映画「QUEEN ROCK MONTREAL」
「QUEEN ROCK MONTREAL」を見てきました。明日はフレディ・マーキュリーの命日です。そして没後20年というメモリアル・イヤーであることから、劇場では「QUEEN ROCK MONTREAL」が上映され、東京タワーでは「QUEEN展」が開催中です。
ライブ映像といえば、六本木で「Live at Wembley Stadium」のDVD上映を見ましたが、この「QUEEN ROCK MONTREAL」はちょっとそれとは違うなぁと感じました。よくも悪くも、全体がよくまとまっててきれいなのです。後から知ったのですが、これって「撮影用」だったんですね。いや、実際のコンサートなんでしょうが、劇場で上映されることを前提に作られたライブというか。
ライブ映像の後、この撮影に関するブライアン・メイのインタビュー映像がついてます。監督が非常にこだわりの強い人だったそうで、1から10まで把握して自分で決めたことで動かしたい人だったとか。その反発からよいライブになった、と言ってましたが、私からするとやはり「作られた感」を感じましたけどね。
あと、さらにおまけで「Teo toriatte」の歌とQUEENの来日映像が流れますが、ちゃんとした日本のライブ映像って本当にないんだなぁと改めて思いました。西武球場のライブとか、それこそ多少映像が粗くてもあるなら全部見てみてみたかったんだけど…。
ブライアン・メイ自らデジタル・リマスターしたということで、本当にきれいな作品でしたが、個人的には「Live at Wembley Stadium」の方がライブ感があって好きです。
ちなみに明日の命日は新宿でイベントがあるみたい。私みたいなにわかファンは足を運びませんが、フレディの死をそっと偲びたいと思います。