映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序」

   

衝動的にエヴァを観てきちゃいました!本日レディースデーで1000円です。猛歩き(?)して豊洲で観て来ました。感想は一言で言うと…

微妙!

…。良いところと悪いところ、足して「マイナス1」くらいです。というわけで、以下簡単な感想ですが、多少のネタばれもあるのでOKの方だけドウゾ。



この劇場版は「新しさ」が宣伝されていると思うのですが、4部作の1作目であるこの「序」はほとんどTVと同じじゃないかという印象でした。細かいシーンの入れ替えや、セリフの入れ替えはありましたが、驚くような違いはまったくなし。むしろ「しなくていい!」というような変更があってややショック。(名シーンと言われるシンジ×レイのやり取りとかね。)

変わった印象があったのはシンジの心理描写と、背景処理でしょうか。

シンジの心理描写については、気を使ってる感じがしました。TVシリーズが最後に意味不明な印象を残したことを補うかのように(?)最初からシンジの心の変化を丁寧に描こうとしてる姿勢が見えます。あまり良くできてるとは思えないのですが、TVよりは良いのかもしれない。

あと、背景処理が素晴らしかった。町並みや、車や電車や建物、そして軍用機など、特にメタリックな物が格段にきれいでした。エヴァはわりと「空」を使った心理描写が多いと思うのですが、晴れた空も、夕焼けもなかなか良かったです。戦闘シーンの背景はリアルすぎて、2次元のキャラクターと比べると浮いている感もありましたが、音の迫力と合わさると結構感動物でした。一番ジーンときたのは、ミサトがシンジに見せた第3新東京市が出現するシーンですかね。あれは建物と、空と、音楽がきちんと共鳴できているシーンだったと思います。

キャラクターですが、アスカ&加持さんは次から出るようです。TVでは本当に最後に出てくるカヲルくんが、今回ちょびっとだけ出てきますが、かなり謎に包まれています。あと、私はミサトが一番好きなのですが、ミサトと律子の他愛の無いやりとりのシーンが多く、いずれこの二人に起こる出来事の伏線だと面白いなと思いました。そういえば、レイちゃん率は低かったような…。レイ・ファンだったら物足りなかったかも。なんか、シンジとミサトがやたら画面を占めてました。

うーん。全体的に物足りない印象でしたが、TV版を見たときも、4本目くらいから急激に面白くなったので、劇場版もこれからに期待です。予告を見る限りでは、宣伝どおりの新展開も期待できそうです。

楽しみです。

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