映画「サザエさん」(1948年作品)
昨日の話になりますが、京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで久しぶりに映画を観ました。このフィルムセンターは名前の通り、貴重なフィルムや映画に関する資料を貯蔵している映画の美術館で、上映会や展示会を定期的に開催しています。ここの資料室には卒論書くとき随分お世話になりました。
さて、現在上映中なのは「発掘された映画たち2005」。その名の通り、発掘された貴重な古い映画の数々が毎日上映されています。昨日私が観てきたのは、なんと60年ちかく前の実写版「サザエさん」。初の映画化の作品だったそうです。そもそもサザエさん自体1946年から始まった作品ですから、この映画はまさに原作と同時代性があります。
映画でサザエさんはまだ独身。マスオさんもいくらちゃんもいません。若くて元気で、おっちょこちょいだけど優しいサザエさん。テレビで浅野温子の実写版サザエさんがやってましたが、この古いサザエさんの方がサザエさんぽくてかわいかったです。わかめちゃんもリアル。パンツ見えそうなワンピースで、おかっぱ頭にリボン載せてて超かわいい(笑)。
ただ、コネタは面白かったけど、途中えらく退屈でちょっと寝ちゃいましたけどね。貴重な作品を観られてよかったです。