CSS Nite LP38「Webデザイン行く年来る年(Shift8)」
去る12/13(土)、年末恒例のCSS Nite「Webデザイン行く年来る年(Shift8)」に足を運んできました。一年Web関連のトレンドから離れていても、これで結構おさらいができちゃうというとてもありがた~いイベントです。このところイベントから足が遠のいている私もこれだけは行っておこうと予定を空けています。今年も13時半から20時ちかくまで、みっちり楽しませていただきました。気になったセッションだけざっと感想書いておきたいと思います。
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1. 基調講演
Webデザイナーをスーパーヒーローになぞらえたプレゼン。自分の中にいる真の敵「どうせ無理」という気持ちに対し、クライアントやユーザー、ビジネスなど、自分以外のことを考えることで諦めずに戦い続けるのが「ヒーロー」というお話でした。唯一、精神論を語ったセッションで、最初のつかみとして十分熱い気持ちになりました。
2.マークアップ2014年総まとめ
タイトル通り、HTML、CSS、jQuery、ブラウザ、制作環境について、2014年についてのおさらい。制作に携わってない人にはピンとこない詳細な話もありましたが、それでも1年分のおさらいをするのにもってこいでした。個人的に今後気になるのは「Coding for Marketing」の部分でしょうか。ここも細かいことはさておき、タグマネージャーの動向やGoogleのスマホ対応表示などが今後マーケティングにどう影響を与えるのか気になっています。
3.アクセシビリティ
B2Bメインだとアクセシビリティ自体への関心は薄くなりがちなのですが、今回の動画キャプションのトピックは「アクセシビリティって誰のため?」と考えさせらえる部分があり、興味がわきました。アクセシビリティはハンディのある方向けと…考えてしまいがちですが、動画のキャプションはハンディの有無関係なくニーズがあるもので、万人に使いやすく、結果SEOにも好影響かもという切り口が面白かったです。
5.マルチデバイス
世の中どんどんマルチデバイス化が進んでいるんだ、、と念押しされたセッションでした。この点については疑うところがないでしょう。その状況でどうしていけばいい?というのがサービス提供側が考えなくてはいけないことで興味のあるところです。その意味で、大学のスマホ調査の話もさることながら、矢野りんさんの海外子育てサイトの話が一番面白かったです。片手で子供をあやしながら片手でスマホを操作するとき、どのようなサイトが優れたサイトかがわかりやすく紹介されてました。使う側にきちんと立つとユーザーが求めるものが鮮明になるんだなぁと思いました。
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CSS NiteはWeb制作関連トピックのイベントなので、当然制作のネタが中心になりますが、私も世間も?ここ数年はマーケティングとの関係や(デジタル)マーケティングそれ自体への関心と必要性が強まっています。ぜひマーケティングをメインに取り扱ったLPを!という声があがっていましたが、SNSのおさらいと今後の動向が気になるし、マーケティングオートメーションもようやく日本に来た感じですし、ぜひぜひお願いしたいと思います。