本「人間失格」
昨日から太宰治の「人間失格」を通勤電車で読み始めたところ、面白くてとまらず、今日の夕食後ベッドにひっくり返って読みきりました。
これだけ有名な作品にどうこうコメントしずらいので、主題からはずれてますが、個人的にハッとした部分について書きたいと思います。
主人公の葉蔵は「もてる」男で、本人が意識せずとも女性のほうから好意を示してくるシーンがたびたび登場します。時には葉蔵の適当なあしらいを女性が勘違いし、まるで女性は間抜けに描かれています。
・・・痛い。
私も一般的に「もてる」男性に好意を抱いたことがあるのですが、その女性と自分が被る(笑)。
そんな、「もてる」男性視点からの心理描写がとても興味深かったです。これって「人間失格」の感想になるのかなぁ。恥ずかしい。。。
買いためた文庫を読み終えちゃいました。またブックオフで仕入れてこないと。