シンガポールの「Ming Chiang Kueh」と愛知の「大あんまき」が似ているよ
シンガポールのホーカー(屋台)で餡入りパンケーキのお店をよく見ます。「Ming Chiang Kueh」という名前らしい。YouTubeで作り方を発見。また、「Apam balik」と言う名前でWikiに出てました。東南アジアでメジャーなお菓子のようです。
この「Ming Chiang Kueh」を初めて見たとき、すぐに頭に浮かんだのが愛知の藤田屋「大あんまき」(あんまきについてはこちら)。私は「大あんまき」のあんこはもちろん、チーズ味がすごく好きなんです。この「Ming Chiang Kueh」が「大あんまき」みたいな味なら食べてみたいと思いつつ、甘々で重たいのを警戒して手を出せないでいました。
それが先日、Jollibeanという豆乳スイーツを扱うお店で手軽な「Ming Chiang Kueh」風パンケーキを発見。2つ折りではなく、生地と餡を小さくくるくる巻いて、しかも味をミックスしたものがパックになっていて2.6ドル。味(餡)はレッドビーン(あんこ)、ピーナツ、チーズの3種類です。恐る恐る食べてみたら、恐れていたほど甘くない!…というか、皮部分はほぼ甘み無し。餡も甘すぎないし、くるくる巻きのせいか皮も薄めで食べやすいです。
レッドビーンは餡子なんですが、日本で食べる餡子と風味が違います。ちょっと胡麻ペーストっぽいかな。ピーナツは塩味が強くてじゃりじゃり。この食感がいいです。チーズは子供のころ食べたプロセスチーズのような味で、パンケーキとの組み合わせはチーズドックみたいです。「大あんまき」のチーズはクリームチーズっぽくて酸味があり、餡子と一緒になっているのが絶妙なので、その味ではありませんでしたが、これはこれで美味しかったです。
「Ming Chiang Kueh」とJollibeanのパンケーキがまったく同じものかは未検証ですが、「大あんまき」と比べて、どちらも美味しいです。小腹が空いてたらまた買っちゃいそう。