第18回 ROBO-ONE in 新発田 決勝トーナメント(8/29)

   


第18回 ROBO-ONE in 新発田、29日は決勝トーナメントが行われました。昨日勝ち抜いた32台…と言っても出場したロボットの半分以上なんですが…が、トーナメントでバトルを繰り広げます。

バトルもたくさん見てきたので、ちょっと食傷気味な昨今でしたが、ロボットちゃんとファン付きトコトコ丸がどう戦うのか気になったし、オムニしばたんやドカはるおのような巨大ロボットのバトルも楽しみです。

以下、順不同で楽しんだ試合の感想です。

トコトコ丸の1回戦。相手はローリングピラニです。トコトコ丸、開始早々新技のスライディングキックをしかけますが、逆方向に突進していきなりリングアウト(笑)。あまりの間抜けさに会場は大盛り上がり。しかしそのあと、そのスライディングが見事に技としてきまり、1回戦を勝ち抜きました。ちなみにこの新技は審査員の間で物議を醸したようですが、3秒ルール(3秒は座ってていい)の範囲として解釈され、苦しくも(?)OKになったようです。


流血仮面 vs ガルーは、流血仮面の個性的な動きで会場をわかせてました。ただ、うっかり私は仕込みの現場を見てしまったので、投げ技を見ても萎えてしまった感じです…。でも、プロレスってそういうもんなんだよね…。

昨日私が夢中になったロボットちゃん。昨日の予選で「決勝トーナメントでは必殺技がある」と言っていたのが非常に気になってました。そして決めた技が…降参(笑)。口かられろれろれ~と「参りました」の文字が。どこまでもかわいいなぁ。


そしてトコトコ丸2回戦。1回戦の様子を見ていて「もしかして結構勝てちゃう?」的なオーラが出てたのですが、2回戦は見事な負けっぷりでした。強力なスライディングキック、ブレーキが無いそうで、相手によけられたり、方向を間違えたりするとそのままリングから落ちるというもろ刃の剣。かわいそうなくらいリングから激しく落ちて、負けてしまいました。(でも壊れないから強い子なんだね。)

しかしまたもや会場はオオウケで、審査員の方は、この技が強すぎたらルールを変える必要があると思ったらしいのですが、オチがありすぎてこのままでいいと思ったみたいです。むしろ「会場をわかせてくれてありがとう、あみのくん(←制作者の方)」、みたいな発言まで出てました。そうそう、ROBO-ONEはエンタテインメントなんだよね。

体格差があるロボット対決も盛り上がりました。ギダイガー vs ドカはるお、Kinopy vs ドカはるお、Aerobattler MON☆ vs デンダインなどです。私はAerobattler MON☆ vs デンダインで、デンダインが必死にMONの足の間に入ろうとする姿にはらはらしましたが、Kinopy vs ドカはるおでは子供たちが小さくてかわいいKinopyを一生懸命応援していたようです。

オムニしばたん vs クロムキッドでは、クロムキッドの投げ技がかっこよかったです。巨大なオムニしばたん、今回も優勝?と思ったのですが、ふたまわりも小さいクロムキッドはオムニしばたんの腕を掴んで引っ張り倒したのです。その後、足がおかしくなったオムニしばたんが整体される光景も面白かったですが…。(本当に整体っぽかったので。)


クロムキッドはさらに巨大なドカはるおも倒したのですが、ドカはるおはどうも攻撃モーションがあまりないようだったので、しっかり作られたクロムキッドの方がもともと強かったのかも。

決勝はクロムキッドとAerobattler MON☆。ビジュアル的にもヒーローとヒールっぽいいい感じの組み合わせです。しかも順当に強い機体の対戦となり、試合として十分なものを見せてもらいいました。

そんなわけでAerobattler MON☆が初優勝を決めて第18回 ROBO-ONE in 新発田は幕を閉じました。

ところで苦言なんですが、今大会のメディア陣の傍若無人ぶりが目につきました。予選の日、開場を係りの人に確認してから入ったら、すでにメディア関係者らしき人たちにいい場所は取られており、翌日もそのままでした。さらにひどかったのが決勝トーナメントの日で、荷物で席取りしたままあちこち動き回ってたり(座って観戦しないならお客さんに席を譲るべき。)、一番前で巨大なカメラ回したり、通路に座り込んで撮影を続けたり。本人たちが周囲を気にしてなかったわけではないようですが、それでも、ハッキリ言って「邪魔」でした。

三脚利用はオフィシャルのカメラ一台にして欲しいし、あんな最前列のさらに前に陣取って撮影するんだったら、最初からメディア用のエリアを設けるべき。見えるだろうと思って取った席が途中から目の前のカメラやカメラマンに邪魔されて見えないのは腹ただしいです。(しかも彼らは肝心な試合の時に前に飛び出してくるからなお悪い。)

予選の日は前の席が取れなくて放浪したからよくわかるのですが、通路も座られるとステージが見えなくなるような設計の会場だったので、通路に座り込んで撮影するのもマナー違反だったと思います。

決勝で私は一番前に座ってたのですが、その前にさえカメラが設置され、腹が立って全身から怒りを発してたらちょっとは気にしてたみたいでした。しかし座ってた子供たちに「見える?」と聞いてカメラマンが私の前にずれてきたときは蹴りたくなりましたけどね。私には聞かないのか!って。地元の人や子供は大切だけど、私だって東京から新幹線で来てるんだぜ!って。

まぁ、ROBO-ONEも人気が無いうちは文句言うのも私くらいだろうし、開催側もどうでもいい気がする。(実は過去に二度クレームを出している。)私が最初にROBO-ONE見たときはもう少しきちんとしてた気がするけど。

…そんわけで、ちょっと嫌な苦言を挟みつつ…全体的にあっさりとした印象の大会だったと思います。面白いと思いつつも、あまり特徴が無かったからかも。その中でも個性的なロボットが出てきて、次の発展つながるような可能性は秘めてました。特にトコトコ丸が本気で飛ぶ日を楽しみにしてるのは私だけじゃないハズ…。

次のROBO-ONEは12月におてぷだそうです。おてぷ大好き。(これは一般公開向けなのかは謎ですが。)

次回も楽しみにしています!

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