シンガポールで犬を飼うのは大変そう
最近、職場に犬が来ます。
まだ子犬と言うのもあって、見た目も挙動も超絶カワイイです。オフィス内を端から端まで元気に走り回り、人懐こく誰にでも「遊んで!」とアピールしてきます。かといってほとんど吠え声を聞かない、しつけの行き届いた良い子です。
私は犬を飼ったことがなく、扱いはまったく慣れてないのですが、遊ぶと喜んでくれるし、抱っこもさせてくれるのでかわいくて仕方ありません。昨晩はとうとう夢に出てきました(笑)。
そんな思いがけない犬との触れ合いに、すっかりメロメロになっている私ですが、シンガポールで犬を飼うのは大変そうだなぁと思います。
私の知り合いで犬連れで駐在に来た方(日本人ではありません)がいるのですが、犬の入国に5,000ドル(37万円くらい)払ったと聞きました。一体何の費用か詳しく聞いてないのですが、簡単に払える金額ではありません。かといって家族の一員なので置いてくるという選択肢はなかったでしょう。
また、そのワンちゃんは中型犬で、外でお散歩が必要だそうです。ですがご存知の通り、シンガポールは常夏なのでずっと外を歩かせるのは厳しく、専用のバギーを用意。ベビーカーのようなバギーに乗せられてる写真を見て思わず笑ってしまったのですが、散歩も一仕事のようです。
人に聞いた話によると、シンガポールではバギーに犬を乗せて扇風機まで回して散歩している人もいるそうです。もう、子どもと変わらないか、それ以上の待遇のワンちゃんもいるかもしれません。
Facebookで、ワンちゃんの保育園(ナーサリースクール)の動画も見せてもらいました。檻に囲まれた芝生の中にカラフルな遊具が並び、あらゆる犬種のワンちゃんがもちゃもちゃと遊びまわっています。知り合いのワンちゃんは新入りで、いろんな犬に追いかけられ、お尻をかがれている姿がかわいかったです。値段まで聞いていませんが、シンガポールだから安くはないだろうと思われます。
ペットを飼うことから、お金とか世話の手間以上に得られるものがあるのは想像に難くないのですが、以上のような話を聞くと、今のうちの生活でペットを飼うのは難しいと感じます。
ジュロンバードパークに行って以来、私は特に鳥が飼いたくなったのですが、それもこれも本帰国してからその時の生活状況次第で考えたいと思っています。