シンガポールから本帰国:最後のお土産とシンガポールの思い出品の購入
本帰国するのにあたり、シンガポール土産を買うのも最後になりました。また、これまでシンガポールの思い出になるような買い物はしてこなかったのですが、引っ越しと新生活の邪魔にならないようなささやかな自分用のお土産も買いました。
本記事では、私がシンガポール生活の最後に買ったお土産と、自分の思い出用に買った物たちを紹介したいと思います。
シンガポール最後のお土産
シンガポール土産はこれまでも何度か記事にしてきましたが、正直私は最後の最後まで「これは間違いない!」みたいなものは見つけられませんでした。
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※似たようなタイトルばかりですが、全部異なる記事です(笑)
こう言ってはなんですが……やっぱり食べ物も日用品も、日本の方がいい物(日本人の好む物)が多いわけで、特に私の家族からは「わざわざシンガポールから買ってこなくてもいいよ感」みたいのが毎度プンプン漂ってきました。
まぁ、お土産ってのは何であろうと他の土地からわざわざ運んできたことに意味があるとは思うのですが、こう、何度も同じ土地のお土産を渡される家族はそういう反応になるのかもしれません。正直なフィードバックの方が嬉しいですけどね。
と、前置きが長くなりましたが、そうは言っても最後のお土産は買って帰りました。目新しい物はありませんが、今回初めて買って帰って喜ばれたものもあったのでご紹介します。
Sunny Hillsのパイナップルタルト
ご近所や親せきに渡したい、という母のリクエストで5箱買って帰りました。パイナップルタルトといえばL.E. CAFEの商品も美味しいですが、あちらは入れ物がかさばるだけでなく、崩れやすくて飛行機で機内持ち込みになるため、箱も商品自体も強靭な(笑)Sunny Hillsにさせてもらいました。
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→Sunny Hillsのパイナップルタルトについて
→L.E. CAFEのパイナップルタルトについて
店舗がオーチャードの高島屋に移転してから初めて訪問したのですが、やはり店構えはラッフルズホテルの方が圧倒的に良かったですね……。致し方ないですが。
ただ、タルトを買うと必ずついてくるオリジナルバックに、いつの間にやらマーライオンがデザインされていたのは嬉しい驚きでした。Sunny Hillsは台湾のブランドですが、袋にマーライオンが印刷されているだけでシンガポール土産っぽくなってありがたいです。
ellips(エリップス)ヘアオイル
日本女子に人気のインドネシアのヘアオイル。以前、一時帰国のお土産にしたところ、母がなかなか気に入ったとのことで、今回多めに入った瓶入りを買って帰りました。また、腐るものじゃないので、帰国後数か月経って会った友達にもあげることができました。
購入場所はリトルインディアの駅前薬局です。同じく定番土産のアーユルヴェーダ石鹸も、母が気に入っているので、同じお店で買って帰りました。
Crabtree And Evelyn(クラブツリーアンドイヴリン)のクッキー
ロンドンと名がつくが、実はアメリカの化粧品ブランドのクラブツリーアンドイヴリン。本来はクリームやら石鹸やらのお店ですが、ここのクッキーが意外と美味しいです。検索すると以前は日本でも売っていたようですが、現在の販売情報が見つけられないため、恐らく今は日本で買えないようです。(買えるならぜひ食べたい。。)
シンガポールではちょっとお高いクッキーなのですが、希少性はあると思い、お菓子好きの義母へのお土産として買いました。購入時に試食させてもらって美味しいのは確認済み。フィードバックはいただいていませんが、喜んでもらえたと思っています。
キュボロ・クゴリーノ(スタート)
スイス製の知育玩具です。姉からのリクエストで、お土産というより姪っ子たちの誕生日プレゼントとして購入しました。
積み木とパズルを兼ねたようなおもちゃなんですが、将棋の藤井棋士が子供のころから遊んでいたということで有名になり、昨年日本で大ブレイク。日本では品薄で手に入らないと連絡があり、シンガポールのおもちゃ屋さんを調べたところ、クゴリーノのスタートというバージョンが手に入りました。
ちなみに、夫方の姪っ子ちゃんにもおもちゃのお土産を買いました。小麦粉粘土、プレイ・ドーのセットです。伊勢丹で買ったのですが、日本より少し安く買えたようです。
ココナツチップ
昨年3月にシンガポールに遊びに来た知り合いのマダムから、ココナツチップが買えないか? という質問をいただいていました。探したことがなかったのでその場で回答はできず、その後在住中にスーパーで気を付けてみましたが、見当たりません。
それが、あちこちのスーパーを巡った挙句、やっと見つけられたのがジュロン・イーストのBIG BOXでした。BIG BOXのハイパーマートには国別の商品を陳列した棚があり、そのタイ・コーナーにあったのです。
味はオリジナル、ハニー、わさび、シラチャー、トムヤンの4種類。試しに自分で買って食べてみたところ、止まらない美味しさでした。ほんのり甘いオリジナルはもちろん、わさびやシラチャーなどの甘じょっぱい組み合わせも病みつきになる。ココナツチップやばい。。
その後、プーケット旅行に行った際にもココナツチップをお土産に買いました。
帰国後はもともと欲しい、と言っていたマダムたちにお土産として渡しました。また、味にうるさい私の姉も絶賛。「今までのお土産で一番おいしい」と言ってました。
シンガポールでは手に入りにくいココナツチップでしたが、もし見かけたらぜひお試しください。
インド綿のクッションカバー
シンガポールではデザイン性が高く、品質もよさそうなインド綿製品が手に入ります。在住中は必要性を感じなかったので見に行きませんでしたが、帰国が決まってお土産か自宅用に買おうとアラブストリートまで足を運びました。
行ったのは「DILIP TEXTILES」という日本人在住者・観光客にも有名なお店で、評判通り品ぞろえも接客もいいお店でした。
店内にズラリと並ぶインド綿製品はどれも柄はかわいいし、色(発色)もきれい。品質は使い込んでみないと分からない部分もありますが、インド綿自体の評判がいいので、大きなハズレはないはず。
シーツやテーブルクロスにするような大きな製品も、綿ならたためば小さくなるし、それほど重くありません。象柄もお花柄もかわいい……と悩みましたが、やはり大きいものを買っても用途が定まっていないのが難点で、決めかねたので無難なクッションカバーを2枚買いました。
帰国後に義母に見せたところ、素敵ね、と言ってもらえたので義母へのお土産になりました。いつかシンガポールを再訪したら、自宅用に何か買いたいです。
パシュミナのストール
アラブストリートのお土産物屋さんにずらりと並ぶ、パシュミナのストール。シンガポールの定番土産の一つですが、家族がストールを使うか疑問だったので、今まで一度も買ったことがありませんでした。
ただ、今回は最後のお土産だったし、これから冬を迎える時期の帰国だったので3本買ってみました。高いものじゃないし、誰も要らないなら自分が使ってもいいかなと思ったので(私は巻物好き)。
それが買って帰ってみたら、意外や意外、私の両親に大ヒットしました。これまでのお土産に対する冷ややかな反応と比べると、クリティカルヒットと言ってもいいかもしれない(笑)。
まず、近年急に巻物好きになった父が使ってくれて、大絶賛。続いて「それなら私も」と使い始めた母がドはまり。冬の間、外出するときはほぼ100%このパシュミナストールを首に巻いてでかけておりました。
両親曰く、「柔らかくて肌触りが良く、軽いのにとても暖かい」とのこと。もう手放せないわ、とほめまくりでした。お土産が大活躍してくれて嬉しかったです。
ちなみに義両親はあまり関心を示してませんでした。巻物って使わない人は使わないですよね。ただ、義母が(パシュミナと一緒に買った)ガーゼっぽい綿の刺しゅう入りストールは気に入ってくれて、そちらをお持ち帰りになりました。
シンガポールの思い出品
次は、自分用(自宅用)に買ったものです。帰国に向けて絶賛・不用品を処分中にした買い物なので、ささやかな物ばかりです。帰国してから「あれを買っておけばよかった~」と思い出すのは食べ物ばかりなので(笑)、やはりシンガポールで欲しいものはそれほどなかったんだと思います。
スタバグッズ(サニーボトルなど)
帰国直前になぜか急に気になりだしたのがスタバグッズです。国や地域限定のグッズというものがファンの間では人気のようで……。私もシンガポール(東南アジア)限定の物をいくつか買ってしまいました。
まずはスタバのモレスキン(シンガポール版)。こんな分厚いダイアリー使わんだろう、と思いつつ、なんとなく思い出に買ってしまいました。これはやや買ったことを後悔しているというか、3月1日現在、ほとんど使っていません(笑)。
あと、昨年5月ごろに日本以外のアジアで販売になったらしいトートバック。今は部屋で物入れになっているので、使ってると言えば使ってます。
最後はサニーボトルです。2016年ごろやはり日本以外のアジアで限定販売されたらしいダブルウォールのサニーボトルを、デザイン違いをペアっぽく買いました。帰国後に日本が冬に突入したため、冷たいものを飲むことがなく、まだ使っていません。夏が近づいても要らないと思ったらメルカリで売ってしまうかも……。
なお、販売終了したものは店頭で手に入らないので、すべてCarousell(カルーセル)で購入しました。個人で売買するメルカリみたいなものですかね。すべてシンガポーリアン(女性)から買わせてもらいましたが、対面での取引は面倒なものの、なかなか楽しかったです。
Cold Storageのエコバック
以前からCold Storageのロゴ(青りんごのマーク)がかわいいな、と思ってました。このロゴがデザインされたグッズがあれば何か記念に欲しいと思っていたのですが、それらしきものが無かったので、帰国直前にエコバックを買いました。レジの近くに売ってます。
帰国後に実際エコバックとして使っていたのですが、あまり強度がないらしく、重たいものばかり運んでいたら取っ手の縫い目がすでに割けそうで困っています(笑)。
シンガポール版モノポリー
ご当地モノポリーのシンガポール版です。盤面に実際のシンガポールの地名が使われています。書店(ポピュラー)で買いました。
モノポリーはある程度の人数が集まらないと遊べないので、その宛がないわが家で死蔵になる可能性が高いです。それを分かっていながらも、どうしても思い出に欲しくなって買ってしまいました。
遊べる日が来たら、やはり知ってる地名で遊ぶというのは楽しいし、シンガポールの思い出に浸れていいなと思うんですよね。わが家のモノポリーはそんな日が来るのを、押入れの天袋で待ちわびています。
シンガポールイラスト入り2穴フォルダ
シンガポールの絵本作家、Lee Kow Fongさんのイラスト入り2穴フォルダです。書店(ポピュラー)で買いました。
この作家さんをもともと知っていたわけではなく、ポピュラー店頭で絵柄がかわいいと思い、買いました。子供、動物、シンガポールの懐かしい風景をモチーフにしたイラストが多いようです。
かなりしっかりしたつくりのフォルダで、厚みもあるので、家電の取扱説明書などをファイリングして使っています。
ニワトリ柄の食器
ホーカーなどで見かけるニワトリ柄の食器を近所のHDBの雑貨屋さんで買いました。カップは1.6ドル、小さいお椀は2.5ドルでした。
シンガポール生活の初期から気になっていて、本帰国の際は買って帰ろうとずっと思っていました。
帰国した今、カップはほぼ毎日使っています。安っぽいし、実際に安物なんですが(笑)、妙に親しみがわいていてとても気に入っています。
中華風の刺しゅうポーチ
最後は、買ったものではなくいただいたものです。地元の知り合いの方に、最後のお別れの食事会の時に、ストールとポーチをいただきました。
ストールも(巻物好きなので)嬉しかったですが、このオレンジの刺しゅうポーチが色もデザインも私の好みにビンゴでして、大変お気に入りです。
まだ使う機会がないのですが、彼女との思い出とともにずっと大切にしたいと思っています。
最後のお買い物、ぜひ楽しんでください
家族や友達へのお土産、自分へのお土産、悩むこともあると思いますが、やはり楽しい買い物なのではと思います。
帰国してからの後悔が無いよう、自らのシンガポール生活を振り返りながら、欲しい物や懐かしがるだろう物をあれこれ思い浮かべてみてはと思います。
シンガポール生活最後のお買い物、ぜひ楽しんでください!