じゃあ、海外赴任:アブダビ駐妻さんに会う
昨日、実家の知り合いでアブダビに駐在しているご夫妻と話す機会がありました。ご主人の仕事でアブダビ赴任→奥様妊娠→お母さんが現地にヘルプ→奥様出産のため一時帰国…という話はちらちら聞いていたのですが、直接話す貴重な機会に恵まれました。
アブダビなんてシンガポールよりずっと大変そう…と思っていましたが、やはりあらゆる点で大変そうでした。シンガポールと共通点が多いのですが、似た状況でありつつもシンガポールより「難易度」が高そうです。
●家賃が高い
シンガポールで外国人が住むコンドミニアムは家賃月30~50万くらいで、東京に比べてだいぶ高いのですが、アブダビはもっと高いらしいです。ご夫婦が住むマンションはなんと80万!!全額会社負担とはいえ、お給料より家賃が高いそうです。ちなみに我が家は家賃補助がなく、30万も出せないので不動産探しに苦労しています…。
●蒸し暑い
気温は40~50度。乾燥していると思いきや、海が近くて時期によっては湿度は90%を超えるそうです。ただ、マンション内は空調が整っていて部屋の中で洗濯物が十分乾くとか。基本、皆さん外は出歩かないそうで、移動も車やタクシーだそうです。(タクシーは初乗り90円くらい!)
●新鮮な野菜がない
自国で野菜類が作れないらしく、ヨーロッパからなどの輸入が主。なので新鮮な野菜の入手が困難だそうです。まれに元気な葉物野菜を見かけると値段気にせず買っちゃうそうです。シンガポールも似た状況だって聞いています。ちなみにアブダビでは輸入納豆が冷凍で3倍くらいの値段で売っているとか…。
…そのほか、お昼休みがないとか、豚肉は専門店に行かないと買えないので買い物が一度に済まないとか、産婦人科の先生はイギリス人で検査は毎回ご主人が同行して通訳をしたとか、シンガポールより大変そうな点がいくつもありました。(シンガポールは日本人のお医者さんが結構います。というか、日本人クリニックがいくつかあります。)
私、2年くらいのシンガポール赴任でへこんでる場合じゃありません。いろいろ大変そうなのに、明るくあっけらかんと話す奥様に大変勇気づけられました。出国前にとてもいい機会に恵まれました。