手作りのスノースキン月餅を食べました
思いがけず半月もブログを放置してしまいました。この頃、夫リサが毎週末遊びに連れて行ってくれて、シンガポール田舎暮らしもちょっと潤っています。子どもみたいなことを言って恥ずかしいですが、ずっと地元に引きこもっていると視野も狭くなる、なんて気づきがありました。
さて、今週水曜日はいよいよ中秋節です。それに合わせてここ2週間ほど、シンガポールでは月餅交換が激しかったようです。リサが会社で食べた月餅の写真を送ってきたりしてました。
前々回に下記の記事で書いたように、シンガポールの月餅は伝統的な焼いたタイプの月餅と、ここ数年はやり始めたスノースキンタイプの2種類がメジャーです。
→プチサイズ月餅! 私にはポークジャーキーの美珍香(BEE CHENG HIANG)の月餅がベスト
私はこのローカルな月餅交換の習慣には縁がないので、「もし有名ホテルのスノースキンもらったら食べたい!」とリサにお願いしてました。ですが、スノースキンは要冷蔵のため、基本的に会社の手土産にはしないらしく、結局焼きタイプを会社でみんなで分けて食べたそうです。
有名どころだとフラトン・ホテルの月餅をもらったそうです。「f」のマークがフェイスブックみたい、と写真を送ってきました。本当だ……。
で、私がスノースキンにご執心と思ったリサが、なんとスノースキン月餅を買ってきました。どこのスノースキンを買ってきたと思ったらなんと……
会社の人が自分が作ったものを売っているとことでした。
社内で手作りお菓子を売る人がいるなんて衝撃的でした。個人的に突っ込みたい点が2点ほどありますが、ここでは書きません(笑)。しかも、作ったのはお局様で、その子分が社内で売り歩いているそうです。そのエピソードだけでお腹いっぱいになりそうな月餅です。
お値段なんですが、9個で15ドルでした。高くも安くもない値段設定です。同僚と3人で一緒に買ったそうなので、3つ5ドルで済みました。
見た目は本格的。それっぽい型でかっこよく成形されています。
中には餡とナッツが入っていました。
味は、結構おいしかったです。シンガポールの方が作ったものとしてはだいぶ甘さ控えめでした。ナッツもいいアクセントになっていて、餡をしつこく感じることなく食べきることができます。
ただ、外の皮は少し苦手でした。和菓子の材料に疎いので何なのか分からないのですが、求肥のようなもちもちしたものではなく、ちょっと粉っぽくて匂いがあるものでした。スノースキンの皮は求肥に限らないのかもしれません。
また買うかと言えば遠慮したいですが……ネタとしては面白い経験でした。そして、こんな私も人気のラッフルズホテルのスノースキン月餅とか、本当は一度食べてみたいと思っています。しかし値段がほんと、、です。