ロールモデル
朝、電車の中で読んでたコラムで、ロールモデルという言葉がひっかかりました。時代が変わり、その書き手の人にとっては10歳年上の同業者はロールモデルにならない・・・という文脈。私が気になったのは、ロールモデルという言葉自体ではなく、世代の違いによる仕事や生活の環境の変化についてです。
気がついてる人はとっくに気がついてると思うのですが、人を取り巻く環境や生き方って、年々変化し続けてる。昨今は独身の人が増えてるし、離婚も増えてるし、子供は減ってるし、非正規雇用が増えて生涯賃金が親の世代ほど多くない可能性が高い。私はそれに気づくのが遅くて、親の世代の人生が「ロールモデル」だと思ってたのですが、上記のような変化の中で、今は同じような人生にはならないように思ってます。
若者の車離れが話題になってますが、車に興味がないのではなく、そもそも車を買える収入が得られてない、という切り口の分析もあるそうです。30~40%の人が非正規雇用ならそれもそうかもしれない。そうなると、親の世代が当たり前のように持っていた車は「当たり前」ではなくなるのです。
上の世代を見て人生を思い描くのは別に悪いことではないですが、目の前の変化を見つめながら自分の将来を展望し、今を生きることが大事なんじゃないかなぁと思いました。
・・・って、今更つまらないこと書きました?(笑)