「東京ユビキタス計画2009」一般公開実験に参加

   


東京ユビキタス計画2009」一般公開実験に参加してきました。よく行く銀座での開催だったし、なんとなく面白そうだったので。

申し込みした10時前に銀座駅構内の集合場所へ。なんだかがらーんとしてますが?(笑)パイプイスが並んだ説明会場所も誰もいません。一番の番号札をもらって待っていたところ、結局誰も来ませんでした。この時間は5名の事前申し込みがあったようですが、みんなブッチしたか遅刻かのどちらかのようです。


何はともあれ、一人で説明を受けました。どういう実験かというと、iPhoneのようなタッチパネルタイプの専用端末を持って実験エリアに繰り出すと、道案内やお店の情報のようなガイドのサービスを受けられるというもの。

たとえばトイレを探したいとき、端末でトイレを選択するとトイレの案内が表示されます。案内は実際の写真と、矢印と、音声の説明と地図が組み合わされたもので、カーナビみたいな感じ。お店の情報は、簡単な紹介が入ってたり、住所などの基本情報のみだったりまちまちなのですが、選択すると道案内を出すことができます。

技術的な特徴は、GPSではなく、実験エリアの各所につけられた赤外線/無線マーカなるものからのデータを受信する点。移動すると勝手にその地点の情報が入ってくるとか。

説明を受けてさっそく出陣です。イヤホンをつけ、データ受信用の機器を首からぶら下げ、さらにタッチパネル端末(UC:ユビキタス・コミュニケータ)を手に持ちます。重装備でかっこ悪い~。特に受信機を首から提げるのはややショックでした。何者だよ。

画面を見つつ、とにかく地上へ。案内なしでも分かるのでガイドを無視して動いてしまって実験台無しです。いけないと思って、4丁目交差点でさっそく目的地を設定。教文館のウェンライトホールを選択しました。あぁ、場所を知ってるどころか、4丁目から見えてますが(笑)。でも素直に和光に向かい、左手に山野楽器を見ながら直進します。ガイドより私の歩く速度が早いので、気がついたら教文館に着いてました。で、ふと端末を見たら、「行きすぎです」ってよ(笑)。おいおい。今目の前に来てるのに~。試しに少し戻ってみたら、ミキモトあたりで「着きました」って出ました。場所がずれてます。。。

もー、申し訳ないのですが、これで一気にやる気が失せました。その後、一応端末をいじくりながら周辺をぶらぶらしてみまいたが、イマイチ使い方がよくわからないし、勝手に飛び込んでくる銀座紹介ムービーがわずらわしい。これは・・・知ってる町で使ってもあまり役立たないかも。逆に、観光客の方とか、まったくその町を知らない人には有効かもなぁ。

1時間程度でリタイアして機器の返却へ。アンケートに回答しました。上記の動作がイマイチだったことや、そもそも専用端末がわずらわしいということを不満として書きました。同じことを携帯でもできる気がするし、そうなるとこの技術のアドバンテージが謎だと感じました。

ちなみに西新宿も実験エリアです。銀座-西新宿の移動もUCでガイドされるようになってます。あと、六本木ミッドタウンと上野動物園で、一世代前の同じ機器がガイドとして導入されており、実際に使えるそうです。

実験は3月6日までやってるそうなので、ご興味のある方はどうぞ。私はアンケートに答えたら東京オリンピック誘致の非売品ピンズをもらいましたよ(笑)。

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