<旅メモ>2/18:名古屋(1)・・・歴史民族資料館 with トラブルズ
京都から名古屋は「のぞみ」で30分くらいなので、朝はゆっくりしました。京都駅のホームで牛乳飲みながら新聞を広げ、オヤジのような格好で電車を待ちました。「のぞみ」に乗って11時23分に名古屋駅到着。
名古屋は、ただいま名古屋に単身赴任中のトリプルH氏に案内をお願いしていました。しかし、昨晩到着時間を伝えておいたにも関わらず、駅にトリプルH氏の姿はなく、電話も通じません…。しばらくしてコールバックがあり、約束は12時ではなかったかという話に。確かに以前12時ごろに着くとは伝えましたが、昨晩11時23分に着くって連絡したのに…。関係の希薄さが露呈(笑)。35分ほど名古屋駅前で「どうぶつの森」をやって時間をつぶしました…。
12時に合流して、早速最初の目的地「北名古屋市歴史民族資料館」に向かいます。赤くてレトロなかわいい名鉄「犬山線」に10分ほど乗って「西春」駅へ。ここでトリプルH氏に朝から何も食べてないと訴えられ、まずは駅付設スーパーの喫茶店でお茶です。
しかし、ここで大変なことに気づきました…
荷物を一つ、電車に置いてきてしまったーー!!
トリプルH一家(本人、奥さん、飼いネコ)への貢物(手紙やお土産など)がつまった手提げ…がががーん!
あまりこういう落し物をしないので、犯してしまうと非常に打たれ弱い(笑)。すぐにでも駅に飛んで行って駅員に伝えたかったのですが、目の前のお茶(ゆずカルピスとゆずミルク)を飲んでから、ということに。その間「ぼくはキャッシュカードを落として、もっと困ったことがある」という、慰めになりそうでならないトリプルH氏の不幸話を聞かされました。
がっくり肩を落として西春駅の駅員のもとへ。乗った電車や場所、荷物の形状などを伝え、見つかったら携帯に連絡をもらう約束をしました。駅に連絡をしても見つからなかったら、もう、諦めるしかありません。駅員に伝えたことで腹が据わり、ここでようやく気持ちも前向きになりました。いよいよ民族資料館に向かいます。
資料館は駅から徒歩25分。ちょっと遠いですが、トリプルH氏の「タクシーに」という訴えを退け、歩くことにしました。
しかし、ここでまた私はミスを犯しました。
駅の出口を間違えたのです。しばらく歩いて市民に聞いて間違いに気づき、振りだし(駅)へ。駅の反対側に出たものの、地図がシンプルすぎてまたもや道を間違えて大幅な疲労と時間ロスが出ました…。わたし、すごい方向音痴!ご、ごめんなさい!…トリプルH氏に平謝りです…。
資料館に向かう途中、駅から荷物が見つかったとの電話が!わー!よかった…。帰りに駅でピックアップして行くことになりました。
トリプルH氏のイケてない同僚の話を延々と聞きながら、30分ほどでようやく「北名古屋市歴史民族資料館」に到着です。ネットで見つけて以前から来たいと思ってました。
ここは昭和30年代を中心とした昭和生活資料の展示があります。町並みや家の中、庭先を再現したものや、生活雑貨の数々を大量に展示しています。館内は意外と広く、展示物も豊富です。昭和30~40年はまだ生まれてないので、懐かしいというよりレトロな新しいものに見えます。
しかし、トリプルH氏には子供時代に馴染んだものが数々あったようで、「懐かしい!」とあちこちで叫びながら解説をしてくれました。洗濯機はあったものの、日常的な自分の服は洗濯板で洗ったとか、トイレが汲み取り式だったのでうじ虫が足に這い上がってきて、虫除けにスプレーを使っただとか…。挙句の果てには子供の頃、近所の床屋が火事になって夜逃げしたという悲しい話までしてました。
10歳違いなのに、このジェネレーション・ギャップはなんでしょう?洗濯板は知ってますが、使ったことないよ。地域性もあると思いますが、まるで親の世代の話を聞いているかのようでした。面白かったです。
資料館を出て駅に向かう道でも、また道を間違えそうになりました(トリプルH氏が軌道修正)。わたし、一人で来てたら路頭に迷ってましたね。確実に…。すみません…。
「西春」駅で無事に荷物を受け取り、名古屋に戻りました。
次はお地蔵さんを観に行きます。
※資料館往復であった3つのトラブル:
1)待ち合わせ時間の間違い
2)荷物の置き忘れ
3)道を間違える