ウィーン・フィルの「第九」を映画館で堪能
写真美術館の映画館でウィーン・フィルの第九を堪能してきました。
シネコンサートとしてベートーヴェンの交響曲を1番から9番まで流すのですが、1番&3番などセットにして5ブロックに分けて上映してました。第九は9番のみの80分の上映です。映画館でクラシックなんてそこそこだろう、と思いきや、映像もきれいだし、音も想像以上に良くて感動しました。始まって一分くらいで会場と一体となったような錯覚におちいりました。
第一楽章の始まりで涙を長し、第二楽章で気持ちが高ぶり、第三楽章で優しい気持ちになって、そして第四楽章は最初から最後まで涙をだらだら流して聞きました。
なんというか、やはりベートーヴェンの曲はゲルマンの方々の力強い演奏が似合うのでしょうか。繊細さも感じつつ、全体的にその迫力に心を動かされました。ソリストさんはソプラノのアネッテ・ダッシュさんのとにかく力強くて伸びのある歌声にうっとりしました。
感動しました。観に行ってよかったです。第九って日本だと年末の曲になってますけど、本来は宗教とも季節とも関係ない曲ですよね。年が明けてからでもどこかに聞きに行きたいな~。