ドラマ「人にやさしく」

   

今さらこのドラマの感想をブログに書く人も滅多にいないだろうなぁ。加藤浩次のファンになって過去の出演作品を順番に観ています。

さて、「人にやさしく」は2002年1~3月に放送されたいわゆるフジの月9ドラマ。スマップ香取君、ソフィア松岡君、そして極楽の加藤浩次3人と、天才子役・須賀健太くんが出演してます。原宿の一軒家に住む男3人と、家庭の事情で親と離れた少年が同居することになるお話。

なかなか人気のあるドラマだったので観た人も多いと思いますが、私は当時ちらっと横目で見たくらいの記憶しかありません。なので今回通して観てとても楽しめました。

以下、ネタバレもあるので「続き」で。



全体を通してとても明るいドラマでした。明るすぎるというか、ちょっとうるさいくらい。最初の方の話はみんなあまりに「がなる」ので煩わしいくらいだった(笑)。脚本がいけないのか、役者がいけないのか、原因はそれぞれだったかな。(・・・のぞみ役・星野真里はカワイイのにうるさすぎ。観てて痛いくらいだった。)

しかし、不思議なもので(?)連続して見続けているとだんだんそのテンポにも慣れてきて、後半は心地よいくらいでした。特に慎吾ちゃん演じる前田全の役は非常にドラマっぽい役柄でありながら、大変惹かれるものがありました。目標や目的に向かってまっすぐ突進。突飛でむちゃくちゃなんだけど、純粋で正義感あふれていて、そして行動力・実行力がある。周囲の人の信頼も厚く、誰よりも包容力にあふれてる。自分自身がこういう人間になりたいし、こういう人がそばにいてくれたらって思いました。

肝心な加藤浩次ですが、役柄がちょっと・・・(失笑)。いや、あの暴れん坊っぽいところが本人と近いのかもしれませんが。りょうとくっつく役柄だったのが意外だったかな。組み合わせ的に。

最終話で、このドラマのタイトル「人にやさしく」という言葉の意味の説明が出てきます。教師ののぞみ(星野真理)が修了式で子供たちに説明します。つらい時や悲しい時、人にやさしくされたときの嬉しい気持ちを思い出しなさい、と。そして「人にやさしく」することの大切さを説いていたと思います。

全体的に漫画みたいでリアリティが無く、味わいも無いように思っていましたが、振り返ってみると結構楽しんだし、最終話には感動したかな。

観てよかったです

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