海外で日本人観光客を見るのがなんとなくつまらない理由

   

この頃、英語力の低下に少し悩んでいます。しかし、勉強してないので低下するのは仕方ありません。あと、もしかすると「自分が思っていたほどできない」だけのような気もしてきました。何はともあれ、お金をかけなくても勉強する機会があれば積極的に参加しており、今日もプチ英会話的なイベントに参加してきました。少人数で楽しかったです。

テーマはツアリズム。各人が自由に話をして、簡単なディスカッションをしました。私はちょうど昨日ネットで「行ってよかった海外観光スポット2013」のランキングを見たので、それをネタに話をしました。



一位はアンコールワットですが、二位はウユニ塩湖、三位はマチュ・ピチュと南米が続きます。どちらも私がいつか行きたいと思っている場所です。しかし、このランキングを見た時にすぐ想像したのが「日本人の観光客があふれている」風景。

マチュ・ピチュについては以前から日本人に人気の観光スポットですが、エジプトの政情不安以降、そちらのお客さんがマチュ・ピチュ(および南米)に流れていると聞いたことがあります。それが事実かどうかはともかく、日本人観光客ががたくさんいるに違いないでしょう。しばらく行きたくないと思いました…。

私は海外旅行に行ったとき、日本人観光客を見かけるとなんとなくつまらない感じがしてしまいます。一人、二人程度ならいいのですが、団体で見かけるとがっくりして近づかないようにします。それは「せっかく海外にまできたのでその土地の空気に浸りたい」からだと思っていました。

しかし、今日ディスカッションしたら面白い意見が出ました。ある方が、「日本人は本当に海外旅行を楽しんでいない」と言ってました。そしてその方も、そういう日本人を見るとつまらなく感じるそうです。

見て、写真を撮って、お土産買って、それっぽい土地の物を食べて、そして帰国してから会社や友達に「行ってきたよ!」ということを伝えることだけを楽しんでいる。恐らく、対象物の本質的なものを見ていない姿にがっくりしてしまうのでしょう。自分のことは棚に上げますが、そういう観光客は少なくないと感じます。本能的にそういう空気を感じて嫌になっちゃうんだろうな。実際、他人の海外旅行話の面白さや内容の有無は、この辺の姿勢がよく出ると感じます。中身がない旅行話を聞くのは、よほど自分がそこに興味がないと退屈です。

別に本人たちが楽しければそれでいいので、とやかく言うことではまーったくないのですが、もったいない気がしてしまいます。個人的に海外旅行の予定は当面ないのですが、今後も海外旅行についての自分のスタンスについて考えさせられました。

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