「2020年問題」をご存知ですか

   

数日前のランチの話題。「2020年問題」をご存知ですか?私は知らなかったのですが、実際日本ではあまり知られていない問題のようです。

ネットでいろいろ得た情報を端的にまとめると、人口増加による食料、資源、エネルギーの不足の問題、そしてそれらが地球規模の混乱を引き起こすという予想があるそうです。資源の減少と人口の増加をグラフ化したとき、両者の交差点が2020年であり、文明の成長の限界とも呼ばれているそうです。

生きるための資源がないのに人だけが増えたらどうなるか。食料、資源を持つ国は自国を守るためにそれらを外に出さなくなるかもしれない。自分たちの生活を守るため、急激に成長した新興国を武力で押さえつけるかもしれない。奪い合いによる地球規模の戦争が起き、人類が今まで経験したことのないような大規模な混乱が生じるかもしれないというのです。



また、太陽の周期活動により、地球は温暖化ではなく寒冷化するというトピックも同時に扱われていました。寒冷化すると人口の移動が起こり、これまた紛争や戦争のタネになるというのです。

この問題に対して、ヨーロッパではすでに国家的プログラムが動いているそうです。2020年まであと10年ちょっと。そんな混沌とした予測が立っているにもかかわらず、この問題について日本は無関心で何の取り組みもないらしい。(それが証拠に「2020年問題」を知らない人が多い。)

・・・あれこれ書きましたが、以上の情報はきちんと書籍を参照したり、人の話を聞いたわけではなく、検索した情報のつぎはぎです。

私はこの話を聞いて、昨今のエコブームが小さなことに思えてきました。そして、すぐそこにある危機に対する危機感がとんでもなく欠けているのではないかと。ポリ袋を布袋に変える、リサイクル、水・電気・ガスなどのエネルギーの節約。それらは推奨することではなく、義務であり、私たちはその先にあるもっと大きな問題が見えていないのではないかと。

変に扇動するつもりはないのですが、日本に自活するだけのエネルギーや、食料すらないことはずっと前から散々言われていることです。小学校の社会科でも習いました。以前にも同様のことを書きましたが、そんな状況を、大人たちはもちろん、今の子供たちは知るだけでなく体感すべきではないかと思うのです。エネルギーや食料が今より不十分な生活。明日からやれと言われたらきついけれど、自覚を持って徐々にだったら強い拒否感もないと思うのです。いや、やっぱりそんなレベルの話じゃないかな・・・。もっと、もっと大きな問題に思えて仕方がない。

なにか、考えすぎるとすごい恐怖感に襲われるので、とにかく今すべきこととかをダイナミックに指導して欲しい。首相がごろごろ変わっている場合じゃないよ。。。

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