アネロ(Anello)のリュックがシンガポールでも流行っている模様

   

先日、夕食のテーブルで夫リサが突然叫びました

「アネロって何なの!」

って。

かなり唐突な質問だったのですが、私も最近「アネロって何なの!」って思っていたので、つまらないネタの一致に思わず噴いてしまいました。

ご存知の方も多いと思いますが、アネロ(Anello)は日本のキャロットカンパニーという会社が展開しているバッグのブランドです。昨年から日本で流行っているようですが、私はシンガポールにいたし、もともとファッションに疎いこともあって、まったく知りませんでした。

それがこの頃、シンガポールでよくこのロゴを見かけるようになり、冒頭のように「アネロって何なの!」状態だったのです。

アネロ(Anello)のリュック

アネロ(Anello)のリュック

シンガポールの学生カバンは、日本のような革製ではなく、ナイロンや布製のカジュアルなリュックサックです。カバンを指定している学校があるかはわかりませんが、少なくとも町中で見かける学生の多くが、自分が好きなリュックサックで通学しています。

小学生だと日本の小学生が遠足で担ぐような少しごついリュックが多いのですが、中高生になると、特に女子学生はやや落ち着いたシンプルなリュックを使っている子が多くなります。

そんな中で最近台頭してきたのがアネロなのでした。がま口のようなトップのデザインはユニークですが、目を引くほど奇抜なものではありません。ただ、電車やバス、駅などでこのバッグを背負った学生をよく見かけ、ぼんやりとロゴが頭に残っていたのです。

そしてリサに「アネロって何なの!」と食卓で叫ばれてから初めてネットで検索し、日本のブランドで、かつ昨年流行ったということを知りました。どこの国のブランドなのかなんてあまり興味がなく、漠然と欧米のブランドかと思っていたので、日本ブランドだったことが意外でした。

そんなことを知った後の先日、リサは会社の同僚とこのアネロの話になったようです。リサの同僚には女学生のママがいるのですが、「娘に持たせるバッグ」についての話になり、

「やっぱりアネロとかかしら」とつぶやいたそうです。

そこでリサは得意げに
「アネロってどこの国のブランドか知ってる?」と聞いたそうです。

そして返ってきた答えは「イタリアとかかしら?」だったので、ちょっと自慢気に「日本なんだよ!」と言ったらやはり意外な顔をしていたとか。

日本でまだ流行っているのか、シンガポールでいつまで流行るのかは(しつこいようですが)ファッションに疎い私にはまったくわかりませんが、アネロが今、シンガポールの学生の間で流行っているのはこんな会話からも垣間見えました。

ちなみに、学生だけでなく若い大人の女性が背負っているのもちらほら見かけます。職業によると思うのですが、シンガポールってわりと大人も通勤にリュック使っている人が多くて、その中で落ち着いたデザインのアネロは大人にも受け入れられているようです。個人的にはリュックサック自体あまり使わないので、興味ないかな......。

なお、日本のECサイトでアネロのお値段は5,000円前後からのようですが、先日こちらのモールのワゴンセールで20ドル(約1,600円)で売っているのを見かけました。

アネロ(Anello)のリュックが20ドル

アネロ(Anello)のリュックが20ドル

リサのママさん同僚曰く、この値段は恐らく偽物だそうです。タグを見たら一応キャロットカンパニーの名前がありましたし、お値段も4,500円との記載がありましたが......真相は藪の中でございます。

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