高専ロボコン2009関東甲信越地区予選

   

昨日10月25日、高専ロボコン2009関東甲信越地区予選を観戦してきました。初めての予選観戦です。一昨年は申し込み忘れ、去年は引っ越しのごたごたで行けなかったのでした。でも、今年は幸い東京開催!しかも ロボコン友達のHHH夫妻もアクセスしやすい場所での開催とのことで前々から楽しみにしていました。

会場は町田市立総合体育館。予選開催にはちょうどいい大きさで、快適に観戦できました。会場を見下ろすような2階席が一般観客席で、席は自由。最初、入り口手前の方に座ったのですが、くりぼー奥様から「ピットが見えたら面白いかも」というナイス発言が出て、いそいそとピット側に移動。試合もピットもよーく見える素敵な席を見つけることができました。初めての生ピットだったのですが、準備中のロボットをあれこれ指さしてコメントしあうのも楽しかったし、体育座りして眠り込んでる学生の塊(笑)からは苦労が様子が伝わってきてきました。


今年のテーマは「ダンシングカップル」。手動ロボと自動ロボ、2台のロボットによる競演です。いくつかの課題があり、それぞれに点数がつけられ、その合計得点を競います。縦長のフィールドでは、最後のステージだけが直接対決になるような作りになってました。

観戦の感想ですが、正直つまらなかったです…。というのも、一チームも最後まで辿り着けなかったのです。なので直接対決は見られませんでした。スタート地点で動かないロボットも多かった…。いやぁ、頑張った学生の皆さんには申し訳ないのですが、競技として物足りなかったです。この競技がいかに難しいかを知ることができる、なんて前向きなことを言っていたHHH氏も、途中からうつらうつら。予選だから?…とも思ったのですが、あと一カ月でどこまで改善するかは疑問です。

まず、最初に手動の二足歩行ロボがプレゼントを取りに歩いて行くのですが、そこにたどり着くまで時間がかかる。二足歩行自体は去年やっているのでノウハウはあると思うのですが、その後の競技のためにロボットが複雑になってるようです。そして自動ロボにプレゼントを渡し、ダンス。ほとんどのチームがここまで行くか行かないか、といったところで制限時間を迎えて終了です。この先のシンクロスピン、リフト、ジャンプなどなどがさらなる見せどころだと思うのですが、それが見られない~。

テーマはすごく面白いのに、競技が難しすぎる?面白くて、技術的なハードルが適度な高さの競技設計って本当に難しいんだな~と3人で話してました。

結果は下記のとおりです。

<全国大会出場チーム>
群馬B(優勝)、茨城B、長岡B、小山A

<表彰>
群馬B(優勝)、茨城B(準優勝)
長岡B(アイデア賞)、茨城A(技術賞)、
小山A(デザイン賞)、東京B(ベストカップル賞)
産技荒川A(本田)、長岡A(東京電力)
長野A(マブチ)、茨城A(安川)、小山B(東京エレクトロン)

インパクトのあるデザインは結構たくさんあったのですが、個人的には産技高専(荒川)Aチームの竹馬ロボットがよかったです。本田の特別賞を取ってましたが、あえてあの動きづらそうな形を選んだのが面白かったです。プレゼントを上手に取るところを見たかったです。

マブチモーター賞を取った長野高専Aチームのドラゴンもデザインがよかったです。動けばなぁ・・・!

長岡Aは兼次で登場。おなじみのNHK大河ネタです。出場できなくて残念!天地人ネタ、東北から出ないかな?

優勝した群馬高専Bのロボットは、試合を重ねるごとに動きが良くなって、最後はとても堅実な動きをしていたのが印象的でした。ただデザインはアルミむき出しだったので、ちょっと寂しかったです。

そうそう、群馬高専の応援団が面白かった。
団長)燃えろ、燃えろ、燃えろ、群馬!
全員)燃えるな、燃えるな、燃えるな、回路!

だって(笑)。
回路燃えちゃ駄目!

・・・そんなこんなの関東甲信越地区予選でした。HHH夫妻が応援してるサレジオ高専も、私が応援してる産技高専(荒川)も出られなかったのが残念~。他の地区の予選も11月に放送されると思うので、テレビで観る予定です。来月の全国大会のハガキはただ今一生懸命書いています。なんとか、全国大会までに魅せる試合にしてくれると嬉しいな!頑張ってください!

(ところで、今回はある件についてロボコン事務局と幹事校のサレジオ高専様にはとてもお世話になりました。詳細は書けませんが、感謝、感謝でございます。ちなみに会場整備もサレジオ高専の学生がしておりましたが、飲み物 を飲むお客さんをきちんと注意したり、とてもしっかりしていたのが印象的でした。)

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