祝・娘ヨーちゃんが1歳になりました
更新の間が空きました。ブログを書いている気力・体力・時間が本当にないです。以前、子育て中の方が「そもそもPCを立ち上げる時間がない」と言っていましたが、まさにその状態。ちまちま、隙間時間を積み上げて書いています。
趣味らしい趣味がない今の私が、唯一趣味と言えそうなブログすらこの状態で、世の中の家事・育児と趣味を両立させている方たちが眩しいです。
さて、超低出生体重児として生まれた娘ヨーちゃんが、無事に1歳を迎えました!
1歳は修正で9か月、まだ0歳児相当なので、あまり1歳を迎えたという実感はないのですが、あの出産から1年と思うと感慨深かったです。
当日は夫が有休をとってくれたので、家族3人、家でお誕生日会をしました。このお誕生日会の様子や、ヨーちゃんの誕生からの1年を振り返ってみたいと思います。
Contents
お誕生日会
子どもの誕生日は初めて。何をしてよいのかわからないので手当たり次第に(笑)楽しそうなこと、記念に残るようなことをやりました。親の自己満足感はぬぐえませんが、ヨーちゃんも覚えていないでしょうから、形が残せればよいかなと思いました。
事前
- スタジオで写真撮影
- 20年続けるヨーちゃんへの手紙
- ケーキ、部屋の飾りつけ品などの準備
スタジオで写真撮影
スタジオで写真撮影をしました。ハーフバースデー(月齢6か月、修正3か月)の時も写真撮影をしたのですが、楽しくて仕上がりにも満足だったので、1歳の記念にも撮影しました。
前回は首も座っていないし、始終泣きっぱなしで赤ちゃん赤ちゃんしていましたが、今回は撮影にも協力的で、成長を感じました。ふとした表情に女の子らしさも出てきて、かわいい写真がたくさん撮れました。
ヨーちゃんへの手紙
夫と私それぞれ別にヨーちゃんへの手紙を書きました。0歳から20歳までの21枚つづりのカードで、毎年写真とメッセージを残せるものを用意しました。
本当は当日にヨーちゃんに読みたかったのですが、夫が私に読まれたくないと騒ぎ、書いたあと封筒に入れて厳封されています(笑)。ぜひ20歳まで続けたいです。
ケーキ、部屋の装飾
当日に必要なものは1週間くらい前から少しずつ準備しました。部屋の飾りつけなどです。ケーキは何度か試作しています。
当日
- 部屋で写真撮影(プレゼント)
- 一升餅
- 選び取り
- 断髪式
- 手型・足型
- スマッシュケーキ
写真撮影
部屋はガーランドや風船などで飾りつけしました。また、ヨーちゃんにはお誕生日用のワンピースを着せました。かわいい写真はすでにスタジオで撮ってもらいましたが、お誕生日当日もおうちで記念写真を撮りました。私たちが用意したプレゼントやいただいたプレゼントをその場で開封したり、周りに並べたりして一緒に撮りました。
一升餅と選び取り
私の母親の地域にはない風習らしく、私はやっていないそうですし、つい最近まで知りませんでした。いつの頃からか一般化したのか、専用のお餅が手軽に手に入るので、ヨーちゃんにもやってもらいました。
ヨーちゃんはあんよはおろか、ズリ這いの練習中だったので、お餅はうつ伏せの状態で背中に載せました。お餅を載せたら動けなかったので、形だけで終了しました。
選び取りは、カードと実物(水中眼鏡、本、電卓、ペン、定規、お箸)を用意しました。結果、水中眼鏡に一目散。ヨーちゃんの夫方のひいおばあちゃんは水泳のコーチだったそうなので……スイマーになるのでしょうか。
断髪式
生まれて初めて髪を切りました。生まれてからずっと薄毛で、今もまだまだら頭のヨーちゃん。なぜか前髪の一部だけがかたまって伸びていたので、1歳の記念にその前髪を切りました。胎毛はどう残すか悩みましたが、大きなものだと保管と管理が手間なので、カードにしました。当日撮った写真の裏に夫が絵を描いたものと一緒に、糸でしばった髪をラミネートカードに挟みました。
手型・足型
これまでも自治体のイベントなどで手型・足型を取る機会はたびたびありましたが、1歳のお誕生日当日にも改めて取りました。インクではなく、紙粘土に手と足を押し付けてとりました。ちなみにNICUでも取ってもらっており、それと比べるとその成長を実感して心が震えます。。
スマッシュケーキ
赤ちゃんが食べられる素材で作ったケーキを、手づかみで食べてもらうもの。9か月から食べられるパンケーキと、水切りヨーグルト、赤ちゃん菓子とイチゴでつくりました。ヨーちゃんはまだ手づかみ食べができないので、ひたすらぐちゃぐちゃに。途中手を口に持って行ったら少しだけ食べました。
当然汚れるだろうことは想定していたので、これは最後にしていました。そして終了後はお風呂へ(笑)。
病気やケガ
出産時はいろいろな病名がついたヨーちゃんですが、1歳になるまで病気らしい病気はしませんでした。むしろ退院後は順調に服薬を卒業し、元気に大きくなってくれました。
かかりつけ医には予防接種以外で行ったことがなく、通院はフォローアップおよび内分泌のみでした。
病気
2月と3月の2回、鼻水が出ました。ただ、鼻の奥がずごずごいっているだけで吸引するほど出るわけでもなく、そして熱も出ない程度の風邪でした。
これまでの記事にも書きましたが、超低出生体重児は病気が重症化しやすいと言われています。そのため、特に初めて迎える冬は病気に非常に気を付けていました。大人の手洗い・消毒、身の回りの物を清潔に保つ、人ごみには連れて行かない、公共交通機関にはできるだけ乗らない、未就学児との接触を避ける、といったことです。
それが功を奏したのかはわかりませんが、結果的にヨーちゃんは大きな病気をすることなく1歳を迎えることができました。私の懸命な様子を父はやりすぎと思っていたようですが、結果的に元気に成長する様子を見て、意味があったんだなぁと言っていました。
成長に伴って体力もついてきているはずなので、1歳まで病気をせずに済んだことにとても安心しています。そして、1歳になったからと言って急に病気にさらすつもりはありませんが、箱入りは卒業です。
なお、1歳を超えて打つ予防接種5本(ヒブ、小児用肺炎球菌、MR、水痘、おたふく)は、可能な限り最速のスケジュールですぐに打ちました。月齢が若かったため抗体が付きにくいと言われ受けなかったインフルエンザの予防接種も、今年の秋は受ける予定です。
皮膚トラブルは少しありました。大泉門付近に脂漏性皮膚炎ができ、一時期頭がフケっぽくなりました。受診することはなく、油でふやかしたり、ブラッシングで優しくフケをとったり、シャンプーを入念にしたりすることでほとんど無くなりました。
病院でも助産院でも肌がきれい、と褒められていまして、大きなトラブルとも言えないようです。ただ、これから暑くなるので、日焼けや汗疹、オムツかぶれなどに注意したいと思っています。
ケガ
病院にかかるようなケガはありませんでした。
抱っこしていたヨーちゃんの頭を、マンションのドアにぶつけてたんこぶができたことが一度ありました。また、ローソファーから頭から落ちたことがあります。どちらもちょっと泣いて、その後元気に過ごしていたので病院には行っていません。
また、バウンサーからは数回ずり落ちていますが、これは驚いてはいたものの泣いてもいません。
ただ、活発に動き出したのが最近なので、これからが気を付ける時期なのかと思っています。
成長と発達
運動面の発達はだいたい下記のようでした
- 首の座り:修正4か月の終わり
- 寝返り:修正7か月の終わり
- お座り:修正8か月
- ずり這い:修正9か月
誕生日時点でつかまり立ちはまだです。
ぱちぱち、(やや複雑な)おしゃべりは修正9か月くらいでした。本をめくるのは好きみたいです。そして、離乳食は絶好調で、よく食べ、よく出しています(笑)。
首の座り、寝返りは遅いもののお座りは標準でした。次回のフォローアップがまだ先なので、素人判断ですが、全体的に少しゆっくりめながらも問題のない成長をしているように見えます。
あれこれ未熟な知識で心配しても仕方ないので、フォローアップで先生の意見をうかがいながら様子を見たいと思います。
ちなみに、お誕生日月に自治体のお誕生日会にも参加しました。実質3か月違いの子たちとの合同お誕生日会だったので、成長の差が心配でしたが、行ってみたらそれほど気にならなかったのが印象的でした。
ヨーちゃんは、満期でも小さめのお子さんたちと同じくらいに見えました。少しずつでも同月齢の子に追いついていっている様子が分かり、嬉しかったです。
母親1年生の自分
親となって1年。ヨーちゃんの成長は、私の親としての成長でもあります。高齢出産で世間のママより一回りくらい年は取っていますが、親としての経験値はやはりまだ1年です。
私は結婚が遅かったこともあり、妊娠自体が「できたら嬉しい」という思いだったので、「こういう親でありたい、子どもをこんな風に育てたい」という理想や目標を強く持っていませんでした。
なので、今の自分が理想としていた親の姿なのかは分かりません。それでも、0歳児の子育ては大変ながらも楽しかったし、自分なりに頑張った1年だったと思っているので、ヨーちゃんと共に成長できたと自負しています。
これからヨーちゃんが赤ちゃんを卒業し、躾や教育を考えるようになると、親としての考え方が出てくるかもしれません。
ただ、やはり子育てに関して強い思いを持ったり、何かに傾倒したりすることはないような気がしています。世の中にあらゆる子育て論が溢れすぎて、逆に警戒しているのかもしれません。
子育てが2年目に入ったわけですが、また気張らずゆるゆるとブログに綴っていけたらと思っています。