大前研一ライブ
3/27(日)に録画された期間限定無料公開の大前研一ライブを見ました。YouTubeで1時間14分はきつい…。昨晩も30分くらい見たのですが、途中で意識が飛んだので本日もう一度最初から。(※以下の内容に誤解や聞き間違いありましたらご容赦ください。)
大前さんはきちんと技術者の立場から話をしているので、いたずらにあおるような発言をしないのがいいのかもしれない。それでも、やっぱり原発怖いなぁと思ってしまったわけで、ここ数日ネットで見かけた原発推進派の意見はこの動画を見たら再び私の頭から消えそうになりました。
いくつかあった話の中で怖かったのが、日本にはまだ廃棄物を最終永久貯蔵する場所が無いという事実。ロシアと交渉して人が住んでないツンドラ地帯に埋めさせてもらったら、というコメントがありましたが、先の見通しが無いままそんなエネルギー政策を進めていたとは…。(その恩恵を受けていたとはいえ…。)トイレが無いのに食べ続けてどうする、という表現が、わかりやすくも笑えない。ドイツの動きがヒステリックと言う人もいるけれど、フランスや中国にも日本で起きている事態を冷静に判断してもらいたいとも思いました。
あと、ちょうど今日のダイヤモンドのネットの記事(吹き飛んだ将来の飯のタネ 東芝・日立は戦略見直しへ)でも同様の意見を見たのだけど、やはり日本の原発は今後世界で売れなくなるだろうとの談。大前さんは、日本の企業は原子力技術者の雇用が維持できなくなるだろうとのことで、国策で東芝、日立、三菱などに仕事を分散させて技術者を温存したらどうかとのコメントをされてました。
何か、革命的な他のエネルギーが見つかれば、もう原子力にこだわらなくて済むと思うんだけどねぇ…。
うむ。また混乱してしまった(笑)。