総量規制と専業主婦のリスク
ニュースサイトなどを巡回していて、改正貸金業法の個人向け貸付けの総量規制が結構話題になってることを知りました。端的に言うとお金は年収の3分の1以下しか借りられなくなるそうです。
私は借金が嫌いなのでこういう形で規制することで多重債務者が抑えられるならいいんじゃないかな、と思いました。
しかし、急な医療費とか、無計画によるものではない借金が発生する可能性は誰にでもあるので、少し心配にもなりました。とりあえず、収入が夫頼みの専業主婦はお金を借りられなくなる可能性があるそうです。詳しく調べてないけど、救済策とか例外とかがちゃんとあるといいけど。
・・・話は少し変わりますが、専業主婦について思うところがあります。今後、年金(3号)や健康保険の負担もどうなるかわからないし、専業主婦には厳しい時代が来るというか、専業主婦でいられる人は減るだろうなぁ、と思いました。
個人的には、夫が外で稼いで妻が家を守る、という図式は非常に役割分担がクリアでいいシステムだと思ってたのですが。結局、仕事をやめてしまうと妻の方の人生リスクが高くなるし、仕事してないことによるお金に対する信用が低くなるから、前述の総量規制のこととか、ローンが組めなくなったりクレジットカードが作れなくなったり、生活しづらくなると思うわけです。(日本型雇用が変われば就職の門戸も広がりますが、まぁ、それはまた別問題。)
景気の悪化とともに20代に専業主婦願望の女性が増えていると聞きますが、甘いとか、わかりやすい精神論じゃなくて、仕事しないことによるリスクをちゃんと誰か教えてあげた方がいいと思います。