【最終回】新鮮な鶏もも肉(骨なし)クエスト…東から西へ!
私のシンガポールでの新鮮な鶏もも肉探し。過去二度に渡ってネタにしてまいりました。
「なぜ解凍肉ばかり? 新鮮な鶏もも肉が欲しい……」
「新鮮な鶏ももクエスト…ジュロンイーストは全滅!?」
が、今回でおしまいの予定です。完結編?
まず一番最初に、私の言葉足らずをお詫びします。私が探している「鶏もも肉」は「骨なし鶏もも肉」です。サイ(腰)やドラムスティック(もも+足)を想像された方には誤解が生じた書き方だったと思います。すみません……。
さて、今回はどこを探したかと言いますと、コメント欄に情報をお寄せいただいた場所に足を運んでまいりました。コメントをくださったAmandaさん、まさん、匿名さん、ありがとうございます!
最初に行ったのはラベンダー。中心部から若干東の駅です。続いて西のクレメンティ。最後はさらに西のブーンレイです。偶然すべて東西線(緑の線)の沿線で、かつ駅近ばかりだったので一挙にまわってまいりました。全行程3時間半、まさに肉のための旅、鶏ももクエストです。
mahota(ラベンダー)
Amandaさんに教えていただいたmahotaは、ラベンダー駅を出てすぐのモール・キッチナーコンプレックスの3階にあるオーガニック製品を扱うお店です。食品だけでなく、日用品や雑貨、食器もあり、さらにカフェレストランもありました。
店構えからしてかなりお洒落なのですが、扱っている商品も選ばれた感がにじみ出ていて、お店のこだわりが伝わってきます。
お肉コーナーはこんな感じ。
正直「ひぃ、高そう!」とかなり怖気づいたのですが、値札をみて驚きました。品質よさそうなのにそれほど高くありません! そして、ありました! 肝心の鶏もも肉骨なし!
100gあたり1.5ドルなので、日本での国産もも肉と同じくらいだと思います。お店の人が近寄ってきたので「解凍肉じゃないよね、フレッシュだよね?」と念のため確認したところ、「毎日マレーシアから取り寄せてます」とのこと。
というわけで1枚買いました! 3.36ドルでした。ちなみにエジプト産のざくろが1つ3ドルと、これまた高くなかったので一緒に買いました。
買い物の後、カフェレストランがいい雰囲気だったのでランチでもとろうかと思いましたが、メニューは10ドル越えばかり。ランチは安くなかった。。ですが、ちょっといい食材を探している時にぜひ使いたいお店だなと思いました。
mahota
http://www.mahota.sg/
ウェットマーケット(クレメンティ)
まさんからご紹介いただいたのはクレメンティのウェットマーケット(市場)の鶏肉屋さん。最寄りのウェットマーケット以外に買い物目的で行くのは、恐らく初めてです。(チョンバル、テッカセンター、ブオナビスタには行ったことありますが買い物目的ではありませんでした。)
そもそも、クレメンティ自体ほとんど知らない場所です。駅前のモールにちょびっと足を入れたくらいで、そのふもとにこんな大きなホーカー&ウェットマーケットがあったことを知りませんでした。初めて地上に降りて、どっぷりローカルな雰囲気を感じたのがとても新鮮でした。
週末の昼下がり、入口のホーカー(屋台)は遅めのランチの人たちで大盛況。私はその奥にあるウェットマーケットに直行です。
玉子屋さん、、店構えもおじいちゃんもかわいいです。
そして目的の鶏コーナーへ!
が、あー! 店じまい中。。すみません、遅かった。ウェットマーケットは午前中に行くのが鉄則でした。
というわけで、こちらではお買い物せずです。(まさん、ごめんなさい。)
ただ、クレメンティ駅前にこんな大きなウェットマーケットがあるのを知ったのは収穫でした。うちの最寄りのウェットマーケットよりずっと規模が大きくて、買い物もしやすそう。またの機会にリベンジします!
クレメンティのウェットマーケット
448 Clementi Ave 3, Singapore 120448
FairPrice Xtra(ブーンレイ)
最後に向かったのはブーンレイ駅前のモール・ジュロンポイント内にあるFairPrice Xtra。FairPriceの大型店舗です。匿名さんに教えていただいたのですが、私の表記不足でこちらにあるのは骨なしもも肉ではなく、ドラムスティックとのことでした(すみません!)。
そしてやはり新鮮な骨なしもも肉はなく、扱いはサイとドラムスティックのみでした。
ですが、私の中で確立しつつある「FairPriceには新鮮な骨なしもも肉は扱っていない」という仮説を検証するのに十分な場所です。これでFairPriceについてのみまとめれば、通常店舗3店、finest1店、Xtra2店で探して見つからなかったことになります。
実はこちらにはありました……
最後に、こんなオチがあります。
コールドストレージに売ってました!!
灯台下暗しといいますか……、ブルジョワ御用達のコールドストレージで生鮮食品を買うという発想がない庶民ですみません……。別の買い物で行ったとき、ふと覗いたら売ってました。
カット状態のものだけでしたが、もしかすると店舗によっては一枚肉もあるかもという雰囲気でした。調理法によってはカット肉の方がウェルカムなので、どうしてもというときはコールドストレージも選択肢になりそうです。
まとめ
とりあえず私の中で、シンガポールで新鮮な骨なし鶏もも肉はそれほど一般的ではない物という扱いになりました。
欲しい場合は、コールドストレージを含めちょっとしたこだわりのお店や、ウェットマーケットに足を運ぶ必要がありそうです。地元の人の多くはウェットマーケットで買っているのかもしれませんね。
私の狭い行動範囲で結論付けていいかは甚だ疑問ですが、私なりの答えということで本件は締めたいと思います。
なお、本日mahotaで買った鶏もも肉はスープの具になりました。柔らかくておいしかったです! やはり買うなら新鮮肉です!