本「人を動かす」by デール・カーネギー

   

デール・カーネギーの「人を動かす」をよーやく読みました!自己啓発本の古典であり名著と呼ばれるこの本、悩みの答えを求めてネットをさまよい出会ったのですが、ハードカバーというそれだけの理由で長らく読んでいませんでした。もともと翻訳本が好きではないのにさらにハードカバー!電車で読めないから嫌。しかし、あまりにもあちこちで勧められるのでとうとう読みました。そして思った。

もっと早く読めばよかったー!
面白かったー!

…世間で認められていて、5人以上に勧められた本は読むべきだと反省しました(笑)。一見難しそうに見える本ですが、文章は非常に平易で読みやすいです。そして、この本を読むとこれまで読んだ自己啓発本が、この本の薄っぺらい焼き直しに見えてきます。それぐらい、基本要素がぎっしりと詰まった本でした。

「人を動かす」は、人とのコミュニケーションの「コツ」のようなものを、大量の事例を紹介しながらまとめた本です。事例は非常に多くて、もしかするとこの本の9割が事例かもしれない。しかし優れた事例の選別と、まとめや切り口のうまさが、この本が単なる逸話集ではなく優れた自己啓発本に仕上げているように感じます。しかしいくつかの事例は感動的で、涙が出るようなものもあり、そういった意味では物語としても楽しめる側面があります。

相手の気持ちを考えて、相手の気持ちを大切にするとうこと。それが大事だということが素直に受け止められました。読んだ後、いじわるな私が少しだけ寛容になれた気がします(笑)。

ちなみに私はハードカバーの本を持ち歩くことはしないのですが、この本だけは毎日会社に持って行って通勤電車や始業前に読みふけりました。それくらい面白いです。

「道は開ける」もぜひ読みたいと思います。

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