本「カラフル」

   

先日アニメ映画をみて感動した「カラフル」の原作を読みました。映画の感想で「実写化すればいいのに」と書きましたが、本の巻末の解説を阿川佐和子さんが書いていて、彼女が母親役で映画化されてたことがわかりました。ただ、ネットで評判がイマイチなのようなので映画は、たぶん見ない。

さて、原作ですが、児童文学だからなのか、非常にライトです。つるつる読める感じ。もう少しひっかかりながら読みたかった私にはやや物足りない感じはありましたが、これはこの作者の方の文章の特徴なのかな。

内容は、映画(アニメの方ね)とほぼ同じ。映画がいかに原作に忠実に作ったかが分かりました。違うのは母親のキャラクターとプラプラのイメージかなぁ。どちらも映画の方が好きな気がする。お兄さんや友達との関係の描き方も映画の方がいい。

なんというか、映画を先に見てしまったために純粋に原作の「良さ」みたいなものがわからなくなったかも。この作品は、話が進むにつれて登場人物の心がだんだん明るみに出てくるという展開なので、原作を先に読んでしまっても、映画を先に見てしまっても、後の方がつまらなくなってしまいそう。

私は映画を先に見てしまったので映画をお勧めしますが、原作も評判がいい作品なので、本に先に出会った方には本もお勧めします。

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