東京都写真美術館に行ってきました

   

東京都写真美術館に行ってきました。ほぼ毎回期来ているはずというか、通うのがすっかり習慣になりました。

今日の一番のお目当ては年に一度の「世界報道写真展」。この写真展は日本橋東急時代から通っています。報道写真というジャンルに特に興味があるわけではないのですが、この写真展だけは毎回必ず心に残る写真に出会えるので、見に来ています。

毎度のことなのですが、すでに行った会社の人から混んでいると聞いていたので、朝一に入りました。そしたら一番に入場で来て自分のペースで非常に快適に楽しむことができたのですが、順番通りに見て最後の方の入口に戻ってきたらすでにたくさんの人がいて混み始めており、朝一で正解でした。



今回心に残ったのは、アルゼンチンの老夫婦の写真、ベトナムの巨大な洞窟の写真、アイルランドのラグビーの写真でした。老夫婦の写真は、そこから愛情と切なさとなんとも言えない空気が伝わってくる写真でした。ベトナムの写真は臨場感が素晴らしく、アイルランドの写真はまるで絵のような力強い写真でした。

その後、写美の所蔵作品の展示会と、川内倫子さんの個展を楽しみました。

川内倫子さんは私が名前を憶えている数少ない写真家さんです。それはつまり好きな写真家さんということです。作品の光の優しさがなんともいえない。被写体も、なにか心に留まるものを選んでいるように見えるのですが、そこに自然な共感が生まれる作品ばかりです。

今日の個展では映像作品もあったのですが、非常に淡々とした短い映像を切りつなげたものなのに、全然飽きずにずっと眺めていたくなる不思議な魅力がありました。これからも注目したい写真家さんです。

ところで明日は川内倫子さんのサイン会があるらしい。帰宅してから知りました。なんと…。でも写真集買うのは好きじゃないのでいっか。

Google Adsense

※当ブログはブログランキングに参加しています→にほんブログ村 超未熟児育児

 - 旅行やおでかけ