東京都写真美術館に行ってきました。
恵比寿の写真美術館に行ってきました。先月の展示がなかなか面白そうだったのですが、引越しのごたごたで行けなかったのが悔やまれます。今日はコレクション展とブラジルの写真家によるアフリカの写真展を見てきました。
●コレクション展「旅」
写美が毎回やってる所蔵作品をテーマごとにまとめるコレクション展。今年のテーマは「旅」。コレクション展は何度か来ると同じ作品に再び会うことがあって面白いです。今日は植田正治の子供が地下鉄の排気口を眺める写真にひかれて、この作品だけ出口から戻って見直しました。まだ植田正治を知らなかったころ、「あんどうさんは好きになると思います」と言い当てた人がいたなぁ。
●セバスチャン・サルガド「アフリカ」
ブラジル出身でパリを経て、仕事でアフリカに触れて写真を撮り始めたという写真家のアフリカを舞台にした作品展。パンフレットやチケットの写真から美しいアフリカの写真をイメージしてたのですが、内戦や飢餓に苦しむ写真がメイン。報道写真でした・・・。伝えることの力を感じつつ、イメージと異なる写真に複雑な思いを抱え込まされました。
・・・キヤノンの写真新世紀東京展が7日からだった!これも見たかったなぁ。惜しかったです。