Nスペ 「司法大改革 あなたは人を裁けますか」
NHKスペシャル「司法大改革 あなたは人を裁けますか」(1)のドラマを見ました。
NHK!
最近、相次ぐ不祥事に人並みにムカついておりましたが、やっぱいい番組作ってますね!
日本で2009年度までに、裁判員制度が導入されるそうです。知ってました?(私は決まったなんて知らなかった。汗)。つまり近い未来、「12 Angry Men」の世界が日本にもやってくるのです。それは誰もが陪審員として、誰かへの裁きに参加する可能性があるということです。
このドラマは、その2009年に制度を導入したばかりの近未来日本を舞台にしています。主人公の三浦友和を中心に、被告人の実刑か執行猶予かをめぐって裁判官、そして一般市民から選出された6人の陪審員の議論が展開されます。三浦友和、あともう一人のキーパーソン・内山理名演じる陪審員は、「何が被告人にとって大切か」を考えて、結論を出します。その答えに「なるほど」と唸りつつも、改めて「人を裁くことの難しさ」を見せつけられた様な気がしました。
陪審員に求められるのは専門的な知識や経験ではないと思いますが、もし自分が選ばれ、誰かの裁きに参加する可能性があることを想像すると、素のままで参加はできないと思います。その決定が、被告人やその家族、もしくは被害者やその家族の人生に関わる決定になるからです。しかし、考えれば考えるほど難しくて、正直怖いですね。
明日もNHKでは同タイトルで番組を放送します。今度はドラマじゃなくて検証番組みたいなものみたい。「義経」の後にチェックです。
おまけ:裁判員制度導入について詳しく書いたページ
http://homepage1.nifty.com/lawsection/special/saibannin/quickreference.htm