「お手伝いロボットプロジェクト決勝大会」に行ってきました

   

ROBO-ONEの「お手伝いロボットプロジェクト」の決勝大会に行ってきました。(予選は8/17に行われました。予選の様子はこちら。)会場は川崎駅地下街のアゼリア内スタジオアゼリア。たくさんの人が行き交う地下街の中心のような場所でして、買物ついでに覗きに来たお客さんがたくさんいました。イス無しの立ち見は老体には厳しかったですが、人の流れがあったので仕方なかったかも。あと、川崎って人の年齢層が幅広いんですね。お客さんは老若男女さまざまでした。なかなかいい雰囲気だったと思います。

さて、今日の競技は「ロボットファッションショー」と「お買いもの競争」でした。前者はそのまま。「お買いもの競争」の方は、実際に仮想のお店をステージ内につくり、遠隔操作されたロボットがお店の人とコミュニケーションをとって買物をしてくるというもの。スゴイ。そんな生活臭あふれた競技で、どのロボットも健気でかわいかったです。

11:00からオープニングの後、早速「ロボットファッションショー」開幕。こちらの競技、結果から書くと、ファッションショーをしてたのはトコトコ丸だけだったように思います。解釈によっては他のロボットもやっていたのかもしれませんが、私にはロボットの「デモンストレーション会」になっていたように見えました。(それはそれで面白かったですけど。)

トップバッターがトコトコ丸だったのですが、いきなり衣装替え&髪の毛も変更による大変身を披露。洋風→中華風(?)と雰囲気も変わり、途中いつもの踊りのパフォーマンスもはさんで、会場はおおいに沸きました。ファッションも変わってすごくショーっぽいです。


続くロボットたちは、だいたい皆さんお洒落してましたが、ファッションに関わらない色んなデモンストレーションがメインでした。面白かったのはAero-Blueとアリモプレナ。Aero-Blueはケーキにクッキーをのせた後、デモンストレーターの口にあーんと入れてました。カーニバル衣装を身につけたアリモプレナは、物を判別して、食べ物かどうかでカゴに分けて入れるデモをしてました。あと、かわいかったのはクロムキッド。前回はメカが出てた腕が、肉襦袢で覆われています。動きも台詞回しも子供らしくてかわいかったです。特にハンドルを持って「ぶぅーんぶぅーん」というのが。


30分近くおして午前の部は終了。なんだか「ファッションショーを見た」という感じがしなかったので、午後の「お買いもの競争」も実現しないんじゃないかという変な不安を抱えてランチ。

13:00から午後の部。「お買いもの競争」です。ステージ内には小さな仮想店舗が2つあり、それぞれ実際にお店の店員さんが控えています。スタート地点からお店まで距離があり、カメラの映像だけを頼りに遠隔操作でそこを往復するのもハードルが高そう。

トップバッターはまたまたトコトコ丸。予選のときの衣装に加えて、背中にランドセル、胸の前にはスイカをぶら下げています。無事お店に着いて物を選び、スイカでお買い物。買ったものは自分で背中のカバンを開けてお店の人に入れてもらってました。イメージどおりのお買い物をすいすいとこなしていて、値引き交渉なんかもうまくいって、制限時間内に無事帰宅!ヒエー。

ランチ中の心配は杞憂だったようで、お買い物はかなりのロボットがほぼ成功していました。(帰宅できなくても買物はできたりとか。)皆さん、ファッションショーよりこちらに注力していたのでしょうか。支払いの方法や、買った物の運搬方法にそれぞれの工夫があったのが面白かったです。


支払いはスイカが楽そうでしたが、あえてサインが必要なカードを使ったのがドカはるみさん。ペンできちんとサインをしておりました。


ファイブは台詞回しが軽妙でかわいらしかったです。一つの動作ごとに店員さんにボタンを押させるというやり方はうまいなぁと感心しました。(「ボタンを押してね!」・・・と自分で言う。)ダイナマイザーの歩行中の鼻歌は会場の笑いを誘ってました。


全ロボットのお買いものが無事終了した後は、休憩をはさんでROBO-ONEのエキシビジョンマッチ。ガルー、ダイナマイザー、ドカファイター、オートモの4台がいつものバトルを披露。そしていよいよ「お手伝いロボットプロジェクト」の最終結果発表。優勝アリモプレナ、準優勝ファイブ、3位ダイナマイザーでした。個人的には、思い入れとか全然抜きでトコトコ丸が一番だと思いましたが、どうやら予選のポイントが効いたようですね。(そりゃそうか。)優勝したアリモプレナは予選も決勝も安定した動きで、堅実なパフォーマンスを見せていました。関係ないですが、私はスミイママさんの声がかわいくて好きです。


お手伝いロボットプロジェクト、非常に楽しかったです。予選も決勝も観られて大満足。いつもの格闘より好きかも・・・。というのも、競技内容の性格だと思うのですが、どのロボットもキャラクター性を持たせてきているのが楽しいです。今まで無言でガシガシ戦ってたロボットが、お洒落して、しゃべったり歌ったり、おどけたり。こりゃ当然キャラ好きの心を惹くわけです。

こういうのまたやって欲しいなぁ。格闘やサッカーと違う路線で発展して欲しいです。休憩中にトコトコの網野さんとちらっとお話ししたのですが、買い物がうまくいったことより、ファッションショーで衣装替えが成功した瞬間に会場が沸いたのが嬉しかったそうで、その感想にエンターテイナー魂を垣間見ました。そんな風に、カッコイイのもいいですが、かわいかったり面白かったり楽しい演出がもっと観たいですね。そして、こっちのほうがROBO-ONEにとって未開拓なお客さんがたくさんいる気がします。・・・なんて(笑)。

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