映画「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション」
昨日たんばに誘ってもらってたねたんと3人で「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション」(長っ!)を観てきました。
15分の途中休憩を含めて約4時間40分の上映。公開当時のものから50分の未公開シーンが追加されてるとのこと。その、全編通しての飽きの来ないすばらしい構成と展開は理解してましたが、さすがに・・・さすがにとっても疲れました・・・。映画終わった後じばらく頭痛が収まらず、夜は飲酒を避けたくらい。第三部は激しいシーンが多いせいもありますが、やっぱりスクリーンを見続ける適度な時間ってのがあるんでしょうな・・・。
と、前置きが長くなりましたが、今回の「エクステンド」部分の紹介と感想を少々。ネタバレもあるのでご注意。
まず、今回追加された50分のシーンですが、公式サイトに以下の通り掲載されています。
-----公式サイトからの引用-----
【見どころがこんなにいっぱいの劇場未公開シーン!】
■エントに襲撃され、塔に閉じ込められたサルマンの衝撃のその後!
■どっちがお酒に強い?レゴラスとギムリの飲み比べ競争の行方
■死者の道はもっと恐ろしかった!頭蓋骨の大洪水がアラゴルンたちを襲う!
■ガンダルフ危機一髪!アングマールの魔王との対決!
■瀕死のエオウィンを蘇らせた“王の癒しの手”
■見よ、王の剣を──パランティアに映るサウロンに宣戦布告する
■暗黒の塔、バラド=ドゥアの副官“サウロンの口”初登場!
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こんな感じです。
しかし、感想を一言で言ってしまうと、「全部要らない」(笑)。
ファンはどうしても未公開シーンがあると言われると観たくなりますが、この映画に関してはとにかく長いので、このエクステンド部分50分は削られていてよかったのだと、そう思いました。なんか、どれも後から観ると蛇足的なシーンに観えてしまうのです。
レゴラスとギムリの飲み比べなんて本筋と関係ないオマケだし、サウロンに宣戦布告するアラゴルンのシーンは気合が入りすぎてて逆にかっこ悪かった。あと、エオウィン×ファラミアのシーンもちょっと唐突すぎな感じが・・・。
私は原作を「王の帰還」だけ読んでいないので、原作を読むとまた違った感想をもつかもしれませんが、とりあえず映画に関しては当初の劇場公開版でとてもよくできていたと思います。