雇用不安の話
地震のあと割と早い段階で、自動車工場などで派遣切りや雇止めが起きているという話を人から聞きました。東日本の話ではなく九州の話です。そして今日、ビジネス誌のWebでも、震災後の雇用不安はリーマンショック後以上かもしれないという記事を読みました。
物事は心配しすぎてもいけないし、楽観的過ぎてもいけない。私はこのじわじわと流れ始めた「雇用不安」について今まさに気持ちを定めきれていない感じです。何もしないでこのままでいいとは思わないし、かといてどう動いたら生き残れるのかがわからない。
私の勤務先はもともと経営が芳しくなかった矢先にこの震災です。世間の景気から遅行するのでタイムラグはありますが、必ず影響を受けるだろう業界です。去年やった希望退職募集を今年もやるかもしれない。場合によっては肩たたきもあるかもしれない。(去年もあったとかないとか噂だけありましたが…。)いずれにしても必ずしがみ続けられるとは思ってません。
この雇用不安に対する対策について、識者の人たちはそれぞれの立場でいろいろ言うけれど、私はヘッドハンティングを受けるようなハイスキルな人たちのコメントは見ていて心に響きません。まぁ、立場が違うので、その人たちが努力してそのスキルを手に入れたとしても、安全な場所から物を言われているような気がするし、何よりも自己責任を問われているようで辛いのです。自己責任はあります。でも、すべてじゃないし。誰か、似たような立場の人や似た経歴を持つ人からのアドバイスが欲しいです。
そんなわけで、しばらくもやもやとした気持ちが続きそうです…。