映画「スパニッシュ・アパートメント」
映画「スパニッシュ・アパートメント」をDVDで観ました。この映画、公開当時に観に行こうと思って行けなくて、観なきゃ、と思っててそのままになってた作品だと思ってたのですが、今回観たら「観た記憶がある」ようでした。しかし覚えてない部分もあって、一体どういうシチュエーションで観たのかが思い出せない…。(どうでもいいか。)
パリの学生グザヴィエが、知り合いのおじさんから就職のためにスペイン語の勉強を勧められ、バルセロナに一年留学することを決意。バルセロナでは他の国の学生とアパートシェアの生活を始め、その明るくコミカルな人間模様を描いた作品です。
なんだか、とても素直に「留学って楽しそう!」と思える作品かな、と思います。共有スペースを汚されたり、みんなが部屋に入ってきてぐだぐだと葉っぱを吸ったり(!)、そこにいたら耐えられないようなシーンもありますが、楽しそうにみんなで食卓を囲んだり、仲間に問題が起きたときに一丸となって助けようとしたりするシーンを見ると、そこに参加したくなるようなわくわく感があります。
主題と言えるような何かを感じられるような作品ではないですが、映像表現がポップで面白いし、ストーリーもとにかく賑やかで楽しめると思います。あと、バルセロナの街をなかなかリアルに感じられたのも個人的にはうれしかったです。
ちなみにアメリのオドレイ・トトゥが主人公の彼女役で出ています。出てる時間はそれほど長くないのですが、とてもキュートで存在感がありました。特に、なかなか帰国しない主人公に腹を立てて電話できーきー言うシーンが、とても女の子な感じでかわいかったです。