イード・アル=アドハー(犠牲祭)でご馳走になりました。

   


今日はイード・アル=アドハー(犠牲祭)というイスラムの祝日で、シンガポールは祝日でした。このお祭りは親戚や知人に食事をふるまうのが風習だそうで、夫のバングラディッシュの同僚の方が自宅の食事会に招待してくださいました。

イスラムのお宅にお邪魔するのは初めてで、手土産を悩んだのですが、夫の別の同僚のおすすめはフルーツ。ちょうど日本の食品を扱うお店が行く途中にあったので、日本の梨を買いました。(1つ4ドル。340円くらい。ひょえー。他にも日本の加工食品がびっくり価格で並んでました。)さらにお花もゲット。生花を気軽に買えるお店が見当たらず、モールを2軒まわってようやく小さなお店でこぶりな蘭をかすみ草とブーケっぽくしてもらいました。そしてお宅に伺い、玄関で梨とお花を渡したところ、お花の方がうけが良かった印象です。小さい娘さんに「For you!」と渡したところ、「お花もらったの~」と喜んでました。そして奥様が早速マスターベッドルームに飾っていました。

お部屋では、私たち以外のゲストの方もいて、早速一緒に食事をいただきました。辛すぎるものが出てきたらどうしよう、とか、どうふるまえばいいかなどいろいろ心配でしたが、いただいた食事は何もかもおいしくて感激しました。肉料理が中心で、聞きなれないお肉もありましたが、どれもクセがありませんでした。

特に「ボルハニ」というスパイス入りのヨーグルトジュース(写真)がおいしかったです。ヨーグルトにパクチ、唐辛子、胡椒などのスパイスの他、砂糖と水を加えてミキサーにかけたものだそうです。日本人では好き嫌い分かれるみたいですが、妙にくせになる味で、私はまた飲みたいくらい好きです。口の中がさっぱりするので、脂っぽい料理とは特に合いそうです。

そして食後は、私たちが不動産探しをしているのを知っているので、快くお部屋を見せてくれました。築年数のわりにどこもきれいで、やはり住んでいた人の生活の仕方なんだろうなぁと思いました。彼女いわく、中国系の人や日本人は部屋をきれいに使うそうで、そういう人が住んでいたところならきれいだろうとのことです。

しばらくまったりした後、デザートをいただいたのですが、どうやらゲストは入れ替わり立ち代わり来ているようなので、私たちもデザートをいただいた後においとましました。お食事はおいしかったし、何よりも違う民族、宗教の方のお宅にお邪魔できたのは貴重な経験だったなぁと思います。

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