ブギスでスーツケースを修理しました~お値段は4輪80ドル

   

7月の一時帰国の際、帰ってきたらスーツケースの車輪が一つぱっくり割れていました。壊れたのは、去年シンガポールに来る前に義両親からゆずってもらったサムソナイトです。自分たちで直せるかなぁと見てみましたが、どう外していいかもわからないものでした。

しかしそもそも古かったのと、もっと軽いのが欲しいと思っていたので、これを機会に買い替えを検討することに。私が気に入ったのはリモワのサルサエアーです。軽さで選ぶとサムソナイトのコスモライトとの2択だったのですが、デザインがリモワの方が好みでした。もう、買う気満々でリサにもその話はしました。

リモワの店舗

リモワの店舗

それが先日改めて確認をしたところ、「リモワは高いからダメ!」と言い始め、ほぼケンカに。私は承諾を得たものと思っていましたが、リサはどうも生返事をしただけのようです。

共用のカバンですが、リサが出資しないというなら自分で買おうと思い、リモワの店舗に下見へ。欲しいサイズが1,000ドルもする……。シンガポールは日本より若干高いようです。いずれ次回の帰国時に日本で買うつもりでしたが、確かに安い買い物ではありません。

私だけがお金を出すのが癪だなぁと思いつつ、帰宅したらリサはリサで会社の同僚に相談してきました。そして聞いてきたのがブギスのカバン修理屋だったのです。MIRRCO Luggage Repair Centreというお店で、店頭での受け付けはもちろん、ホテルを介して旅行者のスーツケースなどの修理を請け負っているそうです。

修理で直るとなると、新しいカバンを買う理由が無くなってしまう……のですが、仕方ないので、リサにくっついてお店に行ってきました。

場所はブギスのNational Design Centreの近くのビル1階です。駅から徒歩5~7分くらいでしょうか。

ブギスのカバン修理屋さん

ブギスのカバン修理屋さん

店内には修理中のスーツケースがびっちり並んでいました。スーツケースを差し出し、車輪を4つすべて替えたい旨を伝えると、カバンをざっと見てすぐに取り換え部品の車輪を見せ「これと替えます。4つで80ドルです」と言われました。

お店の人曰く、うちのサムソナイトは20年物の日本製だそうです。日本のカバン屋エースさんがOEMで作ったものだそうで、純正の部品はないとのことでした。なので代替品で大丈夫かという確認だったのです。直って動けさえすれば純正品かにこだわりはないので、承諾してお願いしました。

後日取りに来るつもりが、なんと1時間で直るとのこと。引き換えの券を受け取り、近くのNational Library(国立図書館)で時間をつぶすことにしました。

National Library(国立図書館)

National Library(国立図書館)

National Library、二人とも来るのは初めて。広くてきれい、設備が充実している……といろいろ耳にしていましたが、本当にきれいな建物だし、フロアも多くて驚きました。ただ、私たちは時間つぶしだったので、1階のハニスカフェ(チェーンのカフェ)でジュース飲んで過ごしただけですが。

1時間後、80ドル払ってカバンを無事受け取りました。見た目も動きもとりあえずいい感じです。まぁ、耐久性が大事なので実際使うまで修理の真価はわからないですけどね。

ちなみに、夫の同僚の皆さんは出張が多いのですが、リモワは人気がないそうです。お勧めのブランドをいくつか聞きました。ただ、今回の修理で恐らく買う予定は無くなったのと、私たち夫婦はもともとスーツケースは小さめのソフト派なので、シンガポール生活が終わったらサムソナイトやリモワのような大きめのハード・スーツケースは不要になります。

ですので、しばらくスーツケースのことを考えることはなさそうです。

ブギスジャンクションのフードコートでランチ

ブギスジャンクションのフードコートでランチ

おまけ。修理したカバンを受け取った後、ブギスジャンクションのフードコートでランチを食べました。シンガポール料理のストールで食べた魚のフライ・クリームソースが思いのほかおいしかったです。他で食べたことないのですが、一体なんという名前やら。

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