映画「アバター」

   

ジェームス・キャメロンの「アバター」をようやく見てきました。ほおっておいて、気がついたらもうブルーレイ発売なので慌てて行ってきた次第。でもいわゆる自分のタイプの映画ではなく、チケット当たったし、話題になったので見てきた感じではあります。(ちなみにチケットが一枚余っていて周囲に声かけてるのですが、反応なし。もう見ちゃったか、興味ないかに二分されてる感じがこの映画の評価を表してる気がする…。)

公開当時、すごく評判が良かった印象があるのですが、私的には興味がない人には勧めないけれど、少しでも興味あるなら絶対映画館で3Dで見なさいと伝えたい作品でした。というのも、ストーリーがいまいちです…。一方で映像と音楽が素晴らしいです。ストーリーにイライラしつつも、迫力と奥行きのある絵と音にぞくぞくさせられます。だから家の普通のテレビで見てしまったら、つまらないストーリーだけの作品になってしまう気がするのです…。

以下、興味のある方だけ続きをどうぞ。


ストーリーの何がいまいちかというと、ひねりが感じられないという点でしょうか。トレーラーだけであそこまで話の全体が見えてしまう作品って最近あまりないような…。勧善懲悪がわかりやすすぎます。なんだかんだ得体のしれない自然の力を借りていく展開も面白くない。絵と音で引き込まれるものの、ふと引いてストーリーを眺めると、「ふーん。単純…」と冷めてしまう感じでした。ラストシーンも…安易なような…。まぁ、だからこれは考えたり感動したりさせるものではなく、エンターテインメントな作品なんだと捉えてます。

3Dは、最初は感動しますが、すぐに慣れてしまって意識することはなかったです。ただ、一番評判がよかったアイマックスだともっと迫力を楽しめたかも。(私が見た劇場はreaL3D。アイマックスの次に評判がよかった形式と聞いてます。)CGは本当にどこまでが本物で、どこまでがCGかわからないくらいきれいで、自然や獣たちとナヴィの絡みのシーンはどれも美しかったです。

あと、ストーリーは好きではありませんでしたが、キャラクターでヒロインのネイティリだけはすごくキュートで惹かれました。主人公の影が意外と薄かったせいもあるでしょう。アメリカ映画ってストロングガールが好きだな~ってしみじみ思いました。

終盤はほぼ戦争映画みたいになってたので、その手が苦手な私は(それなりに楽しみつつも)ぐったりしてしまいました。終わって背中にぐっしょり汗をかいててびっくり。冷めてるんだか入り込んでるんだか微妙(笑)。

そんな感じのアバター鑑賞でした。
3D時代の幕開けの代表作品として見ておいてよかったと思います。

次は3Dでアリスが見たいな。

Google Adsense

※当ブログはブログランキングに参加しています→にほんブログ村 超未熟児育児

 - 映画