続・もっと電車に乗らないか・・・?>都内の方々
先日書いた「もっと電車に乗らないか・・・?>都内の方々」という記事を読んだYさんから共感のコメントいただきました。Yさんは以前持っていた車を手放した経験がある方。もともと車と無縁の生活を送っている私の話と説得力が格段に違います。
Yさんの考え方は私が書いた内容よりずっと合理的で、車に関する年間の費用を走行距離で割ったそうです。そしたらタクシー乗るより高かったそうで、それなら(必要なとき)タクシーでいいじゃないという決断に至ったそうです。車好きのYさんにとっては英断だったでしょう。
しつこいようなのですが、私は車が必要な人に手放せと主張するつもりはないです。ただ、意外と車について全体のコストに目を向けてない人が多い気がするのと、ガソリンの値上げ、環境問題など社会が車社会と反対の方向に動いている中で、もし漫然と、なんとなく当たり前だと思って乗ってるのなら、少し見直してみても良いのではないかと思っているのです。
私のイメージでは、未来は今より車が減るんじゃないかと思っています。そんな議論はネットワークが普及し始めた10年位前からすでに出ている気がするのですが、人を動かす必要性は徐々に減っているのではないでしょうか。
電話会議システムの普及で出張が減ったなんて話は序の口。思っていたよりテレワークが定着していない感はありますが、会社に行かず自宅で仕事をすると言う話はちらほら聞くようになりました。実際、私の仕事も、直接の打ち合わせが必要なければ100%自宅で完結するものもあります。これは車だけにとどまらない話ですが、そもそも人が動く機会、必要性自体が減っていく気がするのです。
車が、需要も原料も頭打ちになる時代が来るとしたら、ロボット部門を中核事業の一つに育てるというトヨタの「グローバルビジョン2020」も、私の中ではしっくりくるのだけど(笑)。
あと、ハリウッドのセレブの間でエコ・カーがはやってハイブリッド車が売れたとかやってましたが、んだったら超・車社会のアメリカで車無しの生活を提唱してくれる方がクールだと思う。無理でしょうか?車不要の生活を送っている私が言うと何もかも説得力が無いし、自分でも主張に自信が持てないのだけど(笑)。
それにしても、車が要らなくていいというのは東京の人くらい、という知り合いのトリプルH氏のコメントは本当なのでしょうか?>地方都市の方々
トリプルH氏は私と同じく、親が車も免許も持っておらず車のない環境で育ったらしいのですが、車が大好きで学生のころは自動車部に所属して車を乗るにとどまらずいじくっていたという人。当然今も車が好きで、遊びに誘うと都内でも車でやってくる。こんな車好きの人だから「要らない」世界が想像できないのではないかと思ってるのですが。