き。自作の価値はありそうです。

ちなみに、本場の生春巻きはベトナムのホイアンとダナンで食べました。市場で食べたのは美味しくなかったのですが、同日の晩にレストランで食べたものは美味しかったです。

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あと、市場の食堂でバインセオ(ベトナムのお好み焼き)をライスペーパーで挟んで食べたのも美味しかったです。ライスペーパー万能かも。

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なますとパクチでそれっぽく。バインミー(ベトナム)

高田馬場のバインミー サンドイッチさんを訪れた後、バインミーを自作しました。

自作バインミーサンドイッチ

自作バインミーサンドイッチ

具材が適当だと、単なるバケットサンドになってしまいます。そこでバインミーをバインミーらしくしている物が何なのかを考えたのですが、恐らくなます、パクチ、レバーペーストが肝だと思いました。

あと、本当はパンも重要です。米粉が入ったフランスパンで、外はパリッとしつつ、中がもちもちした質感はベトナムらしいと思います。が、パンを焼くまでしたくなかったので、致し方なく既製品を使用しました。

私が挟んだ具材は、紅白なます、キュウリ、ゆで卵、茹でた鶏胸肉or豚の生姜焼き、パクチ。味付けには溶かしバター、粒マスタード、マヨネーズ、レモンペッパーを使いました。

豚の生姜焼きは前の晩の夕食の残りでしたが(笑)、しっかりとした味付けがなますの甘酸っぱさと合っており、美味しかったです。

自作バインミーで公園ランチ

自作バインミーで公園ランチ

レバーペーストは入れなかった(普段食べないので買わなかった)のですが、なますとパクチだけでも、アジア風になったかと思います。

ダナンのバインミー屋台

ダナンのバインミー屋台

いも+ココナツは合う。カノムモーケン(タイ)

すみません、こちら本場では食べてないものです。「東京で「アジア飯」(食べに行った編)」の「シンガポール・シーフード・リパブリック@銀座」のデザートコーナーで初めて食べました。タロイモとココナツの焼きプリンです。お芋のクリーミーな食感と甘み、ココナツの風味が相性抜群な一品です。

検索かけると日本ですでに随分人気のようで、食べられるお店の情報も、レシピも、わんさか出てきました。

レシピは、タロイモを里芋で代用するレシピがメジャーな模様。そのほかに用意するのはココナツミルク、卵、砂糖なので、自作の敷居が低くていいです。

湯煎焼きしたカノムモーケン

湯煎焼きしたカノムモーケン

できあがりはこちら。

自作カノムモーケン+ヨーグルト+ラズベリー

自作カノムモーケン+ヨーグルト+ラズベリー

自作カノムモーケン+ヨーグルト+マンゴージャム

自作カノムモーケン+ヨーグルト+マンゴージャム

砂糖の分量をレシピの6割くらいに押さえたのに、だいぶ甘い仕上がりになりました。プレーンヨーグルトをかけるとちょうどいいくらいのバランス。

また、柔らかめに焼いたためにペースト状に近い仕上がりになり、夫はトーストに塗って食べていました(笑。もはやプリンではない。)

東京で「アジア飯」(作ってみた編:2)」に続きます。

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